『去年の冬、きみと別れ』すべての人を罠にハメる役者の演技、背中で語る北村一輝 EMILYのゆるふわ映画談vol.13
(C)2018映画「去年の冬、きみと別れ」製作委員会
どうもこんにちは、HONEBONE(ホネボーン)というバンドのボーカル担当、高円寺系ハーフEMILYです!
だいぶご無沙汰になってしまいましたね。。ごめんなさい……。でもでも!映画はたくさん観てきたのでご安心を!今日も素敵な映画を観てきたので久しぶりに腕がなっちゃいますね~!(キャラ忘れた)
今回観てきたのは、『去年の冬、きみと別れ』。キャストはかなり豪華メンバーで、主演はEXILE/三代目J Soul Brotherのパフォーマーである岩田剛典さん。そして、共演者に山本美月さんや、斎藤工さん、北村一輝さんや浅見れいなさんなど本格派揃い!
【あらすじ】
婚約者との結婚を控えたやる気満々のフリーライター・耶雲恭介(岩田剛典)は、盲目の美女の不可解な焼死事件と、その容疑者である天才写真家・木原坂雄大(斎藤工)について調べていた。恭介は事件の真相に近づくにつれ、とんでもない事実と、抜け出せない深い闇に飲み込まれていく。
(C)2018映画「去年の冬、きみと別れ」製作委員会
この映画に興味を持ったのは『王様のブランチ』で岩田さん、山本さん、斎藤さんがゲスト出演されているのを見かけたのがきっかけだった。斎藤さんが「撮影で大変だった思い出は?」という質問に対して、「本当の炎の前での演技は大変だった」とおっしゃっていて、ちょうどそのシーンが映し出されていたのを見て「え!すごいな!」と思ったわけよ。
それがたまたま公開初日だったわけで、私はソッコー映画館に向かった。もちろん、は事前に買ったよ。着いてみると土曜日ってこともあって満席状態だった!さすが!!
(C)2018映画「去年の冬、きみと別れ」製作委員会
映画をそれなりにたくさん観てると「展開読めちゃいそうだな……」なんて上から目線になりがちになる。この映画の売り文句「すべての人が、この罠にハマる」っていうんだから、私もさらに構えたわけよ。
ストーリーが進んで中盤までに私が何度も思ったことがあった。それは、「なんでこんなに説明的な演技をするのよ!」ってことだった。近年の邦画ってのは説明が多すぎる(ぼそぼそ話すからセリフも聞き取りにくい……)。
はあ、またそういう感じかー。と思っていた矢先、それはすべていい意味で裏切られた。「やられた」そんな風に思った。完全に私のような先入観を持っている奴がこの映画でだまされるんじゃないの!?映画好きだと豪語しているそこのあなた!だまされるわよ!
役者さんの演技がかなりキーポイントになる。
(C)2018映画「去年の冬、きみと別れ」製作委員会
最後の謎解きで「なるほど……」と、なぜ役者さんがそこまでして説明的な演技をしていたのか……おっと!言い過ぎたら本当につまらなくなるから言わないけど。
中でも北村一輝さんが出てくると緊張感が増すし、背中だけで語る演技もさすがだった……。北村さんが出てくるたびにそのシーン全体が締まって見えた。
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近年の邦画サスペンスは本当に度肝を抜かれる作品が多い。期待値がどんどん上がりますね。ぜひ、劇場で観てくださいね!
『去年の冬、きみと別れ』は公開中。
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