大阪最強ハロウィンイベント「ドギマズン2015」主催のUZMK&BASS ON TOP尾上に緊急インタビュー

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尾上/UZMK:獣

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【ドギマズン2015緊急対談】UZMKのJYU、BASS ON TOP尾上に聞く、今の音楽シーンにおける「イベント」そして「ドギマズン2015」に馳せる思い

来る10月31日ハロウィンの日に、ミクスチャー、ラウドシーンを牽引してきたバンド「UZMK」による大阪心斎橋アメ村で行われるパーティライブイベント「ドギマズン2015」。

前代未聞の様々な枠を超えたこの一大パーティにむけて、UZMKのフロントマンJYU、と同じく心斎橋のバンドシーンを支え続けてきた、心斎橋DROPや梅田ZEELAのブッカーとしてバンド業界ではその名を知らない者はいない名物ブッカー・尾上氏ことK兄に、イベントの成り立ちやどんなイベントになるのかなどぶつけてきた。

様々なイベントが開催される昨今において、「お客さんが楽しめるイベント」とは?を真摯に考えるUZMKや大阪シーンのホスティング精神がそこには溢れていた。渾身の対談形式インタビューを括目せよ!

 


――今日はよろしくお願いします。今日は深くまで聞かせていただければと思ってます。まずは、ドギマズン。その成り立ちなど、このイベントのスタートから聞かせてもらえますか?

UZMK JYU(以下JYU):元々は俺ら大阪のバンドやけど、東京でやってた「ガンギマナイト」(渋谷club asiaなどを中心にUZMK主催で行われていたミクスチャーシーンの伝説的なイベント)からスタートしてて、それを大阪に持ってきて「ドンギマナイト」になったんやわ。それが今度は形を変えて今現在の「ドギマズン」に至る感じやな。そんで、元々東京でシーンを作ってたものを、大阪に持ってきた時に一発目に振一緒にやってくれたのがケイスケ(BASS ON TOP尾上:以下尾上)でそこから10年近くこのアメ村のシーンを一緒に作ってきたな。


――確かに「ガンギマナイト」「ドンギマナイト」は今のラウドシーンで活躍する錚々たるバンドが出演していた記憶があります。

JYU:今考えたらエグイ面子やな。全部で3回やけど、ONE OK ROCKやSiM、CROSSFAITH、Fear,and Loathing in Las Vegas、ROTTENGRAFFTY、FLOW、RIZE、PTPとかも出てた。


――すごい面子ですね。今や時代を作ってるバンドばかり

尾上:あの辺の界隈で出てないバンドいないんじゃないかな。

:そやな、大体は系譜してくれてるな。


――そんな歴史を重ねながら「ドギマズン」へと変遷して、今はハロウィンに今の形で、つまり仮装とか色々な催しも含めつつ開催してるわけですけど、やっぱり他とは違うことを?

尾上:元々この辺もそんなに祭りがあるわけじゃなくて、ハロウィンもここ4,5年で盛り上がってきたくらい。きっとクラブシーンの盛り上がりとかアニソンとかコスプレの盛り上がりなんかの相乗効果もあいまって、仮装とかコスプレがアメ村に溢れだしましたね。ハロウィン近辺になるとそういう人が増えだすみたいな。僕たちも「夜☆スタ」ていう、アニソンコスプレクラブイベントなんかもその頃にやりだしてて、そこの一番出口になるイベントがあったらなって思ってたりしました。

JYU:やっぱり、ケイスケもいう通りここ数年ハロウィンていうイベント自体を楽しもうっていう風潮になってきてた。ただ流行ってるからやってるっていう風にも思われたくはないんやけど、そもそも「ガンギマナイト」の頃からテキーラタイムを設けてドンドンお酒飲んで楽しくなってもらいたいなと思ったりとか、とにかく『客が得するように』したいっていうのがあるから。ただ単にライブいって、普通の入場を普通の人が普通のテンションで仕切って、『ライブは楽しかった』で終わるんじゃなくて、主催者自らが一番楽しんでる姿、いの一番に酔っぱらって楽しくなっちゃってる姿をみせることで、もっとお客さんに気楽になってもらって、楽しむ体制になってもらいたいていうのがあるな。

尾上:だからすごくこのイベントってUZMKがホストで、出演してるバンドとお客さんがゲストっていう形がすごくハッキリしてるんだと思います。普通のイベントと違ってUZMKがトリをやらないし。

