東京国立近代美術館で『イメージコレクター・杉浦非水展』 日本のグラフィックデザイン創成期の作品を一堂に紹介
杉浦非水 《三越呉服店春の新柄陳列会》 1914年 東京国立近代美術館蔵
『イメージコレクター・杉浦非水展』が、東京国立近代美術館にて開催される(前期:2019年2月9日(土)~4月7日(日)、後期:2019年4月10日(水)~5月26日(日))。
杉浦非水 《銀座三越四月十日開店》 1930年 東京国立近代美術館蔵
杉浦非水(1876-1965)は、日本のグラフィックデザインの創成期に重要な役割を果たした図案家の1人として知られている。当館では非水のご遺族から1997年に一括寄贈されたポスター、絵はがき、原画など700点以上にのぼる作品を所蔵している。
本展では非水の代表作である三越のためのポスターをはじめ、数多く手がけた雑誌の表紙デザインや装丁の仕事、身近な動植物を描いたスケッチなどを展示し、19年ぶりに当館の非水コレクションを一堂に紹介。さらに、非水が手元に残した海外の雑誌やスクラップブック、非水が撮影した16mmフィルムの映像など、貴重な旧蔵資料も初公開する。非水が何に関心を持ち、何を集めていたのか、図案の創作にいたるまでのプロセスと「イメージの収集家」という側面に焦点をあて、非水の多彩な活動を改めて検証する。
杉浦非水によるスクラップブック
杉浦非水 《ヤマサ醤油》 1920 年代 東京国立近代美術館蔵
杉浦非水 『アフィッシュ』創刊号表紙 1927年 東京国立近代美術館蔵
杉浦非水 《日立電気冷蔵庫》 1933年 東京国立近代美術館蔵
杉浦非水 《カルピス》 1926年 東京国立近代美術館蔵
イベント情報
イメージコレクター・杉浦非水展
開催期間:2019/02/09(土)~2019/05/26(日)
時間:10:00~17:00(金・土は20:00まで/いずれも入館は閉館30分前まで)
休館日:月曜日(ただし、2019年2/11、3/25、4/1、4/29、5/6は開館)、2019年2/12、4/9(本展のみ)、5/7
入場料:一般500円/大学生250円
会場:東京国立近代美術館 本館2F ギャラリー4
時間:10:00~17:00(金・土は20:00まで/いずれも入館は閉館30分前まで)
休館日:月曜日(ただし、2019年2/11、3/25、4/1、4/29、5/6は開館)、2019年2/12、4/9(本展のみ)、5/7
入場料:一般500円/大学生250円
会場:東京国立近代美術館 本館2F ギャラリー4
会場電話番号:03-5777-8600(ハローダイヤル)
会場URL:http://www.momat.go.jp/am/
会場URL:http://www.momat.go.jp/am/