2015年秋はアニメが大暴れ!? 原作付きアニメの注目作を紹介

コラム
2015.9.27
 © 武論尊・原哲夫/NSP1983,© イチゴ味2015 © 行徒妹・河田雄志 2013, © 武論尊・原哲夫/NSP 1983

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往年の名作が多数復活する秋アニメ

夏アニメも大詰めを迎え秋アニメが始まる3ヶ月に1回の出会いと別れの季節がまたやって来ました。私個人としましては夏アニメだけでなく、私がここまで生きていた生涯の中で1位2位を争うほど好きな作品である「のんのんびより」が終わってしまうことに悲しみを感じずにはいられませんが、来期にも癒し系日常アニメの「ご注文はうさぎですか? 2期」や「ゆるゆり 3期」などが放映される予定ですので、それで精神の安定を図りたいと思っています。

その他にも、来期は「ルパン三世」や「おそまつさん」、「金田一少年の事件簿R」など、かつて放映されていた名作の奇跡の復活を遂げていたり、大人気ロボットアニメ「蒼穹のファフナー EXODUS 2期」やガンダムシリーズ最新作「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」などの注目作が目白押しで、大豊作な秋アニメ期間になりそうです。

そんな中で今回は2015年秋アニメの中で続編をのぞいたタイトルから注目の作品を紹介します。

原作者からもクレームという名の激励が届いた「北斗の拳 イチゴ味」

© 武論尊・原哲夫/NSP1983,© イチゴ味2015 © 行徒妹・河田雄志 2013, © 武論尊・原哲夫/NSP 1983

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ストーリー

禁断の原哲夫画風で北斗ギャグ!! あの聖帝サウザーがキレる!!デレる!!省みる!?ケンシロウと仲良くなる方法を考えたり、宴会芸を披露したり、時に五車星と遊んだり…と、とにかく楽しそうな聖帝様が満載!!

(北斗の拳 イチゴ味 マンガ公式サイトより引用)

主人公のサウザーが友達を欲しがるお調子者になっていたり、シンが過剰にケンシロウに想いを寄せていたりととにかくキャラクターの壊れっぷりがすさまじい作品です。また、本作はサウザー対ケンシロウ戦での秘孔をつかれたシーンを気合の宴会芸でのり切ろうとしたり、シュウの処刑シーンをくすぐりで代用した結果、サウザーも巻き込まれたりと、積極的に名シーンを台無しにしていくスタイルをとっています。また、原作ではほぼモブキャラだった者達にも時折スポットが当たることもが特徴で、特に原作でモブキャラとして背景にいるターバンをまとった少年(通称ターバンのガキ)がここまで強者として描かれているのは、数ある北斗作品の中でもこの作品くらいでしょう。

本作の原作者である河田雄二さんはこれ以外にも行徒・行徒妹と組んで「学園革命伝 ミツルギ」や「くのいち1年生」といった作品を出しています。それらの作品に共通して言えることが、どれも人間として大切な何かをかけてしまい、割と悲しいことになっている人が多く描かれた作品が多いです。イチゴ味にもその河田節が随所に現れており、とても世紀末の時代を生きる男たちとは思えない情けない一面がかなり表に出てきています。そんな、少し人間味のある面白くも少し切ない北斗キャラクターが世紀末の時代を生きるのが、本作イチゴ味という作品です。

このように、本作は北斗世界のキャラクターを使って全力で遊んでいる作品ですので、北斗の世界観を破壊されたくない人にはオススメできませんが、原作ファンでそれを許容できる人にはパロディ系ギャグ漫画としてオススメ出来る作品です。原作未視聴の方でも楽しむことは出来ますが、やはりパロディ部分も多いため知っていたほうが楽しめるでしょう。私はラオウ編までしか原作を知らなかったため、3巻位から若干ネタがわからなくなっていたので、これを気に原作の続きを読んでいるところです。

連載終了から奇跡のアニメ化を果たした大暴れコメディ「不思議なソメラちゃん」

© ちょぼらうにょぽみ/一迅社・野乃本魔法拳道場2015

© ちょぼらうにょぽみ/一迅社・野乃本魔法拳道場2015

ストーリー

野乃本ソメラは無敵の「野乃本魔法拳」の使い手にして最強のニート。
妹のククルや友人の雫らの迷惑を省みず、
目先の欲望と生活費のために無い頭を捻って暴れ回る!

(不思議なソメラちゃん アニメ公式サイトより引用)

本作はあの不条理系大暴れギャグコメディ「あいまいみー」でおなじみのちょぼらうにょぽみが、それ以前に連載していた4コママンガです。野乃元魔法拳の使い手であるソメラが、その魔法拳を駆使して大暴れ、妹のククルや周囲がそれに苦心するギャグマンガという設定が序盤にはあったのですが、その設定は何処に消え、最終的にククル以外の登場人物が人間性を大きく悪い方向にこじらせてしまい、醜い争いを繰り広げる人間性崩壊不条理系ギャグコメディになった作品です。どれほど不条理かというと、何の説明もなしにいきなり頭からラッコや某映画監督が登場したり、機関車に変形したりします。あいまいみーを視聴済みの方向けに紹介するとツッコミ兼被害者役だった愛がツッコミ役と被害者役の2人に分裂した作品と言えるでしょうか。

このように本作は、かなり視聴者置いてけぼりながら、その不条理な作風がコアなファン層を獲得した「あいまいみー」のテイストを持った不条理ギャグマンガですので、あいまいみーが好きだった人には問題なく受け入れられる作品でしょう。また、まだ未視聴の方はぜひ一度見ていただき、新しい扉を開いてみて欲しいと思います。ちなみに本作のPVや原作中では露骨にブロガーの人に紹介して欲しいアピールをしていたので、自分も1ファンとしてここはブログではないですが紹介させていただきました。

 

頼られることが好きな心優しい少女の日常を描いた「小森さんは断れない」

© HOUBUNSHA

© HOUBUNSHA

ストーリー

優しすぎてNOと言えない、女子中学生・小森しゅり(14)。 頼み事をこなすウチに、すごい能力が身に付いて!? Webコミック界の雄『ピーチボーイリバーサイド』のクール教信者、 商業誌初の連載がコミックス化!

(小森さんは断れない マンガ公式サイトより引用)

最後に紹介する作品は、体の大きな頼りになるオーラ全開の少女小森しゅりの日常を描いた作品「小森さんは断れない」です。本作は基本的には人の頼みを断れない、でもそもそも人に頼られるのが好きな心優しい少女しゅりや、その周囲にいる友人との交流を見て和む日常系作品です。ですが、友人の少女の悩みを聞きつつ、しゅり自身も人とのつながりで生きていることを再確認する思春期特有の心の移ろいを楽しむ人情劇を楽しめる作品にもなっています。原作では中盤からはラブコメ要素も入ってくるため、さらに人情劇要素も強くなっているわけですが、アニメでどこまでやるのかは現在のところわからないため、アニメが日常か人情劇どちらを主軸においてくるかが注目の作品です。

ここまで個人的にオススメしたい作品を3つあげましたが、中に皆さんが注目している作品はありましたか? これ以外にも秋アニメはかなり豊作だと思われるので、今後が楽しみです。

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