「デスノート」東京公演で石井一孝が復帰、浦井健治「より団結したカンパニーに」

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2017.9.2
「デスノート THE MUSICAL」再演 公開ゲネプロより。舞台手前から浦井健治演じる夜神月、石井一孝演じるリューク。(撮影:阿部高之)

「デスノート THE MUSICAL」再演 公開ゲネプロより。舞台手前から浦井健治演じる夜神月、石井一孝演じるリューク。(撮影:阿部高之)

「デスノート THE MUSICAL」の東京公演が、新国立劇場 中劇場にて明日9月2日に開幕。これに先がけて本日9月1日に囲み取材と公開ゲネプロが行われた。

囲み取材には夜神月役をWキャストで演じる浦井健治と柿澤勇人、L役の小池徹平が登壇。浦井は東京公演に向け「富山、台湾、大阪と来て、いよいよ新国立劇場です。千秋楽まで誰1人欠けることなく、お客様の力をお借りしてやっていけたらと思います」と述べる。柿澤は「僕たち3人は初演から参加していますが、やはり舞台なので、これまでアクシデントもありました。それがいい経験となり最高のカンパニーに仕上がったので、早く観ていただきたいです」と感慨深げに述べる。小池は「最後が東京公演というのも初めての経験ですが、落ち着いてゲネプロを迎えられています。積み重ねてきたものを出せる東京初日にしたいです」と意気込みを語った。

7月に行われた台湾公演について浦井は「お客様が熱狂的で、カーテンコールでも叫び声が聞こえてきました」と振り返る。柿澤が「お客さんから黄色い声援が送られて、アイドルになったような気持ちでした」と笑顔を見せると、すかさず小池は「(柿澤が)裏でずっとニヤニヤしてました」と明かし、記者たちの笑いを誘った。

リューク役の石井一孝が、体調不良により大阪公演を休演し、今回の東京公演から復帰することについて小池は「昨日もゲネをやりまして、カズさん(石井)は、安心感のあるどっしりしたお芝居をされていました。お客様にはとにかく楽しんでいただきたいです」と力強くコメント。浦井は「代役でアンサンブルの俵和也さんが素晴らしいリュークを演じてくれました。(石井の休演を経て)一丸となってより団結したカンパニーになったと思います」と語る。続けて「カズさんは(休演中に)常にみんなに『早く戻りたい』という思いを投げかけてくださっていました。俵さんが『カズさんの思いを受け取って、“バトン”を返すまでが仕事だ』と言っていたのが印象深いです」とエピソードを明かした。

柿澤は小池について「初演から一緒なので、芝居中に目が合うと安心するんです。劇中では殺し合う役ですが、プライベートでは愛し合ってます」と仲の良さをアピールした。対する小池は「1日に2回、2人の夜神月と対峙する日もありますが、私生活でも舞台上でもパワフルな2人の相手ができて、すごく楽しいです」と笑顔。最後に小池は「1枚の板の上での集約された『デスノート』で、テンポもいいですし、とにかく勢いと熱量のある作品です。劇場でしか体感できない『デスノート』をぜひお楽しみに」と締めくくった。

「デスノート THE MUSICAL」は、大場つぐみと小畑健によるマンガ「DEATH NOTE」を原作とし、2015年に日本と韓国で上演。死神・リュークが退屈しのぎのために人間界に落とした“名前を書かれると死ぬ・デスノート”を成績優秀な高校生・夜神月が拾う場面から物語が始まる。月は試しに幼稚園に立てこもった誘拐犯の名前をノートに書く。すると、その誘拐犯は心臓発作で息絶えたのだった。

デスノートの効果を知った月は、犯罪のない世界を作るため犯罪者の名前を次々とノートに書き、粛清を始める。世界中の犯罪者が不可解な死を遂げる事件が相次ぎ、インターネット上では犯人を“キラ”と呼んでまつりあげる。キラの手がかりがつかめない警察のもとに、ある日、あらゆる難事件を解決してきた謎の名探偵・Lが現れ捜査を開始する。

公開ゲネプロで月役を演じた浦井は、表では優等生、裏では“新世界の神”を気取りながら自らの基準で犯罪者に手をかける二面性を見事に演じ分ける。小池は、驚異的な頭脳で月を追い詰めていくLを飄々と演じながら、「絶対に犯人を逮捕する」という信念を貫くLを熱演。また石井は休演のブランクを感じさせない悠々とした演技で、コミカルかつ奇っ怪なリュークを表現した。「デスノート THE MUSICAL」東京公演は、9月24日まで。

「デスノート THE MUSICAL」再演

2017年6月24日(土)・25日(日)※公演終了
富山県 オーバード・ホール

2017年7月21日(金)~23日(日)※公演終了
台湾 臺中國家歌劇院 大劇院

2017年8月19日(土)~21日(月)※公演終了
大阪府 梅田芸術劇場 メインホール

2017年9月2日(土)~24日(日)
東京都 新国立劇場 中劇場

原作:「DEATH NOTE」(集英社ジャンプコミックス)
脚本:アイヴァン・メンチェル
演出:栗山民也
音楽:フランク・ワイルドホーン
歌詞:ジャック・マーフィー

キャスト

夜神月:浦井健治 / 柿澤勇人
L:小池徹平
弥海砂:唯月ふうか
夜神粧裕:高橋果鈴(※高の字ははしごだかが正式表記)
レム:濱田めぐみ
リューク:石井一孝
夜神総一郎:別所哲也

松原剛志、麻田キョウヤ、安部誠司、荒木栄人、岩橋大、上野聖太、管谷孝介、俵和也、遠山裕介、西野誠、安福毅、井上陽子、今泉由香、岡本華奈、河合篤子、栗山絵美、琴音和葉、斉藤綾香、森実友紀、吉田玲菜

ステージナタリー
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