屋良朝幸主演、『THE CIRCUS!』の続編が上演 シリーズファイナルへ
2019年9月21日(土)から9月29日(日)まで新国立劇場 中劇場にて、オリジナルミュージカル『THE CIRCUS!-エピソードFINAL-』がを上演されることが決定した。
本ミュージカルシリーズは、アメコミの世界から飛び出したような世界観で贈るニュースタイルのダンスエンターテインメントショーで、2016年に完全オリジナルのミュージカルとして初演された。スピーディなストーリーと圧巻のパフォーマンスで話題を呼んだ【エピソード0】を上演、翌17年にはアクションシーンを大幅に加えスケールを広げた続編【エピソード1】を、翌18年には、映像とのコラボレーションで視覚的にもよりエンターテインメント性を増したさらなる続編【エピソード2】と、これまで公演ごとに進化を遂げながら、3年連続で新作ミュージカルが上演されてきた。
ダンス×アクション×音楽×映像 壮大な世界観で贈るアツい絆の物語
企画・構成・演出・振付を手掛けるのはTETSUHARU。振付師として数多くのアーティストや、ミュージカル、映画、ドラマなどの振付を幅広く手掛け、近年は、ミュージカル『イン・ザ・ハイツ』や『テイルズ オブ ザ ステージ』シリーズなどの演出・振付を手掛ける舞台演出家だ。企画当初は歌やダンスで表現するノンバーバル作品として考えられていた本ミュージカル。歌だけでなく、役者の「声」や「言葉」を使うことで、より明確で活き活きとした個性あふれるキャラクターを立ち上げ、完全オリジナルなストーリーながら、シンプルで骨太、そして普遍的なテーマを軸に、常に新しい挑戦を続けている。
主演を務めるのは屋良朝幸。最近では、ミュージカル『TOP HAT』や『Red Hot and COLE』など数多くのミュージカルや舞台に出演、自身が総合プロデュースを手掛け出演する『THE YOUNG LOVE DISCOTHEQUE』が好評を博し、マルチに活躍している。本作では、強靭な体力と精神力を武器に国家の危機を救う“アツい男”、ケントを演じる。
そして、前作【エピソード2】にも出演した、矢田悠祐、越岡裕貴(ふぉ~ゆ~)、寺西拓人(ジャニーズJr.)、田野優花、高橋駿一(PADMA)、菜々香、青柳塁斗、そして植木豪が再集結。また、本作で新たに、壮一帆、奥村佳恵を迎え、さらにパワーアップした『THE CIRCUS!-エピソードFINAL-』。新宿でのプレビュー公演を経て、富山、愛知、大阪と各地を回り、東京、神奈川にて上演される本公演を見逃さないでおこう。
屋良朝幸 コメント
THE CIRCUS!は、初回の【エピソード0】から一緒のメンバーもいますし、年に1回集まって作る特別な現場で、とても思い入れのある作品です。僕の中ではミュージカルの枠を越えて、「THE CIRCUS!」は「THE CIRCUS!」というカテゴリーですね。これから創り上げていく【エピソードFINAL】が、どうなるか楽しみです。続編で綴る作品は舞台では中々ないですし、完全オリジナルストーリーで、TETSUHARUさんはすごく新しいチャレンジをされていると思います。
アクションも含めて、今まで以上にパワーアップした派手さも楽しんでいただけるようにできればと思います。
ぜひたくさんの方に観ていただきたいです。
構成/演出・振付:TETSUHARU コメント
歌も芝居ももちろんですが、今作はダンスのパフォーマンスを前面に打ち出す作品にできればと思います。シリーズも回数を重ねてきたので、これまでの伏線を回収したいですね。実は、全てのキャラクターにサブストーリーが存在していて、登場人物のバックボーンを説明しているんです。それを共有することで、演者の皆さんも役へのアプローチに生かしていただいています。
屋良くんの撮影を見ていて、1作目の時のことを思い出したのですが、あれからご自身でプロデュースする作品を含めて様々な作品を経験されたこともあって、とても変化を感じました。今の屋良くんと作品を作っていけるのがすごくワクワクしています。
これまで支えてくださった皆さまの想いも受け止めて、最大限楽しんでいただけるよう、華々しいファイナルにできればと思います。