JYU:これでトリをやってしまうと、UZMK中心というか、UZMK主役感が強すぎてしまう。別にUZMK万歳!!みたいなイベントがしたいわけちゃうからね。


――確かに「ガンギマナイト」のころからUZMKは2番目とかでアクトしてた記憶があります。

JYU:UZMKをみてもらいたくて、それを中心にやるんやったら、ワンマンやるしな(笑)とにかく持ち上げられたりするより、皆が楽しかったらええやんってずっと思ってたから。


――そこはUZMKならではですよね。自分の主催のイベントとかで当時も今もですけど、トリをやらないというのは殆ど聞かないですもん。そこがUZMKの人間性というかホスト性の高さというか。

JYU:俺からすると、逆に自分のイベントやからトリをせなあかんてのはおかしいと思う。今回は俺らは勿論トリじゃないし。あと、もう一つ変わってることとしては、アメリカとかである風潮なんやけど、クロージングアクトってのを設けたりもしてる。めっちゃいいアーティストばっかり出てくれる中、クロージングは今回slipknotのコピバン(dropknot)やからな。ただし最強のサウンドやで(笑)。

尾上:ノリで組んだ本気遊びのコピーバンドですが、現役バリバリのバンドマン達の集合体なのでかなり面白いクロージングにはなるかと。曲がなんせ良いので……(笑)。

JYU:やっぱイベントはバンドマンが主体じゃないと思うねん。もちろんワンマンツアーとかやったらそれでいいけど、こういうベントはお客さんが主体やから絶対。ただ面白かったねで済んでほしくないからもっと「壊れてる感」を出したい。やっぱそうするには、俺らが冷静な顔して「壊れてください」って言われへんやん?せやから、俺ら主催が率先して壊れていきたいのよね(一同笑)。でもそれを見た若いやつとかが、ああ、あんな風になって良いんやって思ってほしい。先輩が率先して遊ぶことで、怒られるとか、騒いでいいのかな?とかいう垣根を無くしたいと思うんやな。その方が友達もできるし、思い出も絶対増えると思う。


――でも昔からUZMKはそうだった気がします(笑)。

JYU&尾上:それだけは間違いないな!(一同爆笑)


――でもその精神というかやり方が、このミクスチャーシーンから始まるラウドシーンのパーティ感や、バンド間のすごく仲間意識の強い関係値を産んでいった気が。

JYU:そやね。俺らはやっぱピリピリしたような関係は面白くないなって思ってる。それこそ昔にRIZEのJESEEなんかと、このミクスチャーシーンはゆるい感じで、みんなが横のつながりでいいやんって雰囲気で確立していこうってなった。まぁその結果、あいつら俺のことイジリすぎな部分もあるけどな(笑)。……でもそれでええかなって思ってる。だってさ音楽において先輩も後輩もある?って思うねん。同じ『音楽』ってものが好きなんやったら、それって同じ女が好きみたいなことと一緒やん?同じものが好きなのに、そこに上も下もないやろ?音にも女にも惚れてる者同士やから。お前の愛し方かっこええな、必死やな、すごいやんってなる。


――ただそこにはすごくリスペクトありきで横の繋がりになってるというのを見てて感じるので素敵だと思います。そんな『楽しむ』ということに焦点が当たっている「ドギマズン」はどこまでいくんでしょう?

JYU:ゆくゆくは大阪市巻き込んだろうかなと。もう城でやったろうかと。まだまだ調整中やけど、あの辺巻き込んで屋台やらなんやら祭りみたいにしたい。そこまでやれたらおもろいかなと、冬のお祭りとして大きなことやりたいな。俺からするとまだ今は物足りなくて、もっといい意味でカオスになってほしいな。そんでそれを、例えば全世界に向けて映像とか配信してさ、大阪ってこんなにヤバイん?こんなにおもろいの?って思ってもらいたいという願望はめちゃくちゃある。

尾上:大阪ってどんな街?って思ってる方々が、「ドギマズン」の映像みて、こんなに盛り上がってんのかってなったら最高かと。それで観光客なんかも増えるみたいになったら意義もありますしね。


――そうなって欲しいですね。そして、今年もかなり面子は面白いですね。アイドルも相変わらず出てますよね。BELLRING少女ハートや激情めたりっちぇなど。

JYU:今年はアイドルも含めてラウドにしたかった。ホンマは呼べたらBABYMETALとかも呼びたいな。やっぱ今ってヲタクの文化とラウドの文化ってBABYMETALとかが出てきて、交流点があると思うから。この音楽で繋がってる部分でお互いのファンにお互いの音楽見て欲しいしな。

