「セクシーすぎる!」と大ブレイクしたK-POPガールズグループ EXIDが日本初ワンマンライブ
EXID (撮影:上溝恭香)
韓国の人気5人組ガールズグループ・EXID(イーエックスアイディー)が、2018年8月22日に「UP&DOWN(JAPANESE VERSION)」で日本デビューすることが決定した。これに先駆け、6月27日、東京・Zepp Tokyoで日本初単独ライブとなる「EXID PREMIUM DEBUT SHOWCASE“Exceed In Dreaming”in JAPAN」を開催し、大ヒット曲「UP&DOWN」など全6曲を披露。併せて、マスコミ向けの記者会見を行った。
EXID(撮影:上溝恭香)
EXIDは2012年に韓国デビュー。ソルジ、LE(エリー)、ハニ、ヘリン、ジョンファの5人組だが、ソルジが病気のため2016年末より活動を休止し、現在は4人のメンバーで活動している。
グループ名は「Exceed In Dreaming (夢を越える)」に由来するが、実力がありながらもなかなかヒットに恵まれない中、ファンが公開した「UP&DOWN」で腰を振りながら妖艶に踊るハニの映像が「セクシーすぎる!」「美女すぎる!」とSNSで話題となり、チャート圏外から逆走して一躍1位に躍り出るという、その名のとおり夢を叶えたグループとしても知られている。
ハニ(撮影:上溝恭香)
6月27日、Zepp Tokyoは平日の午後3時開演にもかかわらず1階2階とも満員だった。20代と30代の男女を中心に年齢層も幅広い。男女比も半々くらいと、このバランスの良さは珍しい。
EXID(撮影:上溝恭香)
ショーケースのオープニングでは、その大ヒット曲「UP&DOWN」をパフォーマンス。パワーボーカルのヘリン(リードヴォーカル)、アンダーグラウンドでも活躍していた本格派ラッパーのLE(メインラッパー)、ビジュアルとダンスで華を添えるハニ(リードヴォーカル・リードダンサー)とジョンファ(メインダンサー・サブヴォーカル&リードラッパ)。メインボーカルのソルジが不在でも、パワーの衰えは感じさせない。8月22日に日本デビュー曲としてリリースされるのも、彼女たちの代表曲ともいえるこの「UP&DOWN」の、日本語バージョンだ。セクシーダンスとして一世を風靡した曲だが、ラッパーLEが作曲に参加しているのも忘れてはいけないポイントだ。
EXID(撮影:上溝恭香)
LE(撮影:上溝恭香)
ハニ(撮影:上溝恭香)
ヘリン(撮影:上溝恭香)
ジョンファ(撮影:上溝恭香)
そのLEは、「今までは日本のファンのみなさんが、韓国まで私たちに会いに来てくれていました。その方たちに"私たちが日本に行くから!"って言った約束が守れてうれしい」と言って笑顔を見せると、会場からも大きな拍手があがった。
2曲目は「Night Rather Than Day」。4人のパート分けが実に魅力的な、アーバンソウルな楽曲。続いて3曲目は赤とピンクを基調にした照明の中で、ステージから強烈なオーラが放たれる「DDD」。
EXID(撮影:上溝恭香)
LE(撮影:上溝恭香)
ハニ(撮影:上溝恭香)
ヘリン(撮影:上溝恭香)
ジョンファ(撮影:上溝恭香)
イベント中には、サプライズで休養中のリーダー、ソルジからの生電話がつなると、会場からも大歓声。ソルジが明るい声で「会場にいられないのが残念。次は必ず5人で。そのときは"おかえり!"と言ってください」と日本語でファンにメッセージを伝えると、その声をきいたジョンハとハニが思わず涙をながしてしまうというハプニングも見られた。
また、ファンへのサプライズとして、8月23日に東京・ZEPP TOKYO、25日に大阪・ZEPP 大阪ベイサイドで初の日本ツアーを開催することも発表された。ヘリンは「たくさんの皆さんが待っていてくださった分、感動、楽しみ、笑顔を届けられるライブにしたい」と意気込みを語った。
SHOWCASEは早くも終盤、「最後は1番HOTな曲を選びました」とのことで「HOT PINK」のパフォーマンス。熱狂は止まず、アンコールへとなだれ込む。まずは今年4月に韓国でリリースされ主要チャートNO1を総なめにした「LADY」。さらに「こんなにたくさんの人が来てくれるとは夢にも思いませんでした。最後に一緒に歌える歌を選びました」と語り、本当に最終となる曲「How Why」を披露して幕を閉じた。
