「蒼井優と結婚していないほう」の山ちゃんが熱唱し、中村倫也と木下晴香がデュエット! 『アラジン』スペシャル・ナイトイベント
左から、北村一輝、中村倫也、山寺宏一、木下晴香
6月6日(木)映画『アラジン』の“スペシャル・ナイトイベント”がTOHOシネマズ日比谷にて開催され、日本語吹替版キャストの中村倫也、木下晴香、山寺宏一、北村一輝が登壇した。
『アラジン』は、ディズニーの同名アニメーションを実写化した作品。1992年に公開されたアニメ版では、砂漠の王国アグラバーに暮らす青年アラジンと、王宮を抜け出したジャスミン王女の恋と冒険が描かれた。実写版でアラジンを演じるのは、海外ドラマ『NIKITA /ニキータ』で俳優としてデビューしたメナ・マスード。王女ジャスミン役を『パワーレンジャー』のナオミ・スコットが演じる。さらに、ランプの魔人ジーニー役でウィル・スミスが登場。メガホンを『シャーロック・ホームズ』シリーズのガイ・リッチー監督がとっている。日本語吹替え版は、声優陣がセリフだけでなく歌も担当する「プレミアム吹替版」として公開。アラジンを中村倫也、ジャスミンを木下晴香、ジーニーを山寺宏一、邪悪な大臣ジャファーを北村一輝が演じている。
映画『アラジン』のスペシャル・ナイトイベントは、公開日6月7日の前日に開催。約200席に対して10,000を越える応募が殺到し、50倍の確率をくぐり抜けて当選した観客たちが一夜限りのイベントを堪能した。
華やかなダンサーとともにジーニー役の山寺が登場すると、会場は一気にヒートアップ。山寺の「It’s Show Time!」の掛け声とともに、ご機嫌なナンバー「フレンド・ライク・ミー」がスタートすると、ペンライトを持った観客が会場をカラフルに彩った。すると、場内に中村、木下、北村が登場。ジーニーの魔法を思わせる演出に、観客は大盛り上がり。続いて、中村と木下が、「ホール・ニュー・ワールド」をデュエット。同曲は、アラジンとジャスミンが初めて心を通わせ、魔法のじゅうたんで夜空をかけるシーンを彩る名曲だ。客席にはブルーのペンライトの光が輝き、会場は一体となった。
この日初めて「フレンド・ライク・ミー」を披露した山寺は、開口一番、「蒼井優さんと結婚してない方の山ちゃんでーす!」と会場の笑いを誘い、「とても緊張したけれど、楽しかったです!」と興奮気味にコメント。さらに、「ジーニーは最高のエンターテイナ―で、魔人だけどともて人間味あふれるキャラクターなんです。僕にとって本当に大切なキャラクターで、この役が回ってこなかったら声優を辞めようと思っていました(笑)」とユーモアを交えながら明かした。
左から、木下晴香、北村一輝、中村倫也、山寺宏一
「ホール・ニュー・ワールド」をデュエットで披露した木下は「“ダイヤモンドの空”という歌詞のところで、お客様の持つペンライトが会場中に溢れて、映画の1シーンのようでした!本当に楽しく歌わせて頂きました」とコメント。中村は「有名で力がある曲だからこそ、シンプルに歌うことを目指しました。アラジンの気持ちになって、ジャスミンを優しく導き開放してあげるような感じで歌い上げました」と、想いを語る。
3人の生歌披露に、北村が「いやー、歌は緊張しますね~」とコメントすると、すかさず中村と山寺が「歌ってねーよ!」と突っ込む一幕も。劇中のアラジンとジーニーのように息の合ったやりとりに、客席から温かな拍手が贈られ、場内には笑いが溢れていた。最後に中村は「字幕版、プレミアム吹替版、是非両方見て下さい!」と語り、会場を後にした。
『アラジン』は6月7日(金)全国公開。