尾上:去年まではギターロックとかも多かったけど、今年はバンド側もラウド系が比較的中心かと思います。


――こういったバンド達をホールとかではなく、ライブハウスで観ることができるというのもドギマズンの魅力だと思います。

JYU:俺はどんなに売れても、ちゃんとライブハウスでライブせえやって思うねん。例えば売れた後に、行き詰まったりしたんやったら、ライブハウスでもっかいライブしたら?って言う。それでなにも思い出せない、それで駄目やったら辞めたらって。バンドやったら定期的にライブハウスでやるっていうのが大事なんちゃうかなって。そこには音楽を演るってだけじゃなくて、そこにいるだけで学ぶことも笑うことも沢山あるし、こんなに同じ考え方のやつらがおるんやって気づけるし、ツレもたくさんできるしな。そういったすべての要素があるから俺は大好きだし、こういう形でやっていたいのもあるな。


――今のJYUくんが話してくれているような、ちゃんと『こうして欲しい、こうなったら最高』というようないい意味でのエゴをホストが持っているイベントは素敵なイベントになる気がします。

尾上:やっぱりこういう軸があるイベント、アーティストがやってると良い場所になりますよね。

JYU:最初な、「ガンギマナイト」の時は、実はそういう風なかんじより、UZMKのレコ発のイベントということだったんやけど。んでちょうどそのころアメリカでライブすることがあって、そこでテキーラタイムとかガンギマの特徴になるようなものも吸収して、それを試したかったのはスタート。そん時に、アメリカで、『ライブハウスに酒がある理由わかるか?』て聞いてくるやつがおってさ、そいつが言うには、嘘かホンマかわからんけど『理性飛ばすためにある』って。でもなんか腑に落ちたんよね。確かに理性ある状態でライブ楽しむより、それを無くしてからの方が絶対楽しめるし、発散もできるしなって思ったんやわ。だからライブハウスは酒があるんやでって。そうやって楽しむ体制をちゃんと俺らが作ることが大事やって、それを体現したかったんやな。

尾上:でもそれも全部、元が「客に楽しんでもらう」っていうUZMKのいい意味でのエゴなんやろなって思います。だからこそそれに俺もノリたいって思ったし、皆も思うのかと。そういう意味でのアイコンなんですよね。

JYU:そういう自覚ないけどな。


――いや、かなりアイコンだと思いますよ。いろんなところでJYUくんの話になりますから。

JYU:いらんことばっかり言うてるんやろ(一同笑)


――イベントもアイコン的だとおもいますし。やっぱりたくさんのラウドやミクスチャーのバンドが通ってますからね。

JYU:でもなそれ逆でな、あの時はまだラウドも流行ってなかったんやわ。だからこういうイベントを一個残しておかな、このジャンルが滅びてしまうと思ったんよね。だから「ガンギマナイト」はやってた。これがあればなんとかなるやろって。


――最終のラインみたいな。

JYU:今だから言うんじゃなくて、何年後かにはこのジャンルが流行るやろっていうのがなんとなく思ってやってた。次に陽の目を浴びるまでイベントをやろうって。だからラウドミクスチャー系が衰退し始めた2004年に始めて、そんで今流行ったから、10周年という節目も迎えた2014年に終了した。そして形を変えて別のものとしてドギマズンとして別の場所を作った。

尾上:やっぱそういう意味でもシーンを牽引してきてるんですよねUZMKは。

JYU:俺的にはやっぱそういうものもケイスケとやってきた感はすごいあるんだけどね。いなかったらできてないことも死ぬほどあるし。


――僕から見ても、二人はこのシーンをすごく引っ張ってきたと思います。そしてそういう意味での色々なものが結実した集大成へむかっていくドギマズンなんですね。

JYU:そやね。とにかく俺たちが一番楽しんでると思うから、それを見てもらって遠慮を外して、ライブも遊びも何もかも、その日一日おもろかったって言って帰ってもらえるイベントにする自信はあるから。是非遊びにきてください。

尾上:間違いない日になると思う。

JYU:世界一カオスで、世界一はしゃぐやつ等がおるイベントになると思うから。


――僕も楽しみにしていますね。今日はありがとうございました。



インタビュー=秤谷建一郎

ドギマズン2015

大阪ミナミの中心となるライブハウス&クラブで開催されたミクスチャーサーキットイベント!!2015年も開催決定!!!「UZMK」がプロデュースし、ハロウィン本番日のアメ村で騒ぐライブを超えたエンターテインメント祭り。「ラウド・パンク・ダンス・スクリーム そして今年はさらに。。。。。」とにかくライブ好きにはたまらないサーキットイベント「DOGIMAZUN」がハロウィンナイト ガチの当日 心斎橋・アメリカ村に登場!!

