15歳で集団性的暴行を受けた女性の手記を映画化、『私は絶対許さない』特報

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2018.1.13
 ©「私は絶対許さない」製作委員会

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映画『私は絶対許さない』が、4月7日から東京・テアトル新宿ほか全国で順次公開される。

同作の原作は、雪村葉子の手記『私は絶対許さない 15歳で集団レイプされた少女が風俗嬢になり、さらに看護師になった理由』。雪村は、15歳の元日に集団による性的暴行を受け、加害者への復讐心だけを胸に抱いて生きてきたという。

監督は精神科医であり、映画監督としては『受験のシンデレラ』『「わたし」の人生』などを発表している和田秀樹。脚本は『四十九日のレシピ』の黒沢久子が担当している。

主人公・葉子の整形後を平塚千瑛、整形前の葉子を西川可奈子が演じるほか、美保純、友川カズキ、白川和子、吉澤健、三上寛、奥野瑛太、川瀬陽太、南美希子、児島美ゆき、東てる美、隆大介、佐野史郎がキャストに名を連ねている。音楽は三枝成彰、主題歌は出口陽(ex.SKE48)の“迷宮”。

特報映像は、葉子の一人称の視点から捉えられた映像を中心に構成。「15歳の元日、私は死んだ」というモノローグや、「殺そうよ、あいつら」と語るセリフも確認できる。

平塚千瑛のコメント

4月7日に公開の映画「私は絶対許さない」で、初主演させて頂きました平塚千瑛です。
全くの新人の私ですが、オーディションでこの映画のお話を頂き初めて雪村葉子さんの原作を読ませて頂きました。原作に描かれた雪村さんの壮絶な半生をどこまで演じきれるかとても不安でしたが、佐野史郎さん、隆大介さん、東てる美さん、美保純さん等日本を代表するベテラン俳優さん達との共演という過分なる幸運を思うと、何が何でも今の私にできる全てを出し切ろうと思えて来ました。ただ撮影中は全裸で演じなければならない場面もあり、今までに感じた事のない緊張感と不安で心臓が押し潰されそうになり感情のコントロールが出来ず涙が止まらない時もありました。
この物語は雪村葉子さん自身が実際に体験したお話であり、性犯罪のトラウマを抱えながらも強く生き、成長して行く女性の物語です。クランクイン前に雪村さんご本人とお会いしお話を伺う機会があり、少しでも私の役に立つようにと思い出すのもお辛いであろうご自身の経験を色々と話してくださいました。

この映画に出てくるような犯罪は表に出てくるのはほんの氷山の一角に過ぎません。決して許されないこのような犯罪の被害に遭ってしまった主人公がトラウマにどう立ち向かうか、過去とどう向き合って生きていくのか、是非劇場でご覧頂きたいと思います。
映画、本共々「私は絶対許さない」を宜しくお願いいたします。

西川可奈子のコメント

この話が事実である事に、同じ女性として怒りと恐怖、悲しさに包まれ、同時に葉子さんの生きる芯の強さに驚愕し、想像以上の重責を感じながら撮影に挑みました。
今回の主観撮りでは、目線・呼吸・心情をカメラマンさんと一心同体となって葉子自身を表現しています。だからこそ見えるリアルさや目を覆う程の恐怖もこの映画では感じる事ができる筈です。
彼女の世界観を体感して頂き、より多くの方々にこの事実を知って頂きたいと思います。

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