『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』公開記念で日本刀“来人勢刃”(ライトセーバー)を製作 「ライトセーバーと関鍛冶」展が開催へ
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二十五代藤原兼房刀匠
10月6日(金)から10月29日(日)の期間、映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』の公開を記念して、岐阜県関市の関鍛冶伝承館にて、「ライトセーバーと関鍛冶」展が開催される。同展の目玉として、ライトセーバーをモチーフにした日本刀“来人勢刃”(ライトセーバー)の製作・展示が行われることも決定している。
『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』はスペース・オペラ『スター・ウォーズ』シリーズの第8作目にあたる最新作であり、一昨年2015年に公開された『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の続編。『フォースの覚醒』で主人公・レイ(デイジー・リドリー)がルーク・スカイウォーカー(マーク・ハミル)との出会いを果たしたのちの物語が描かれる。
「ライトセーバーと関鍛冶」展は、10月7日(土)、8日(日)に開催される『第50回岐阜県関市刃物まつり』と、 『スター・ウォーズ』シリーズ最新作『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』が12月15日(金)に公開されることを記念したもの。同展では、二十五代・二十六代藤原兼房刀匠が製作した、主人公・レイのライトセーバーをモチーフにした日本刀“来人勢刃”(ライトセーバー)の展示のほか、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』のビジュアルやストームトルーパーの実寸大フィギュアなどを鑑賞することができる。また、フォトスポットも設置し、『スター・ウォーズ』の世界観にどっぷりと浸ることが出来る。
二十六代藤原兼房刀匠
二十五代藤原兼房刀匠
来人勢刃は、室町時代から続く刀匠名「藤原兼房」の名を引き継ぐ二十五代目の加藤賀津雄(かつお)氏と、 二十六代目の正文実(まさふみ)氏が700余年の歴史と伝統をもつ関鍛冶の技術を「スター・ウォーズ」シリーズの象徴的なアイテムであるライトセーバーに融合させ、 魂を込めて製作。日本刀の軽量化のために彫られる樋に、青色の塗料を流し込むことで、ジェダイのライトセーバーの光刃を表現したほか、持ち手部分も忠実に再現しているという。また、「来人勢刃」という名前は、「ライトセーバーと関鍛冶」展に多くの人が来ることで、関市の誇る日本刀文化がさらに広がり、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』が大ヒットしてほしいという願いを込めて付けられた。
多くの日本文化の影響を受けていると言われる『スター・ウォーズ』の象徴的なアイテム・ライトセーバーは、日本刀とどのような形で融合するのか。
「日本一の刃物のまち」と呼ばれる関市は、岐阜市に隣接し、名古屋市から約40kmの距離にあるまち。 関での日本刀作りは、今から約700年前、九州の刀匠元重が関へ移り住んで始まったと言われている。刀匠の中でも、孫六兼元や和泉守兼定が有名だ。関市では、日本刀で培った伝統技術を生かして、包丁、ポケットナイフ、鋏、キッチンナイフ、爪切り、カミソリ、洋食器、アウトドアナイフなどが作られ、国内だけでなく、アメリカ、ヨーロッパを始め世界各国に輸出された。結果、関市はドイツのゾーリンゲン・イギリスのシェフィールドと並び“刃物の3S”に数えられる世界有数の刃物産地へと成長したという。 さまざまな名刀は、関鍛冶伝承館で展示を鑑賞することが出来る。
映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』は、12月15日(金)全国公開。
日程:2017年10月6日(金)~10月29日(日)
開催時間:9:00~16:30(入館は閉館の30分前まで)
※10月6日(金)のみ、 14:30~16:30
無料
※常設展示スペースのみ有料 大人/300円、 高校生/200円、 小・中学生/100円(20名以上の場合団体割引あり)
・ライトセーバーをイメージした日本刀「来人勢刃」(本体、 デザイン原画、 デザインデータ)
・『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』ビジュアル(キャラクター、 メインビジュアル、 予告映像など)
・ストームトルーパー実寸大フィギュア
・『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』フォトスポット
共催:『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』中部地区PR事務局(BVコミュニケーションズ株式会社内)
後援:関市刃物まつり実行委員会/関伝日本刀鍛錬技術保存会/岐阜県関刃物産業連合会/関商工会議所/一般社団法人関市観光協会/協同組合せき商連/関市教育委員会
第50回刃物まつり記念事業ガイド:http://seki-hamono.jp/50th/index.html
監督・脚本:ライアン・ジョンソン
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
公式サイト:http://starwars.disney.co.jp/
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