EXID(撮影:上溝恭香)
LE(撮影:上溝恭香)
ハニ(撮影:上溝恭香)
ヘリン(撮影:上溝恭香)
ジョンファ(撮影:上溝恭香)
終演後に行われた記者会見では、LEが「リフトで登場し、ファンのみなさんと初めて向き合ったとき、本当にたくさんの方が私たちのペンライトを振りながら大きな歓声を送ってくれました。一生忘れられない瞬間になると思います」とショーケースを振り返ると、ハニが「これまでたくさんの挑戦をしてきましたが、日本デビューは、また新しい挑戦。緊張もしていますし、ワクワク、ドキドキしています」、ジョンファは「チーム名のように、Zeppツアー、アリーナツアー、そしてドームツアーまでいけるとうれしいです」と"夢を越える"というグループ名にかけて発言。
EXID(撮影:上溝恭香)
LE(撮影:上溝恭香)
またハニは、「私たちはギャップのあるところが魅力。自分で言うのも何ですが、ステージではかっこよくセクシーですが、普段はサバサバとしていて、仲良くなりたくなるキャラクター。そういうギャップのある姿を見てほしいです」とグループの魅力をアピールした。
ハニ(撮影:上溝恭香)
ヘリン(撮影:上溝恭香)
「『UP&DOWN JAPANESE VERSION』以外にも、日本のファンの皆さんが好きになってくれそうな曲を準備しています。それから…、これは言っていいのかな? 日本オリジナル曲の準備もしているので、期待してほしいです!」とジョンファからの爆弾発言も飛び出したが、日本デビューと初ツアーを行うEXIDの熱い夏を楽しみに待ちたい。
ジョンファ(撮影:上溝恭香)
EXID(撮影:上溝恭香)
取材・文=坂本ゆかり 写真撮影=上溝恭香
ライブ情報
■日時:6月27日(水)15:00/19:00
■会場:東京・Zepp Tokyo
■セットリスト
M1. UP&DOWN
M2. Night Rather Than Day
M3. DDD
M4. HOT PINK
アンコール曲. LADY
アンコール曲. How Why
■日程・会場:
2018年8月23日(木)Zepp Tokyo
2018年8月25日(土)Zepp Osaka Bayside
■公式サイト:https://exid-official.jp/
リリース情報
EXID UP&DOWN[JAPANESE VERSION]
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【初回限定盤A】<CD+DVD> TKCA-74681 \2,315+税
<CD>
M1.UP&DOWN[JAPANESE VERSION]
M2.CREAM[JAPANESE VERSION]
M3.UP&DOWN[DJ moe Remix]
<DVD>
UP&DOWN[JAPANESE VERSION]MV+メイキングA ver.
<商品仕様>
【初回限定盤A】EXID特製スローガン、トレーディングカード1枚(ランダム封入)
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【初回限定盤B】<CD+DVD> TKCA-74682 \2,315+税
<CD>
M1.UP&DOWN[JAPANESE VERSION]
M2.CREAM[JAPANESE VERSION]
M3.タイトル未定(日本オリジナル曲)
<DVD>
UP&DOWN[JAPANESE VERSION]MV+メイキングB ver.
<商品仕様>
【初回限定盤B】スリーブケース、カラーブックレット40P、トレーディングカード1枚(ランダム封入)
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【通常盤】<CD> TKCA-74683 \1,204+税
<CD>
M1.UP&DOWN[JAPANESE VERSION]
M2.CREAM[JAPANESE VERSION]
M3.UP&DOWN(Instrumental)
M4.CREAM(Instrumental)
<商品仕様>
【通常版】トレーディングカード1枚(ランダム封入)
徳間ジャパン http://www.tkma.co.jp