松坂桃李×シム・ウンギョンW主演の映画『新聞記者』製作が決定 東京新聞の記者・望月衣塑子氏にインスパイア

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2018.12.5
左から、シム・ウンギョン、松坂桃李

左から、シム・ウンギョン、松坂桃李

松坂桃李とシム・ウンギョンがW主演を務める映画『新聞記者』が製作されることが決定した。劇場での公開は、2019年を予定している。

映画『新聞記者』は、東京新聞の記者・望月衣塑子氏の著書『新聞記者』(角川新書)を原案とした作品。「国家権力と報道メディア」をテーマに、政権がひた隠そうとする“闇”に迫ろうとする女性記者と、理想に燃えて公務員の道を選んだ若手エリート官僚の対峙・葛藤を、オリジナルストーリーで描くという。

主演は『サニー 永遠の仲間たち』や『怪しい彼女』などで知られる韓国の女優シム・ウンギョンと、『娼年』『孤狼の血』の松坂桃李。山田孝之プロデュース映画『デイアンドナイト』の藤井道人監督がメガホンをとる。

プロデューサーは、第86回キネマ旬報ベストテンで日本映画第1位を獲得した『かぞくのくに』や、菅田将暉とヤン・イクチュンW主演の『あゝ、荒野(前/後編)』などを送り出してきた、河村光庸氏。

河村プロデューサーのコメントは以下のとおり。

 

河村光庸(プロデューサー)

昨今、世界的な潮流として、権力者や集団の指導者は同調圧力を使い「個」を分断、対立を促し、孤立化を煽る傾向にあります。そのような状況下、官邸に“不都合な質問”を発し続ける東京新聞・望月さんの登場は、正に「個」が集団に立ち向かう姿を日本中の報道メディアに見せつけたのです。映画『新聞記者』は、そんな望月さんの姿にインスパイアされ企画した映画です。従って本作は、一個人の新聞記者を美化・礼賛する内容ではなく、報道メディアに関わる全ての人たちにエールを送る映画でもあり、政治サスペンスとしても楽しめるエンタテインメントです。物語で、真相を追う女性記者はあえて、複数のバックグラウンドを持つキャラクターという捻った役の設定にしています。ともすれば内向きになりがちな日本の報道メディアに複眼的な視点を持ち込むため、これは必然的な成り行きでした。演じるのは、韓国映画界でもトップクラスの演技力に定評があるシム・ウンギョンさんです。複数のアイデンティティと苦悩や葛藤を持つ役柄を言語を超えて表現できるのは彼女以外のキャスティングは思い付きませんでした。この記者に対峙する若手エリート官僚は、国を動かす正義と個人が信じる正義の“二つの正義”の間で葛藤します。この非常に繊細な心を表現する役には、類い稀なる演技力が必要とされ、これを演じてもらうのは幅広い役柄にリアリティを与えることに定評がある松坂桃李さんしかいないと思いました。

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