渚ようこ、心不全のため死去

ニュース
音楽
2018.10.1
渚ようこ(撮影:森山大道)

渚ようこ(撮影:森山大道)

渚ようこが9月28日に心不全のため死去した。

渚は9月24日に神奈川・横浜アリーナで行われたクレイジーケンバンドのデビュー20周年公演「CRAZY KEN BAND TOUR 2018 GOING TO A GO-GO Presented by NISHIHARA SHOKAI」に出演。11月30日に東京・四谷区民ホールで毎年恒例のコンサート「渚ようこリサイタル・2018ようこズンドコ歌謡流れ旅」を行う予定だった。葬儀は家族の希望により家族葬にて執り行われ、後日、お別れ会が実施される予定。

渚は1994年に歌手デビューし、1996年にあいさとう(ザ・ヘア)プロデュースのアルバム「アルバム第一集」をリリース。横山剣(クレイジーケンバンド)や作詞家の阿久悠とコラボレーションするなど独自の歌謡世界を構築した。2008年に若松孝二監督の映画「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」の劇中歌を担当。2010年に写真家の森山大道撮影による写真集「NAGISA」を発表した。10月24日にはアルバム「渚ストラット」以来約2年ぶりの新作となる7inchアナログシングル「渚のズンドコ節」がリリースされる。

音楽ナタリー
シェア / 保存先を選択