東京ステーションギャラリーが初のコレクション展を開催 展示構成を“鉄道の一路線”にみたてる
中村岳陵《驀進》1943年
『鉄道絵画発→ピカソ行 コレクションのドア、ひらきます』が、2017年12月16日(土)~2018年2月12日(月・祝)にかけて、東京ステーションギャラリーにて開催される。
本展は東京ステーションギャラリーによる初のコレクション展。日本の現代アーティストを中心に、約60名の作家による約100点の作品が出品される。日本画、洋画、写真、資料などバラエティに富んだ展示内容となる。なお、本展ではテーマの展開を鉄道の一路線にみたてている。始発駅は〈鉄道絵画〉、次いで〈都市と郊外〉、〈人〉、〈抽象〉、終点の〈ピカソ〉に至るという構成で、コレクションを公開する(会期中展示替えあり)。
出品予定作家/61名
相笠昌義、阿部金剛、阿部展也、池田光弘、イケムラレイコ、遠藤彰子、大岩オスカール、大辻清司、岡本信治郎、小川信治、郭徳俊、加納光於、木村荘八、小林徳三郎、小林正人、斎藤清、斎藤吾朗、坂田一男、櫻田精一、ラインハルト・サビエ、篠原有司男、諏訪敦、曽谷朝絵、辰野登恵子、立石大河亞、谷井俊英、椿貞雄、鄭相和、堂本尚郎、中村岳陵、中村一美、中村宏、夏目麻麦、野田裕示、パブロ・ピカソ、平田実、福王寺法林、福沢一郎、藤浪理恵子、堀浩哉、本城直季、松本陽子、丸山直文、三瀬夏之介、宮崎進、三輪美津子、村井督侍、村瀬恭子、元田久治、元永定正、森村泰昌、藪野健、山口薫、山田純嗣、山本麻友香、横尾忠則、吉田よし人、吉村芳生、李禹煥、渡邊美喜、渡部満
中村宏《車窓篇 TYPE11(ローズマッダー残像)》1982年
元田久治《Indication - Tokyo Station -》2007年
木村荘八《坂の中腹》1918年
さらに会期中には、出品アーティスト、修復家、照明家、元機関士や元ダイヤグラム制作者などによるトークイベントも開催されるとのこと。鉄道に関心のある方も楽しめる展覧会となるだろう。気になる方はぜひ足を運ぼう。
村井督侍《「山手線のフェスティバル」ドキュメンタリー写真》1962年
立石大河亞《アンデスの汽車》1997-98年
松本陽子《光は荒野のなかに輝いているⅠ》1992年
本城直季《small planet tokyo station》2004年 ©Naoki Honjo
イベント情報
鉄道絵画発→ピカソ行
コレクションのドア、ひらきます
コレクションのドア、ひらきます
会期:2017年12月16日(土)~2018年2月12日(月・祝)
会場:東京ステーションギャラリー
休館日:月曜日(1月8日、2月12日は開館)、12月29日(金)~1月1日(月・祝)、1月9日(火)
開館時間:10:00~18:00
※金曜日は20:00まで開館
※入館は閉館の30分前まで
http://www.ejrcf.or.jp/gallery/exhibition/201712_picasso.html
会場:東京ステーションギャラリー
休館日:月曜日(1月8日、2月12日は開館)、12月29日(金)~1月1日(月・祝)、1月9日(火)
開館時間:10:00~18:00
※金曜日は20:00まで開館
※入館は閉館の30分前まで
http://www.ejrcf.or.jp/gallery/exhibition/201712_picasso.html