フランクフルト放送交響楽団日本ツアー会見、アリス=紗良・オットら
左:アリス=紗良・オット 右:アンドレス・オロスコ=エストラーダ (Photo:M.Otsuka/TokyoMDE)
フランクフルト放送交響楽団(hr放送響)来日ツアーの会見が11月13日に都内で行われた。音楽監督のアンドレス・オロスコ=エストラーダとピアニストのアリス=紗良・オットが出席し、11月11日から始まっている日本ツアーについて語った。
アンドレス・オロスコ=エストラーダは「フランクフルト放送響は日本に何回も来日しているが、今回は私も一緒に来日できて嬉しい。ソリストのアリス=紗良・オットさんも五嶋龍さんも偉大なスターで、有名な方々との共演はあまり日本では知られていない私にとって、とても素晴らしい形である。ソリストの2人同士は共演できないが、私はおふたりと共演できるという“当たりくじ”をひいたようなもの。素晴らしいコンサートを皆さんにお届けしたい」と語った。
アンドレス・オロスコ=エストラーダ (Photo:M.Otsuka/TokyoMDE)
アリス=紗良・オットはこのツアーで演奏するチャイコフスキーのピアノ協奏曲について「チャイコフスキーをはじめて演奏したのが10年前の札幌で、これまでに一番演奏してきている協奏曲。70回以上も演奏していて、一時は演奏から離れた時期もあったが、今回日本で5、6年ぶりに演奏することになった。hr放送響とオロスコ=エストラーダさんと4回も演奏できるので、どんなチャイコフスキーの冒険になるのかとても楽しみにしている」と語った。
アリス=紗良・オット (Photo:M.Otsuka/TokyoMDE)
取材・文:飯田有抄(ぶらあぼ11月号 Preーstage=Prestige interview)
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フランクフルト放送交響楽団
アリス=紗良・オット(ピアノ)
■日時:11/18(水)19:00
■会場:サントリーホール
■曲目:
グリンカ:歌劇《ルスランとリュドミラ》序曲
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
ベルリオーズ:幻想交響曲
■日時:11/19(木)19:00
■会場:サントリーホール
■曲目:
グリンカ:歌劇《ルスランとリュドミラ》序曲
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
ブラームス:交響曲第1番 ハ短調
■問合せ:ジャパン・アーツ 03-5774-3040
*その他のフランクフルト放送交響楽団の来日公演の詳細は(https://www.japanarts.co.jp/concert/concert_detail.php?id=323&lang=1)でご確認ください。