『ピエール・ボナール展』が国立新美術館で開催 「日本かぶれのナビ」の異名を持つ、謎多き画家の魅力に迫る

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2018.2.5
ピエール・ボナール《猫と女性 あるいは餌をねだる猫》1912年頃 油彩、カンヴァス オルセー美術館  (C)RMN-Grand Palais (musée d'Orsay) / Hervé Lewandowski / distributed by AMF

ピエール・ボナール《猫と女性 あるいは餌をねだる猫》1912年頃 油彩、カンヴァス オルセー美術館  (C)RMN-Grand Palais (musée d'Orsay) / Hervé Lewandowski / distributed by AMF

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『オルセー美術館特別企画 ピエール・ボナール展』が、2018年9月26日(水)~12月17日(月)まで、国立新美術館(東京・六本木)で開催される。

《グラン・ランの庭で煙草を吸うピエール・ボナール》1906年頃 オルセー美術館
(C)RMN-Grand Palais (musée d'Orsay) / Hervé Lewandowski / distributed by AMF

 

19世紀末のフランスでナビ派の一員として出発した画家ピエール・ボナール(1867〜1947)は、浮世絵の影響が顕著な装飾的画面により、「日本かぶれのナビ」の異名を取り、20世紀に入ると、目にした光景の印象をいかに絵画化するかという「視神経の冒険」に身を投じ、鮮烈な色彩の絵画を多数生み出した。

本展は、パリのオルセー美術館の特別協力を得て、その豊富なコレクションを中心に構成される大規模な回顧展となる。絵画はもちろん、素描や版画、写真といったさまざまなジャンルの作品を通じて、謎多き画家ボナールの魅力を紹介する。


ピエール・ボナール《ル・カネの食堂》1932年頃 油彩、カンヴァス
オルセー美術館(ル・カネ、ボナール美術館寄託)
(C)Musée d'Orsay, Dist. RMN-Grand Palais / Patrice Schmidt / distributed by AMF


 


ピエール・ボナール《身づくろい》1914年 油彩、カンヴァス オルセー美術館
(C)RMN-Grand Palais (musée d'Orsay) / Hervé Lewandowski / distributed by AMF


 


ピエール・ボナール ジュール・ルナール『博物誌』表紙挿絵 エルネスト・フラマリオン社、パリ
1904年刊 個人蔵

イベント情報

オルセー美術館特別企画 ピエール・ボナール展
会期:2018年9月26日(水)~12月17日(月)
会場:国立新美術館 企画展示室 1E(東京・六本木)
休館日:火曜日
開館時間:10:00〜18:00(毎週金・土曜日は20:00まで。ただし、9月28・29日は21:00まで)※入場は閉館の30分前まで
観覧料(当日):一般1600円、大学生1200円、高校生800円、中学生以下無料
観覧料(前売):一般1400円、大学生1000円、高校生600円、中学生以下無料
展覧会公式サイト:http://bonnard2018.exhn.jp
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