貞子のほっこりサプライズ演出に「かわいい」の声も 『ザ・リング/リバース』公開記念で大阪・ヨドバシ梅田に降臨

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2018.1.21

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映画『ザ・リング/リバース』の公開を記念して、1月20日に『リング』シリーズの貞子が大阪・ヨドバシ梅田に登場。サプライズ演出などで観客を喜ばせた。

映画『ザ・リング/リバース』は、貞子が呪いのビデオを観たものを呪い殺す『リング』シリーズの米ハリウッドリメイク第3弾にあたる作品。“呪いのビデオ”を見てしまった主人公・ジュリアが、7日後に訪れる死の運命から逃れるべく、恋人ホルトとともに謎の解明に挑む姿を描く。

同作の公開を記念して実施されたヨドバシ梅田でのイベントには、日本版のヒロイン・貞子が登場。早朝のヨドバシ梅田3Fフロアを一通り徘徊した後、多くのテレビが並ぶ場所まで到着し、血管の浮き出た両腕を構えてTV画面を一気にジャック。「TVが沢山あるので飛び出し放題で天国だ!」とジェスチャーして歓喜を表現した。大型のディスプレイ全てがシリーズお馴染みの薄暗い井戸の映像へと変わると、貞子はカメラを構えるマスコミ陣たちに向かって猛突進。会場には驚きと恐怖の声が上がっていた。

午後には、正面入り口前ステージに貞子が登場。お昼過ぎということもあり、交通量も増した梅田のド真ん中、ヨドバシ梅田の正面ステージ上には、2段に重ねられたTVが。買い物客や海外からの観光客を含め大勢の人々が足を止めるなか、並べられたTVの映像が乱れ始め、砂嵐へと変わる。すると、TV画面を突き破り、四肢をくねらせ貞子が這い出て登場。観客からは「わぁ!」「キャー!」という悲鳴が沸き上がっていた。

貞子はスクッと立ち上がると、律義に観客に向かってお辞儀。大阪に来るのは5年ぶりという貞子は、JR大阪駅とヨドバシカメラ2Fに開通した歩道橋を指さし、アクセスが良好になったことを祝福。会場からは笑い声と拍手が起こっていた。また、貞子は映画の興行収入目標を聞かれると、ヒットへの意気込みを示すべく、ブルゾンちえみの音楽に乗せてポーズを決め、堂々と「35億」と宣言していた。

その後、お世辞にもなめらかとは言えない動きでMCに歩み寄って何かを耳打ち。「今から私とじゃんけんをしてもらい、勝ち抜かれた方に『ザ・リング/リバース』の劇場鑑賞券をプレゼントします!」とMCが代弁すると、会場からは大きな拍手と歓声が巻き起こる。

見事じゃんけんを勝ち抜いて優勝した女性を壇上にあげ、手渡しで劇場鑑賞券を贈呈した。貞子はここでスマートフォンを取り出し、自撮り棒を駆使。「時代に合わせてバージョンアップ」していかなければならないと、優勝者の女性とそのお子さんとの3人で自撮りする“ほっこりするサプライズ”演出を披露した。慣れないながらも自撮り棒を使って一生懸命自撮りする貞子の姿に、会場からは「かわいい!」という声も上がっていた。

関西のウェルカムでアットホームな温かい雰囲気が気に入ったのか、貞子はステージ登壇後はなんとそのままヨドバシ梅田内へ突入し、買い物客に紛れてあれやこれやと商品を物色。ステージでのイベントを知らずして店内で買い物をしていた人々の背筋をぞっとさせつつ、満足気な様子で帰って行った。

『ザ・リング/リバース』は1月26日(金)より全国公開。

作品情報

映画『ザ・リング/リバース』

 
(2017/102分/アメリカ)
監督:F・ハビエル・グティエレス
脚本:デヴィッド・ルーカ、ヤコブ・アーロン・エステス、アキヴァ・ゴールズマン
製作:ウォルター・F・パークス、ローリー・マクドナルド
出演:マチルダ・ルッツ、アレックス・ロー、ジョニー・ガレッキ、ヴィンセント・ドノフリオ
原作:鈴木光司/映画『リング』 
原題「Rings」
配給:KADOKAWA  
提供:KADOKAWA、アスミック・エース
公式サイト:http://thering-movie.jp/
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