『Cygames presents RIZIN.14』へのメイウェザー参戦決定! 那須川「絶対本気にさせる」

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2018.11.20
限りなくボクシングに近い、立ち技打撃系で対戦する

限りなくボクシングに近い、立ち技打撃系で対戦する

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『Cygames presents RIZIN.14』が12月31日(月)、さいたまスーパーアリーナで開催される。一度は那須川天心との対戦が発表されたが、後日「公式戦には同意してない」と表明した世界5階級制覇のボクシング界の“レジェンド”フロイド・メイウェザーだが、エキシビションマッチへの参戦が正式に決定した。

メイウェザーとの話し合いのため、急遽渡米した榊原信行実行委員長。Twitterで16日(金)、「フロイド・メイウェザー選手とのミスアンダースタンディングは解決しました。彼は12月31日大晦日にRIZIN.14のリングで那須川天心選手と対決します」と投稿。正式に対戦が決定したことを報告した。そして17日(土)に帰国し、対戦の詳細が明かされた。

試合は非公式の「エキシビション」として行われ、3分×3ラウンドで行う。蹴りは認められず、限りなくボクシングに近い立ち技打撃系になると榊原委員長は話した。手による打撃だけの異種格闘技戦であり、その他のルールの詳細は、今後話し合いをもって詰めていくとしている。

那須川はボクシングの素養も十分。「必ず本気にさせる」と意気込む

那須川はボクシングの素養も十分。「必ず本気にさせる」と意気込む

そして、メイウェザーが海外メディアに「エキジビジョンだよ」と語った点について、榊原実行委員長は以下のようにコメントしている。

「エキシビションマッチです。日本ではエキシビションというと、スパーリングのような何かヌルいイメージがありますが、アメリカでは公式記録とならない試合をエキシビションマッチと言います。今回の試合はお互いの勝敗は公式記録とはなりませんが、スパーリングではなく、ヘッドギアもしない、KOを目指す3分3R、“スペシャルスタンディングバウト”としての対戦になります」

11月17日(土)に行われた立ち技打撃格闘技『Cygames presents RISE129』で、前シュートボクシング日本スーパーバンタム級王者・内藤大樹をKOで倒した那須川天心は、メイウェザーとの対戦が正式決定したことを受けて「これから年末の試合に集中するが、海外のボクシングトレーナーに見てもらうことも考えている」と語った。

那須川は中学時代にボクシングの帝拳ジムに通っており、ボクシングの基礎も身につけている。「いずれ世界チャンピオンにもなれる」とその素質を見込まれてたこともあり、ボクシングに近い立ち技打撃系というルールにも異存はない。「近いうちにどういう方向か決めて、練習に集中したい。絶対メイウェザーを本気にさせる」と、万全の調整で世紀の一戦に臨む考えだ。

イベント情報

『Cygames presents RIZIN.14』

 日時:12月31日(月) 15:00開始
 場所:さいたまスーパーアリーナ(埼玉県)

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