16歳の女優・山田杏奈が“精神破壊ホラー”『ミスミソウ』実写化で映画初主演 『先生を流産させる会』内藤瑛亮監督の最新作

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2017.12.13
 (C)押切蓮介/双葉社 (C)2017「ミスミソウ」製作委員会

(C)押切蓮介/双葉社 (C)2017「ミスミソウ」製作委員会

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漫画家・押切蓮介氏のコミック実写化映画『ミスミソウ』で、女優・山田杏奈が映画初主演を飾ることがわかった。発表にあわせポスターなどビジュアルも解禁されている。

(C)押切蓮介/双葉社 (C)2017「ミスミソウ」製作委員会

(C)押切蓮介/双葉社 (C)2017「ミスミソウ」製作委員会

『ミスミソウ』は『ハイスコアガール』『でろでろ』で知られる押切蓮介氏の作品のなかでも、「精神破壊(メンチサイド)ホラー」をキャッチコピーとした過激な『ミスミソウ 完全版』を実写映画化するプロジェクト。劇中では、同級生から壮絶なイジメを受け、さらには家族を殺害された少女が復讐を行う壮絶な物語が描かれる。​メガホンをとるのは、『先生を流産させる会』『ライチ☆光クラブ』など、残酷かつ耽美的な演出で知られる内藤瑛亮監督。脚本を、『ゲゲゲの女房』の唯野未歩子氏が担当する。

原作の野咲春花 (C)押切蓮介/双葉社

原作の野咲春花 (C)押切蓮介/双葉社 

同作初の実写化で主人公・野咲春花を演じる山田は、実写映画『咲-Saki-』で熊本弁眼鏡っ娘・染谷まこを演じ、KANA-BOON『NAMiDA』のアルバムジャケットでも知られる16歳の女優。主演にあたり、山田は原作について「バイオレンス要素だけではなく、人間の心の深いところまで描かれていて魅力的で私自身大好きな作品です」とコメント。さらに、「人の心が絡んでいる以上ここまでの復讐劇に発展してしまう可能性はゼロではないし、もしかしたらすぐそばにそんな世界はあるのかもしれないと思いました」と思いを明かしている。

主演決定を受けた山田のコメントは以下のとおり。

 

山田杏奈

山田杏奈

山田杏奈

初めて映画の主演をさせていただくということで、不安はありましたが、野咲春花としてこの作品に携わることができて嬉しい気持ちでいっぱいです。原作は出演が決まる前に読んだことがあったのですが、バイオレンス要素だけではなく、人間の心の深いところまで描かれていて魅力的で私自身大好きな作品です。人の心が絡んでいる以上ここまでの復讐劇に発展してしまう可能性はゼロではないし、もしかしたらすぐそばにそんな世界はあるのかもしれないと思いました。学生ものではありますが、キラキラした青春とは別の切り口から誰かを思うあまりに誰かを傷つけてしまう苦しみや切なさを表現したいと思い、精一杯やらせていただきました。たくさんの方に届くことを願っています。

映画『ミスミソウ』は2018年4月7日 (土)より 新宿バルト9ほか全国順次公開。

作品情報
映画『ミスミソウ』
(2017年/日本/カラー/シネスコ/5.1ch/114分)
山田杏奈 
監督:内藤瑛亮  
原作:押切蓮介 「ミスミソウ 完全版」 (双葉社刊) 
脚本:唯野未歩子 
制作プロダクション:レスパスフィルム 
配給:ティ・ジョイ  
レーティング:R-15
【あらすじ】
東京から田舎に転校してきた主人公・野咲春花(のざき・はるか)は“部外者”として扱われ、壮絶なイジメを受けていた。春花の唯一の味方は、同じように転校してきたクラスメイトの相場晄(あいば・みつる)。彼を心の支えに必死に耐えてきた春花だがイジメは日に日にエスカレートしていった。そして、ある日、激しく燃え上がる炎が春花の家を覆い尽く。思いもよらない悲劇に遭遇した春花の心は、崩壊する。厳しい冬を耐え抜いた後に雪を割るようにして咲く花、三角草(ミスミソウ)。春花はミスミソウのように厳しい冬を耐えて、きれいな花を咲かせることができるのか。
(C)押切蓮介/双葉社 (C)2017「ミスミソウ」製作委員会

 

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