門外不出の王室コレクション 五大名画の「中」に入り込む—— 『Art Masters:プラド美術館所蔵品VR展』開催中

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2026.3.12
『Art Masters:プラド美術館所蔵品VR展』

『Art Masters:プラド美術館所蔵品VR展』

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“リアル美術館ではできない”アートアドベンチャー

東京タワー 1階 タワーホールAにて開催中の『Art Masters:プラド美術館所蔵品VR展』は、スペイン国立プラド美術館の正式許諾のもと、“門外不出の王室コレクション”から厳選した五大名画の「中」に入り込む、劇場型のイマーシブアート体験だ。

中国・上海では約12万人、アルゼンチンでは約3万人が来場した本シリーズが、世界3か国目として日本で初開催されている。

同展は、従来の美術展の枠を超え、VR × インタラクション × 物語演出を融合した全く新しい形式の展覧会。来場者はVRヘッドセットを装着し、Free Roaming VR(自由歩行型)で大規模空間を歩きながら、名画世界を“旅する”ように巡っていく。絵画の細部を拡大して観察したり、手の動きで画中の要素とインタラクションしたりと、VRならではのアプローチで“名画誕生の秘密”に迫る構成となっている。

『Art Masters:プラド美術館所蔵品VR展』体験イメージ

『Art Masters:プラド美術館所蔵品VR展』体験イメージ

夜の警備員テオに導かれ、名画誕生の秘密を知る旅へ

物語の案内役を務めるのは、プラド美術館を長く見守ってきた夜の警備員テオ。テオに導かれ美術館の中へ入り、やがて名画の「中」へと入っていく旅へ——。美術館の「管理人室」に潜入して隠しステージを発見するなど、鑑賞を“冒険”として体験できる仕掛けも用意されている。

ベラスケス、ルーベンス、ゴヤ——作品に込められた愛、悲劇、狂気、光、美。名画に秘められた誕生の謎が次々と目の前に現れ、全身を包み込む。

テオの部屋(管理人室)

テオの部屋(管理人室)

プラド美術館について

スペイン・マドリードにある国立プラド美術館は、1819年に開館したスペインを代表する美術館。旧スペイン王室コレクションを基盤に、12世紀〜20世紀初頭のヨーロッパ絵画を幅広く所蔵し、ベラスケス、ゴヤ、ボス、ルーベンス、ティツィアーノなどの傑作で世界的に知られている。

今回、史上初めて「館外」に飛び出す5作品がVR空間で新たな生命を得て、観客を時空を超えた旅へと誘う。

本VR展で巡る「5つの名画世界」

本展では、プラド美術館を代表する5つの名画を題材に、作品の“世界の中”へ入り込むストーリー型のVR体験として再構築。高い没入感とインタラクティブ性により、絵画を「見る」から「体験する」へと拡張する。

ブリューゲル/ルーベンス『視覚の寓意』(1617)

ブリューゲル/ルーベンス『視覚の寓意』(1617)

1)『視覚の寓意』(1617/ヤン・ブリューゲル(父)&ピーテル・パウル・ルーベンス) 近代博物館の原型ともいえる初期コレクション文化が鮮やかに再現された“珍品陳列室”の小宇宙。科学装置や観測器具、神話画のミニチュアなど、細部に満ちた空間を歩きながら辿っていく。

ヴェロネーゼ『ヴィーナスとアドニス』(約1580)

ヴェロネーゼ『ヴィーナスとアドニス』(約1580)

2)『ヴィーナスとアドーニス』(約1580/パオロ・ヴェロネーゼ) 愛する者を抱きしめながら迫る運命を見つめるヴィーナス——嵐の前の束の間の静寂。静かで切ない神話の一瞬に入り込み、距離感や空気の密度までを“空間”として体感する。

ベラスケス『ラス・メニーナス』(1656)

ベラスケス『ラス・メニーナス』(1656)

3)『ラス・メニーナス』(1656/ディエゴ・ベラスケス) 「何を見ているのか」「誰が見られているのか」——視線が迷宮化する国宝級の名作。解釈の余地を広げる構図の仕掛けを、歩くように体験しながら“内部”へと誘われていく。

ゴヤ『魔女の安息日』(1819–1823)

ゴヤ『魔女の安息日』(1819–1823)

4)『魔女の安息日』(1819–1823/フランシスコ・ゴヤ) “黒い絵”として知られる壁画シリーズの一つ。老いた画家の孤独と悪夢が潜む暗黒空間に踏み込み、静けさの中で迫る不穏さを距離感として味わう。

ヒエロニムス・ボス『快楽の園』(1490–1500)

ヒエロニムス・ボス『快楽の園』(1490–1500)

5)『快楽の園』(1490–1500/ヒエロニムス・ボス) 物体・人間・動物が融合した奇妙な存在が次々と現れる、異界迷宮。顕微鏡のような細密描写の世界を辿るほどに意味が増殖し、平面の絵画が“体験の迷宮”へと変わっていく。

日本初上陸『Art Masters:プラド美術館所蔵品VR展』東京タワーで開催中!

幻想・神話・寓意・狂気——人類の想像と欲望が交錯する「500年の物語」が、最新VRによって鮮やかに蘇る。

Free Roaming VR(自由歩行型)×インタラクション×物語演出

本展はプラド美術館の正式許諾のもと、Free Roaming VR技術を採用し、多人数・大規模空間での自由移動型VR体験を実現。来場者は360°のVR空間の中で、絵画の細部を拡大して観察、手の動きで画中の要素とインタラクション、プラド美術館の「管理人室」に潜入して隠しステージを発見、名画の世界に「自分自身が入り込む」感覚を体験といった、新たな鑑賞体験を楽しめる。

『Art Masters:プラド美術館所蔵品VR展』

『Art Masters:プラド美術館所蔵品VR展』

『Art Masters:プラド美術館所蔵品VR展』は、東京タワー 1階 タワーホールAにて、2026年4月12日(日)まで開催。はイープラスにて販売中。

イベント情報

『Art Masters:プラド美術館所蔵品VR展』
会場:東京タワー 1階 タワーホールA
開催期間:2025年12月23日(火)~2026年4月12日(日)
営業時間:10:00~21:30(最終入場 21:00)
体験時間:約45分(VR体験30分含む)
料金(税込)
体験:平日 4,000円/休日 4,500円
特典付き体験(イマーシブデジタル記念写真付き):平日 5,000円/休日 5,500円
U35割(次世代アート文化体験支援):2,800円
U18割(若者アート文化体験支援):1,200円 ※大人同伴必須
主催:AquaVision株式会社
制作(プロデューサー):ACCIONA Living & Culture
正式許諾(ライセンサー):スペイン国立プラド美術館
協力:株式会社TOKYO TOWER
後援:駐日スペイン大使館
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