草間彌生や奈良美智、ウォーホルの作品も 『現代美術に魅せられて―原俊夫による原美術館コレクション展』1月から開催

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アート
2017.12.23
草間彌生「自己消滅」1980年 ミクストメディア サイズ可変 (c)Yayoi Kusama (前期出品)

草間彌生「自己消滅」1980年 ミクストメディア サイズ可変 (c)Yayoi Kusama (前期出品)

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『現代美術に魅せられて―原俊夫による原美術館コレクション展』が、2018年1月6日(土)〜6月3日(日)にかけて、原美術館で開催される。

1979年、日本における現代美術館の先がけとして開館した、原美術館。創立者・現館長の原俊夫は、現代美術の発展と国際交流に情熱を傾け、様々な展覧会を開催する一方、コレクション活動にも力を注いできた。

奈良美智「Eve of Destruction」2006年 カンヴァスにアクリル絵の具 117x91 cm (c)Yoshitomo Nara (後期出品)

奈良美智「Eve of Destruction」2006年 カンヴァスにアクリル絵の具 117x91 cm (c)Yoshitomo Nara (後期出品)

本展は、ひとつひとつ丹念に収集した1950年代以降の絵画、立体、写真、映像、インスタレーションなど所蔵作品約1000点の中から、原が初めて自ら選びキュレーションするコレクション展示。1970年代後半より80年代前半までの初期収蔵作品を主とする前期、企画展の開催などをきっかけに収蔵された作品を主とする後期の2期に分け、約40年に渡る原美術館の活動の一端を紹介する。

戦後絵画に大きな影響を与えた、抽象表現主義のジャクソン・ポロックやマーク・ロスコ、ポップアートの代表者であるアンディ・ウォーホル。日本の作家では荒木経惟奈良美智草間彌生蜷川実花など、幅広いジャンルの作品が揃う(前期・後期入れ替え制につき詳細は公式サイトへ)。

ナム ジュン パイク「キャンドルテレビ」1980年 テレビ、ろうそく 33x41x24 cm (c)Nam June Paik(前期出品)

ナム ジュン パイク「キャンドルテレビ」1980年 テレビ、ろうそく 33x41x24 cm (c)Nam June Paik(前期出品)

李禹煥「線より」1979年 カンヴァスに顔料 181x227 cm (c)Lee Ufan (前期出品)

李禹煥「線より」1979年 カンヴァスに顔料 181x227 cm (c)Lee Ufan (前期出品)

蜷川実花「PLANT A TREE」2011 年 C プリント 48.5x72.8 cm (c)mika ninagawa Courtesy of Tomio Koyama Gallery(後期作品)

蜷川実花「PLANT A TREE」2011 年 C プリント 48.5x72.8 cm (c)mika ninagawa Courtesy of Tomio Koyama Gallery(後期作品)

 
イベント情報
現代美術に魅せられて―原俊夫による原美術館コレクション展

 日時:2018年1月6日(土)〜6月3日(日)
    前期:1月6日(土)〜3月11日(日)/後期:3月21日(水・祝)〜6月3日(日)
    展示替え休館:3月12日(月)〜20日(火)
 会場:原美術館 
 公式サイト:http://www.art-it.asia/u/HaraMuseum/NGs6zPJwCV3WYyQrk9De/
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