突然の死から12年、エリオット・スミスの記録映像の日本版が登場
エリオット・スミスのドキュメンタリー映像作品『エリオット・スミス / ヘヴン・アドアーズ・ユー ~ドキュメンタリー・オブ・エリオット・スミス』が、10月21日にリリースされる。
2003年に34歳で逝去したシンガーソングライターのエリオット・スミス。Heatmiserのメンバーとして活動する傍ら、1994年にソロデビューを果たしたスミスは、ガス・ヴァン・サント監督による1997年の映画『グッド・ウィル・ハンティング』に提供した楽曲“Miss Misery”が『アカデミー賞』歌曲賞にノミネートされたことで注目を集めた。2003年に急死した後も未発表音源がリリースされている。
『エリオット・スミス / ヘヴン・アドアーズ・ユー ~ドキュメンタリー・オブ・エリオット・スミス』は、昨年の『サンフランシスコ国際映画祭』で初公開されたドキュメンタリー映画。妹のアシュリー・ウェルチ、スミスを支え続けたジョアンナ・ボルム、『Either/Or』『XO』の共同プロデュースを手掛けたロブ・シュナッフらのインタビューに加えて、未発表音源やレア映像などを織り交ぜながら、スミスの音楽人生を振り返る。
スミスの命日にリリースされるDVDの日本版には、特典映像として1時間におよぶテーマ別インタビュー集を収録。歌詞の分析やジャケット撮影の秘話、1994年にHeatmiserのメンバーとして受けたインタビューなど、様々な角度からスミスの実像に迫っている。