【八王子天狗祭クイックレポ】175R 甦ったレジェンドがハチテンでアンセム連発!
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八王子天狗祭【天狗ステージ】 175R
「一緒に歌える人は、一緒に声出して歌って! 『ハッピーライフ』!」
とSHOGOが1曲目のタイトルを告げると、わあっと歓声が上がる。サビでSHOGOがフロアにマイクを預けると、大シンガロングが返ってくる。続いて、今年4月リリースの復活ニュー・アルバム『GET UP YOUTH!』からファスト&ラウドな「ROMAN ROAD」、さらに超速の「YOUR SONG」(15年前の1stアルバム収録曲)へ──1曲目、2曲目、3曲目と、テンションが上がり放題上がっていくオープニングだった。
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「今日のこのイベント、俺たちがいちばん歳上なんじゃないかなと。ついに来たなと。けっこう俺たち、昔いろんなイベントに若いイメージで出てたので……あっという間だなと」と、SHOGO。確かに当時、どこへ行っても最年少なイメージ、ありました。
そして、昔はテレビとかで「『175R』、読めますか?」とパネルを出されて、読めないとおじさんだ、という扱いだったけど、今は読める人の方がおじさんかも──という自虐ネタで笑わせる。
しかし、次の「夏のマボロシ」に入ると、かつてと変わらぬ「速さ」「激しさ」に、かつてはなかった「重さ」の加わった音で、オーディエンスをガンガン揺らせ、跳ばせていく。
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みんなに「天狗コール」を求めてからの「Party」を経て、「GLORY DAYS」でクラウドサーフで呼び起こし、そしてラストは、「俺の青春を歌った歌です。今日呼んでくれたグッドモーニングアメリカに捧げます」というSHOGOの言葉からの「空に唄えば」。
「ハッピーライフ」と並ぶこのアンセムに、フロアは1曲目以上の大歓声と大合唱で応える。終始、圧巻のステージだった。
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なお、フロアの前の方は、モッシュやサークルモッシュやジャンプやクラウドサーフなどで、それはもうエラいことになっていましたが、後ろの方でもひときわ激しくジャンプしまくり踊りまくっている集団がいました。その真ん中にはバスガイド姿のたなしんが。自分の出番まで体力保つんだろうか、この人。と、ちょっと心配になりました。
取材・文=兵庫慎司 撮影=白石 達也
1. ハッピーライフ
2. ROMAN ROAD
3. YOUR SONG
4. 夏のマボロシ
5. Party
6. GLORY DAYS
7. 空に唄えば