 
ドギマズン2015

ドギマズン2015

日時:2015年10月31日(土)OPEN : 14:00 / START : 15:00
※リストバンド交換13:00〜(会場によってstart時間は異なる場合があります)

会場心斎橋・アメリカ村
場所:BIGCAT/CLUB DROP/GRAND Cafe/SUNHALL

チケット前売:¥4,320(税込・自由)
*チケットをリストバンドを交換後 入場可能
*未就学児入場不可

主催:キョードーグループ企画制作UZMK/KYODO GROUP INC.協力BASS ON TOP

出演:

Fear,and Loathing in Las Vegas
THE GAME SHOP
The Winking Owl
ANGRY FROG REBIRTH
打首獄門同好会
HOT SQUALL
AIR SWELL
NOISEMAKER
Xmas Eileen
キバオブアキバ
Another Story
RADIOTS
オレスカバンド
The→CHINA WIFE MOTORS
MELLOWSHiP
NOTHING TO DECLARE
JUST CHRONICLE
THREE LIGHTS DOWN KINGS
FRUITPOCHETTE
Edge Dub Monkeyz
ミズタマリ
Pass Code
BELLRING少女ハート
激情めたりっちぇ
反逆xix
BOMB FACTORY
BULL ZEICHEN88
dropknot
Dizzy Sunfist
exist†trace
FABLED NUMBER
RAZORS EDGE
HARVEST
バンドじゃないもん!
UZMK
and more

 

 

ドギマズンの歴史

〜Biography〜

ドギマズンハロウィンパーティー -2014-
2014年10月31日(金)大阪 BIGCAT、DROP、GRAND Cafe
NAMBA69 / LoVendoЯ / SECRET 7 LINES / GOOD 4 NOTHING / HARVEST
HER NAME IN BLOOD / アルカラ / THE Hitch Lowke / ARTEMA / Xmas Eileen
NOISE MAKER / THE GAME SHOP

ドギマズンハロウィンパーティー -2013-
2014年10月31日(木)大阪 BIGCAT、Live House Pangea、CLUB DROP、SUN HALL、GRAND Cafe
UZUMAKI / 10-FEET / NAMBA69 / T.C.L / THE冠 / JESSE and The BONEZ
ROTTENGRAFFITY / smorgas / SECRET 7 LINES / GOOD 4 NOTHING
SUNSETBUS / SHANK / RADIOTS / NEW BREED / MARSAS SOUND MACHINE
EGG BRAIN / HER NAME IN BLOOD / アルカラ / ARTEMA / MY FIRST STORY
Scars Borough / NOISE MAKER / THE GAME SHOP / FULL IN THE BLANKS / KEYTALK

ドギマズン〜謝肉祭〜vol.1 -2012-
2012年11月29日(木)大阪 BIGCAT、DROP、GRAND Cafe
RIZE / MAN WITH A MISSION / サンボマスター / CROSSFAITH / THE GAME SHOP
SHANK / LOST / GOOD 4 NOTHING / NOISEMAKER / FIVE NEW OLD / B-DASH
SECRET 7 LINE / GARI / UNDIVIDE / EACH OF THE DAYS / UZUMAKI

ドンギマナイト vol.3 Xtreme night
2011年 6月26日(日) @ 大阪 名村造船所跡地 STUDIO PARTITA
UZUMAKI/ 難波章浩-AKIHIRO NAMBA- / SiM / CROSSFAITH / WAGDUG FUTURISTIC UNITY / Fear,and Loathing in Las Vegas

ドンギマナイト battle.2
2010年10月30日(土) @ 大阪 BIG CAT
UZUMAKI / FLOW / ロットングラフティー/EGG BRAIN/GNz-WORD/HOT SONIC / Boo [MTV JAPAN]
RYOCHIN [BUMP AROUND] / ONANIE MASTER CREW and more.

ドンギマナイト~ULTIMATE STREET BATTLE~
2010年 2月27日(土) @ 新木場 STUDIO COAST
UZUMAKI/FLOW/ONE OK ROCK/RIZE/BACK-ON/ムラオカ(激ロック)/Boo(MTV)/uuuuu a.k.a yugotakino

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