チームラボ、九州・御船山楽園で開催中のアート展『かみさまがすまう森』 今の季節だけ見られる“秋”の色が登場

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2018.9.3
森の中の、 呼応するランプの森とスパイラル - ワンストローク、 山の紅葉 / Forest and Spiral of Resonating Lamps in the Forest - One Stroke,  Autumn Mountain  teamLab, 2018, Interactive Installation, Murano Glass, LED, Endless, Sound: Hideaki Takahashi

森の中の、 呼応するランプの森とスパイラル - ワンストローク、 山の紅葉 / Forest and Spiral of Resonating Lamps in the Forest - One Stroke, Autumn Mountain teamLab, 2018, Interactive Installation, Murano Glass, LED, Endless, Sound: Hideaki Takahashi

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チームラボが、御船山楽園(九州・武雄温泉)で開催中の『earth music&ecology チームラボ かみさまがすまう森』で展示しているランプの作品に、今の季節だけ見られる色、秋の「かさねのいろめ」が加わる。

近代以前、日本では「かさねのいろめ」という、表の色と裏の色の組み合わせ(当時の絹は薄かったので裏地が透けたため複雑な色彩となった)や重なる色彩のグラデーション、織りの縦糸と横糸の組み合わせなど、複雑な色彩に季節の色の名前がついていた。

作品「森の中の、呼応するランプの森とスパイラル - ワンストローク、山の紅葉」では、表と裏の色の組み合わせからなる「かさねのいろめ」を、ランプが強く輝いている時と輝きが弱くなった時に当てはめ、秋の「かさねのいろめ」である初紅葉(はつもみじ)、青紅葉(あおもみじ)、青朽葉(あおくちば)、黄紅葉(きもみじ)、黄朽葉(きくちば)、朽葉(くちば)、赤朽葉(あかくちば)、紅葉(もみじ)の8色を使用している。 

昨年は、世界最大のアート・デザイン・建築のデジタルメディアdesignboomで「2017年のアートインスタレーション」世界1位に選ばれた他、CNNなど世界中のメディアに多く取り上げられた『earth music&ecology  チームラボ かみさまがすまう森』。4回目を迎える今年は新たな作品も加わり、「自然が自然のままアートになる」プロジェクトによって、50万平米の大庭園が人々の存在によって変容するデジタルアート空間になる。御船山楽園は1845年に開園した国登録記念物の名勝地。「森の中の、呼応するランプの森とスパイラル - ワンストローク、山の紅葉」が見られるのは、秋の季節のみ、9月1日(土)から10月28日(日)まで。

イベント情報

earth music&ecology  チームラボ かみさまがすまう森 
http://mifuneyamarakuen.teamlab.art
#かみさまがすまう森, #teamLab, #earthmusicandecology
会期: 2018年7月19日(木)~10月28日(日)
会場: 御船山楽園(佐賀県武雄市武雄町大字武雄4100)
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