ダイアモンド✡ユカイが帝劇ミュージカルに初登場!
市村正親、駒田一、ダイアモンド✡ユカイ「ミス・サイゴン」
2016年秋上演「ミス・サイゴン」のエンジニア役、発表
2016年秋に帝国劇場にかえってくるミュージカル「ミス・サイゴン」。1992年に帝劇で初演されて以来、幾度の再演を経た本作は、前回2014年の日本全国ツアー公演の千秋楽に、早くも2016年の再演が発表されていた。以降、キャストの発表が今か今かと待たれていたが、このたびその第一弾として、物語のカギを握る狂言周り的役割も兼ねるエンジニア役を市村正親、駒田一、そしてダイアモンド✡ユカイがトリプルキャストで務めることが発表された。
「ミス・サイゴン」は、1970年代のベドナム戦争末期、アメリカ兵とベトナム人少女の出会いと別れを軸に「レ・ミゼラブル」を作り上げたアラン・ブーブリルとクロード=ミッシェル・シェーンベルグによって作られた。美しい音楽、実物大のヘリコプターを飛来させるなどの大掛かりな舞台装置、国と国に引き裂かれる運命にある人々の葛藤と悲劇を壮大なスケールで描き、「生と死」「母子の愛と絆」「理想と悪夢」「戦争と平和」「難民と孤児」など、現代社会にも通じるテーマを数多く含んだ本作は、時代・世代を超えて長く観客から愛され続けた不朽の名作である。
「ミス・サイゴン」
日本初演から演じ続け、誰よりもエンジニア役を知り尽くしている市村は、前回の上演時に急病のため途中降板した悔しさを、今回の出演で見事に晴らしてくれるにちがいない。また前回、市村と共にWキャストを務めていた駒田も、再び市村と、そして同じ役を演じられる喜びを感じているのではないだろうか。
一方、ダイアモンド✡ユカイは、今回帝劇初登場となる。1986年にロックバンド「RED WARRIORS」のボーカルとしてデビュー、以降音楽活動と並行して俳優業もこなし、映画や舞台、TVドラマにも出演してきた彼が、帝国劇場の舞台でどのようなエンジニア役を演じてくれるのか。期待してやまない。
今後、キム役はじめ、キャストの発表が待たれるばかりだ。続報が入り次第お伝えしよう。
日時:2016年秋
会場:帝国劇場
出演:市村正親、駒田一、ダイアモンド✡ユカイ(トリプルキャスト)ほか
公式サイト:http://www.tohostage.com/miss_saigon/