岡田准一、地元大阪に映画『散り椿』大阪プレミア試写会舞台挨拶で堂々凱旋! ひらパーコラボポスター初披露も

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2018.9.14
 (C)2018「散り椿」製作委員会

(C)2018「散り椿」製作委員会

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9月12日(木)、映画『散り椿』映画公開を記念して、主演の岡田准一と木村大作監督が大阪プレミア試写会に登壇し、舞台挨拶をTOHOシネマズ梅田にて実施した。

今年、映画人生60周年迎えた日本映画界の巨匠・木村大作が時代劇に初挑戦し、“切なくも美しい愛の物語”が紡がれる本作『散り椿』。主演・岡田准一がかつては藩を追放されるも妻の最期の願いを胸に藩の不正や権力に立ち向かっていく男・瓜生新兵衛(うりゅう しんべえ)を儚くも強く演じます。その他にも、西島秀俊、黒木華、池松壮亮、麻生久美子など日本を代表する豪華俳優陣が集結した本作。第42回モントリオール国際映画祭でも準グランプリ(審査員特別賞)を受賞し、公開前より大きな話題となっている。

ひらパーコラボポスター

ひらパーコラボポスター

地元大阪に戻ってきた岡田は「ただいまです。大阪府枚方市出身、ひらかたパークの園長、超ひらパー兄さんをしております岡田准一です。兄さんは映画もやったりしています !」と挨拶。そして本日、約1万5000通の応募の中から選ばれた幸運な700名の大阪のお客様にひらかたパーク(通称ひらパー)と今作のコラボポスターを初お披露目! 岡田は「今回は、散り椿とかけて散り企画となりました。実際に散ってしまった企画を並べています。皆さん、思ったよりクスクスといった笑いですね。広告が出たらじっくり見てください(笑)」と園長としてPRしました。 

(C)2018「散り椿」製作委員会

(C)2018「散り椿」製作委員会

また、今作の宣伝のため79歳にしてインスタグラムを始めた木村監督。フォトセッションの時間に「僕も !」とおもむろにスマートフォンを取り出し、自撮りを始めました。会場のお客様にも「フォローしてね!」とマイクを使わず地声で宣伝し、会場は笑いに包まれ、終始和やかな雰囲気の中、大盛況の舞台挨拶となりました。

イベント終了後、岡田は「大阪枚方出身として、映画界のレジェンド・木村大作さんを地元に連れてくることが出来てとても嬉しい」と話し、またタイアップについても「大阪の皆さんに一番に見て頂こうと思っていました。こういう形で披露するのは初めて。だいぶ注目を浴びるようになったのだなと思います」とコメント。木村は岡田に対し「『散り椿』の脚本は、『追憶』撮影の前年(2015年)に構想していて、主演は岡田准一で行こうともう決めていました。僕の勘です。『追憶』で岡田さんの演技をキャメラマンとして見て、素晴らしい俳優さんだと思いました。今度は、『散り椿』がきっかけで岡田さんは(更に)変わったと言ってもらいたいです」とコメントした。

映画『散り椿』は9月28日から全国にてロードショー。

作品情報

映画『散り椿』
●出演者 
岡田准一 西島秀俊 黒木華 池松壮亮 麻生久美子 
緒形直人 新井浩文 柳楽優弥 芳根京子 駿河太郎 渡辺大 
石橋蓮司 / 富司純子 奥田瑛二 
●原作 :葉室 麟(享年66)(「散り椿」角川文庫刊) 
●脚本 :小泉堯史 木村大作 
●監督・撮影 :木村大作 
●公開日 :2018年9月28日(金) 
●公式サイト :http://chiritsubaki.jp
 
《あらすじ》
享保15年――藩の不正を訴え出たために、時の権力に負け藩を離れた男、瓜生新兵衛(岡田准一)。
追放後、連れ添い続けた妻の篠(麻生久美子)が病に倒れ、死を迎えようとした折、最期の願いを新兵衛に託す。『藩に戻りて、榊原采女様(西島秀俊)を助けてほしい』と。新兵衛にとって采女は、かつては良き友であり良きライバルであり、また篠を巡る恋敵でもあった。そして新兵衛の藩追放に関わる、大きな因縁を持つ二人であった。
妻の最期の願いを叶えるため、新兵衛は過去の藩の不正事件の真相と、その裏に隠された妻・篠の本当の気持ちを突き止めようと奔走する。
篠の妹、坂下里美(黒木華)とその弟・坂下藤吾(池松壮亮)は、戻ってきた新兵衛に戸惑いながらも、亡くなった篠を一筋に想いやる姿や、侍としての不正を正そうとする凛とした生き方にいつしか惹かれていく。
そして、ある確証を得た新兵衛は、かつての親友の采女と対峙する。そこで過去の事件の真相や妻が遺した願いの苦しく切なくも愛に溢れた本当の想いを知ることになっていく・・・。
しかし、その裏では大きな力を持ったものが新兵衛を襲おうとしていた・・・。
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