和楽器バンドが2日間で3万人を動員 2019年の新たな演出でさいたまスーパーアリーナを熱狂の渦に
和楽器バンド
1月5日(土)・6日(日)の2日間にわたり、和楽器バンドが埼玉県・さいたまスーパーアリーナにて『和楽器バンド 大新年会2019さいたまスーパーアリーナ2days 〜竜宮ノ扉〜』を開催し、のべ3万人を動員した。
和楽器バンドは、これまで2015年に渋谷公会堂、2016年に日本武道館、2017年に東京体育館2days、2018年に横浜アリーナと大新年会ライブを行ってきた。今年はさらに規模を拡大し、過去最大規模での開催となった。
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ライブは16時過ぎにスタート。映像でのメンバー紹介が始まると、会場は歓声に包まれ、メンバーがゴンドラで登場。さらなる興奮の中、本公演が「光の中で」で幕を開け、代表曲「千本桜」へ突入すると、会場のボルテージは一気に最高潮に。
その後も、亜沙(Bass)と神永(尺八)によるバトル演出や、いぶくろ(筝)と鈴華(Vo)による「和」の世界観を感じさせる構成など、和楽器バンドならではの演出が続く。センターステージにメンバー8人が集まって披露された「細雪」「オキノタユウ」では、箏と和太鼓とドラムの3人が観客と近い場所で演奏し、これまでにないポジションでのパフォーマンスが繰り広げられた。
後半戦は、町屋(Gt)と蜷川(津軽三味線)によるバトルから始まり、「Strong Fate」、続けて黒流(和太鼓)と山葵(Dr)による和太鼓×ドラムバトルへ突入。黒流と山葵が宙を舞うという初の試みも観客を大いに沸かせた。本編ラストは、「暁ノ糸」で、鈴華と観客がともに総立ちで歌い上げ、最高の盛り上がりの中で本編を締めくくった。
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メンバーがステージを去ると、会場から「暁ノ糸」の合唱が沸き起こり、再びメンバーが登場。鈴華の独唱から始まった「華火」では、圧倒的な歌唱力に観客が静まり返る。年末年始にオンエアされたガリバーCMソング「あっぱれが正義。」を初披露し、最後は「空の極みへ」で2日間に渡る大新年会2019は幕を下ろした。
なお、本公演を収めたDVDとBlu-ray『和楽器バンド 大新年会2019さいたまスーパーアリーナ2days 〜竜宮ノ扉〜』が3月20日に発売されることが発表されている。