初音ミクがお雛様に! 270年受け継がれてきた伝統工芸「木目込み雛人形」の職人が、試行錯誤を経て制作
伝統工芸の職人が制作した「初音ミク雛」(非売品)が、3月9日(金)までの期間限定で、東京都・上野の真多呂人形会館で展示されている。
この「初音ミク雛」を作ったのは、大正8年に創立した「真多呂人形」だ。木目込み人形発祥の地、上賀茂神社から唯一の正統伝統者として認定を受け、270年受け継がれてきた伝統工芸品「木目込み雛人形」を制作してきた。
そんな真多呂人形の長い歴史の中で、能や狂言、歌舞伎、日本舞踊などを表現することはあったものの、ボーカロイドキャラクターがモデルの雛人形制作はもちろん初めて。老舗の真多呂人形が、ポップカルチャーの代名詞とも言える「初音ミク」を表現することは大きな挑戦であった。
そうして、熟練の職人たちが試行錯誤を重ね、伝統工芸とポップカルチャーが融合した、明るく躍動感がありながらも独自性あふれる「初音ミク」が完成。
3月3日の「ひな祭り」と3月9日の「ミクの日」に際して、「初音ミク雛」を発表する。
施設情報
真多呂人形会館(ショールーム)
※「初音ミク雛」の展示は2018年3月9日(金)まで
住所:110-8505 東京都台東区上野 5-15-13
ネットショップURL:http://www.mataro-doll.com/
※「初音ミク雛」の展示は2018年3月9日(金)まで
住所:110-8505 東京都台東区上野 5-15-13
ネットショップURL:http://www.mataro-doll.com/