『浮世絵最強列伝』京都展が開幕 菱川師宣や葛飾北斎ら、浮世絵版画の名品160余点を公開

2018.7.3
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展示室入り口に立つ有馬管長

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総本山相国寺の境内にある美術館「相国寺承天閣美術館」(京都市上京区)にて、本日2018年7月3日(火)、米国サンタフェ在住リー・ダークス氏のコレクションから浮世絵版画の名品160余点を公開する『サンタフェ リー・ダークスコレクション 浮世絵最強列伝ー江戸の名品勢ぞろいー』京都展が開幕した。会期は9月30日(日)まで。

テープカットの様子

開幕に先立ち、7月2日(月)、相国寺承天閣美術館では開会式を開催。臨済宗相国寺派管長 承天閣美術館有馬賴底(ありまらいてい)名誉館長らが出席。開幕の挨拶や、テープカットなどを行い、開幕を祝った。

リー・ダークス氏は、空軍士官として日本に駐留したのを機に日本文化に関心を持ち、中でも特に感銘を受けた浮世絵版画を収集してきた。これまであまり知られてこなかったダークス氏のコレクションは、大半が驚くほど良好な保存状態で、摺られた当時の華麗な色調を留めている。浮世絵の祖・菱川師宣、美人画の喜多川歌麿、役者絵の東洲斎写楽、そして葛飾北斎歌川広重など代表的な浮世絵師の優品のみを集めたコレクションを鑑賞できる、またとない機会となっている。

展示室内の様子

展示室内の様子

イベント情報

サンタフェ リー・ダークスコレクション
浮世絵最強列伝ー江戸の名品勢ぞろいー
会期:前期:2018年7月3日(火)~ 8月5日(日)、後期:8月8日(水)~ 9月30日(日)
*全点展示替えをします。
休館日:8月6日(月)、7日(火)
開館時間:10:00〜17:00(入館は16:30まで)
会場:相国寺承天閣美術館(京都市上京区今出川通烏丸東入)
公式サイト:http://www.nikkei-events.jp/art/ukiyoe/