富士通がV3でアメフト社会人王者に！ 『ライスボウル』で関西学院大学と激突

アメリカンフットボールの社会人日本一決定戦『第32回アメリカンフットボール日本社会人選手権 JAPAN X BOWL XXXII』が12月17日（月）、東京ドームで行われた。富士通フロンティアーズがIBM BigBlueを35-18で下し、3年連続4度目の社会人王座についている。

試合はIBM BigBlueが最初の攻撃で30ヤードのFGを決めて先制。しかし次の富士通フロンティアーズの攻撃では、エースRBのトラーション・ニクソンが67ヤードの独走TDランで逆転している。その後、IBM BigBlueがFGで7-6と迫ったものの、QBマイケル・バードソンがスクランブルランからTDを決めて突き放した。以後はニクソンのTDラン、バードソンのTDパスなどで点差を広げ、IBM BigBlueの攻撃を1TDに抑えて富士通フロンティアーズが勝利を収めている。

なお、この試合では合計196ヤードで3TDランを決めたニクソンが最優秀選手に、バードソンが最優秀新人に選ばれた。

この結果、2019年1月3日（木）に行われる『アメリカンフットボール日本選手権 プルデンシャル生命杯 第72回ライスボウル』には、富士通フロンティアーズが出場することになった。先に『全日本大学アメリカンフットボール選手権 決勝 三菱電機杯 第73回毎日甲子園ボウル』を制した、学生王者の関西学院大学と対戦する。

ライスボウルでは2009年に立命館大学が勝って以来、学生王者は勝利から遠ざかっている。富士通フロンティアーズは、昨年、一昨年とライスボウルを制した強豪チーム。富士通フロンティアーズ有利との見方が多いなか、2年ぶりの出場となった関西学院大学がどこまで食い下がれるか。学生王者の意地を見せてもらいたい。