ミケランジェロ予告動画初公開! “美”に生涯を捧げた巨匠たちの物語を映画館の大スクリーンで!『アート・オン・スクリーン』日本公開

2018.5.9
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「アート・オン・スクリーン」



海外の有名な美術品が日本で展示される際、こんな思いをしたことはないだろうか。

大行列の一員となり、待ちに待った末ようやく目当ての作品にたどり着いたが、大勢の人の隙間から一瞬拝んだ瞬間、次の作品に押し流される、もっと近づいて隅から隅までじっくり観たいのにセキュリティの都合で近寄れない、もっとその作品について知りたいのに説明してくれるガイドがいない……など。日本はもとより国外持ち出し禁止の作品もあるだろう。その悔しい思いを解消できる「かもしれない」企画が日本に上陸する。

地球上の美術史を変えた巨匠たちを紹介する上映企画『アート・オン・スクリーン』シリーズが、2018年6月23日(土)から、東京、愛知、大阪、兵庫ほかで開催される。

本企画は、世界的に著名な巨匠たちの作品やその生涯を映画館の大スクリーンで楽しむ企画。すでに世界50か国で公開されている人気企画だ。本企画の特徴は“ただ鑑賞する美術”ではなく“芸術家の人生を感じる美術”を映画館の大スクリーンで堪能するというもの。その内容は普段、美術館で働いている学芸員をもってしても「初めて気づいたことがあった」と言わしめているという。

2018年に日本に上陸するのは人気、知名度でもトップクラスのミケランジェロ・ブオナローティ、クロード・モネ、フィセント・ファン・ゴッホを扱った作品。ミケランジェロであれば、彼自身の言葉や専門家の解説と共にその人生に迫り、モネであれば彼が残した2500通を超える手紙や彼自身の言葉を通して、モネの一面に迫る。またゴッホは、オランダのアムステルダムのファン・ゴッホ美術館のキュレーターへのインタビューなどを交えてその世界を紹介していく。

普通の展覧会だけでは知り得ることが難しいトリビアもたっぷりと詰まった、アート好きな人だけでなく初心者にとってもぴったりな映像体験だ。

今回その3作のうち、ミケランジェロの予告編が先行公開された。『アート・オン・スクリーン』シリーズとはどのようなものか、まずはこの予告編でご覧いただきたい。

『アート・オン・スクリーン』ミケランジェロ予告映像


取材・文=こむらさき

公演情報

『アート・オン・スクリーン』
 
■上映作品:
『ミケランジェロ:愛と死』(監督:デイビッド・ビッカースタッフ)
『私は、クロード・モネ』(監督:フィル・グラブスキー)
『フィセント・ファン・ゴッホ:新たなる視点』(監督:デイビッド・ビッカースタッフ)

■日時・会場
【東京】東銀座 東劇
2018年6月23日(土)~7月13日(金)「ミケランジェロ 愛と死」
2018年7月14日(土)~8月3日(金)「私は、クロード・モネ」
2018年10月6日(土)~10月26日(金)「フィンセント・ファン・ゴッホ:新たなる視点」
【愛知】名古屋 ミッドランドスクエアシネマ
2018年6月23日(土)~7月6日(金)「ミケランジェロ 愛と死」
2018年7月14日(土)~7月27日(金)「私は、クロード・モネ」
2018年10月6日(土)~10月19日(金)「フィンセント・ファン・ゴッホ:新たなる視点」
【大阪】なんばパークスシネマ
2018年6月23日(土)~7月6日(金)「ミケランジェロ 愛と死」
2018年7月14日(土)~7月27日(金)「私は、クロード・モネ」
2018年10月6日(土)~10月19日(金)「フィンセント・ファン・ゴッホ:新たなる視点」
【兵庫】神戸国際松竹
2018年6月30日(土)~7月13日(金)「ミケランジェロ 愛と死」
2018年7月14日(土)~7月27日(金)「私は、クロード・モネ」
2018年10月6日(土)~10月19日(金)「フィンセント・ファン・ゴッホ:新たなる視点」

このほか、今秋全国のユナイテッドシネマで順次公開
■料金:一般2000円、学生1500円(学生証の提示が必要になります)
■公式サイト:artonscreen.jp
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