『みんなのミュシャ ミュシャからマンガへーー線の魔術』展が開催 天野喜孝ら、日本のグラフィック・アートやマンガ作品も展示

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アート
2018.12.27

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『みんなのミュシャ ミュシャからマンガへ―線の魔術』展が、2019年7月13日(土)〜9月29日(日)まで東京・渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムで開催される。

アルフォンス・ミュシャ 《ジョブ》 1896年 カラーリトグラフ ミュシャ財団蔵 (C)Mucha Trust 2018

アルフォンス・ミュシャ 《ジョブ》 1896年 カラーリトグラフ ミュシャ財団蔵 (C)Mucha Trust 2018

アール・ヌーヴォーを代表する芸術家アルフォンス・ミュシャ(1860-1939)。彼が紡ぎだした線の魔術とも言える華やかな作品は、今もなお世界中の人たちを魅了しつづけている。

本展は、ミュシャが手がけた繊細で華やかなポスター作品群に加えて、初来日となるカリカチュア(風刺画)を含む、ミュシャ初期の貴重なイラストや、彼自身の収集品を展示。彼の作品に強い影響を受けた明治期の文芸誌の挿絵、1960年代を中心にアメリカ西海岸やロンドンで一大ムーブメントを巻き起こしたグラフィック・アート作品、そして、日本のマンガ家やアーティストの作品など250点以上で構成される。

アルフォンス・ミュシャ 《ツタ》 1901年 カラーリトグラフ ミュシャ財団蔵 (C)Mucha Trust 2018

アルフォンス・ミュシャ 《ツタ》 1901年 カラーリトグラフ ミュシャ財団蔵 (C)Mucha Trust 2018

ミュシャは日本が好きだったということで、ジャポニスムが彼に与えた影響を考察。また、1960〜70年代のレコードジャケット群を含むグラフィック・アートから、ミュシャが音楽シーンに与えた影響を展観する。そして、ミュシャ作品とならび「目玉」となるのが、その影響を受けた日本の文芸誌やマンガ、イラストの数々だ。天野喜孝をはじめとする、日本を代表するグラフィック・アーティストやマンガ家の作品を数多くも展示する(※一部複製を含む)。

天野喜孝 《ファイナルファンタジーXIV 嵐神と冒険者》 2010年 アクリル・紙 FINAL FANTASY XIV SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved. IMAGE ILLUSTRATION:(C)YOSHITAKA AMANO

天野喜孝 《ファイナルファンタジーXIV 嵐神と冒険者》 2010年 アクリル・紙 FINAL FANTASY XIV SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved. IMAGE ILLUSTRATION:(C)YOSHITAKA AMANO

2019年はミュシャの没後80年となる節目の年。本展は、作品を通じて、時代を超えて愛される画家の秘密を紐解く、これまでにない画期的なミュシャ展となっている。

1. アルフォンス・ミュシャ 《黄道十二宮》 1896年 カラーリトグラフ ミュシャ財団蔵 (C)Mucha Trust 2018

1. アルフォンス・ミュシャ 《黄道十二宮》 1896年 カラーリトグラフ ミュシャ財団蔵 (C)Mucha Trust 2018

アルフォンス・ミュシャ 《『装飾資料集』 図45》 1902年 カラーリトグラフ ミュシャ財団蔵 (C)Mucha Trust 2018

アルフォンス・ミュシャ 《『装飾資料集』 図45》 1902年 カラーリトグラフ ミュシャ財団蔵 (C)Mucha Trust 2018

1. アルフォンス・ミュシャ 《舞踏 ― 連作〈四芸術〉より》 1898年 カラーリトグラフ ミュシャ財団蔵 (C)Mucha Trust 2018

1. アルフォンス・ミュシャ 《舞踏 ― 連作〈四芸術〉より》 1898年 カラーリトグラフ ミュシャ財団蔵 (C)Mucha Trust 2018

イベント情報

みんなのミュシャ ミュシャからマンガへ――線の魔術
会期:2019年7月13日(土)〜9月29日(日)
会場:Bunkamura ザ・ミュージアム(渋谷・東急本店横)
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