下町情緒と都会的な光景が交差する街 『Kさんぽ』第5回・月島から清澄白河まで隅田川沿いを歩く
K 撮影=風間大洋
2018年最初のkeywords/0000004019">Kさんぽ。「春頃にやりましょうねー」と言っていたはずが、気づけばすっかり灼熱の東京である(ごめんなさい)。動画収録当日は今ほど暑くはなかったものの、しっかり夏日。少しでも涼しげなところに行きましょう!ということで、第5回となる今回は川沿いを歩くことにした。
スタート地点は有名な「もんじゃストリート」。ただし、もんじゃは食べません、今回。
古き良き路地裏、といった風情の通りが散在する月島エリア。
ジャック・ニコ○ソン
出発地点としたのは中央区の月島。中州を埋め立ててできた人工の島であり、その立地条件やタワーマンションが立ち並ぶ様から、ニューヨークのマンハッタン島と比較するウェブ記事を読んだことがあるが、トップ画像のようなロケーションを見る限り、あながち見当はずれな話ではない。その裏で、高層ビルの合間に自転車や原付が通るのがやっとの路地が張り巡らされていたり、地蔵尊や神社が街に溶け込み、銭湯や駄菓子屋が現役稼働するなど、高度経済成長以前のような古き良き日本の風景が今なお残っているエリアでもある。
担当編集の一押しスポット。春には桜が咲きます
ドラマ等のロケ地になっているのもよく見かけます。
中央区の広報写真にいかがですか(宣伝)
もんじゃ焼きには目もくれず、巨木を残したまま建てられた地蔵尊と住宅街を見学した一行は、近年『3月のライオン』の作中に登場して“聖地めぐり”の対象ともなっている定番の佃小橋(赤い橋です)での撮影を済まし、その周辺を満喫。300円のお小遣いで購入したアイスでクールダウンした後は、佃煮の老舗・天安さんにお邪魔することに。小魚やあさりなどの定番から、うなぎなどのレアな佃煮まで、ご飯のお供にも酒の肴にも抜群の働きをしそうな逸品に舌鼓。
映像では音声のみだったシーン。いくつになっても駄菓子屋はテンション上がるもの
300円を完璧に使いきり、ご満悦!
「暑いから食べて食べて!」優しさが溢れ出す
佃煮発祥の地・佃島。とりわけ老舗、創業180年の天安さん
ここからは隅田川沿いを北上していく。川べりは「隅田川テラス」として遊歩道に整備され、散歩コースとして完璧。川の上は屋形船や水上バスが走り回る。中央大橋、永代橋など橋を渡りながら進むことになるが、ここでkeywords/0000004019">Kの脳裏をいつかのレインボーブリッジ(第2回参照)の悪夢がよぎる。体感気温が0℃だったあの時と比べれば、過酷さは比較するまでもないが、この日もやたらと風は強い。keywords/0000004019">Kと橋とSPICEが合わさると強風が吹くという仮説を立ててみた。次回以降はどうだろうか。
涼風吹き抜ける隅田川テラス。中央大橋を渡り、永代橋方面へと向かう
フランスのデザイン会社が設計したらしく、モダンなデザイン
夜景フォトのメッカ、永代橋もいい風情。ちなみに読み方は「えいたいばし」
しばらくのんびりと川沿いを進んだところが今回のゴール。清澄白河駅から程近く、クラフトビールが楽しめる醸造所があるのだが、あいにくこの日はお休み。といってもテイクアウトのビールをしっかり調達したので、ご満悦状態でビールと佃煮をテイスティングしてロケを終えた。
ゴール地点にて佃煮をつまみにビール。よく噛んで味わいすぎて表情が険しい。
松本零士デザインの「ホタルナ」号発見!
ひとしきり歩いてちょっと飲んで終了、という黄金パターンが確立されてきた感のある本企画。今回はやたらと「やらせ感」と「上手いこと言う」感じを出してきたkeywords/0000004019">Kだったが、それも恒例パターンとなっていくのだろうか。念のため次回は突っ込みパターンを増やして挑まないと。
取材・文・写真撮影=風間大洋 動画撮影・編集=大野要介
ビールのCMが来そうな爽やかさ
いや、これCM来るな多分
ライブ情報
9月17日(月・祝)
恵比寿ザ・ガーデンホール
開場16:00/開演17:00
■大阪公演
9月28日(金)
大阪なんばHatch
開場17:30/開演18:30
全席指定 7,300円(税込・ドリンク代別途)
※小学生以上有料
※未就学児童のご入場は同行の保護者の方の座席の範囲内で、周りのお客様のご迷惑にならないようにご覧いただくことを大前提とさせていただきます。
一般発売 8月25日(土)