大相撲九月場所の番付発表! 先場所Vの御嶽海に大関昇進の期待がかかる
9月9日(日)から両国国技館(東京都)で大相撲九月場所が開催される
日本相撲協会は、9月9日(日)から始まる大相撲九月場所(東京都)の番付を発表した。
注目は先場所で幕内初優勝を果たした関脇・御嶽海だ。2017年3月場所から10場所連続で三役の座を守る安定感が魅力の25歳で、先場所では13勝2敗というキャリアハイの成績を挙げた。今場所は大関昇進のチャンスがかかり、周囲のプレッシャーを跳ねのけることができるか注目したい。
横綱勢では史上最多8場所連続休場中の稀勢の里の復帰に期待。さらに、先場所は白鵬、鶴竜とともに3横綱が休場という波乱の展開となったが、両国では千秋楽まで元気な姿を見せてほしい。3大関は豪栄道と高安がカド番から脱出した一方で、先場所休場の栃ノ心がカド番へ。西小結の貴景勝は4場所ぶりに三役へ返り咲いた。
平幕では東前頭2枚目の豊山が自身最高位を更新。先場所は12勝3敗と大器の片鱗を見せ、今場所は新三役が狙える位置につけている。琴勇輝と貴ノ岩の2人が再入幕を果たし、千賀ノ浦部屋の23歳・隆の勝が新入幕を果たした。
先場所は11勝以上を挙げたのが全員平成4年以降の生まれ(御嶽海、豊山、北勝富士、朝乃山)と、徐々に世代交代が進みつつある大相撲界。今場所はどの力士にスポットライトが当たるのか、15日間の熱戦から目が離せない。