伊藤健太郎は体操着の匂いを嗅ぎ、玉城ティナは「クソムシが!」と罵声 実写映画『惡の華』特報映像&ティザービジュアルを公開
(C)押見修造/講談社(C)2019映画『惡の華』製作委員会
映画『惡の華』が9月27日(金)に公開されることが決定。あわせて、特報映像とティザービジュアルが解禁された。
『惡の華』は『別冊少年マガジン』(講談社)にて連載された、押見修造氏の漫画。ボードレールの詩集『悪の華』に憧れる少年を主人公に、鬱屈とした青春と行き場のない衝動を描く物語。2013年にはTVアニメ化、2016年には舞台化もされた。初の実写映画化となる『惡の華』では、『片腕マシンガール』『覚悟はいいかそこの女子。』などの井口昇監督がメガホンをとり、脚本をアニメ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』や『心が叫びたがってるんだ。』の岡田麿里氏が手がける。
主人公・春日高男を演じるのは、『デメキン』やドラマ『今日から俺は!!』(日本テレビ系)などの伊藤健太郎。春日に執拗につきまとう仲村役で『わたしにXXしなさい!』の玉城ティナ、春日が片思いするクラスのマドンナ・佐伯奈々子役で、雑誌『ニコラ』15歳のモデル・秋田汐梨が出演。飯豊まりえが、高校時代に春日と交流を深める常磐文を演じる。
解禁された特報は、キーワード「変態」が散りばめられたもの。玉城ティナ演じる仲村佐和が原作でもおなじみの「うっせー、クソムシが」との罵声を発するシーンや、伊藤健太郎演じる春日高男が女子の体操着の匂いを嗅ぐ姿、大雨の中半裸で雄叫びを上げる場面も収められている。また、中学時代編のハイライトである、深夜の教室を破壊するシーンも登場。ティザービジュアルでも、ひっくり返った椅子、墨汁まみれの黒板、落書きだらけの壁などが確認でき、実写版『惡の華』の世界観が垣間見える。
『惡の華』ティザービジュアル (C)押見修造/講談社(C)2019映画『惡の華』製作委員会
『惡の華』ティザービジュアル (C)押見修造/講談社(C)2019映画『惡の華』製作委員会
なお、6月14日(金)より発売されるムビチケ(前売券)には、解禁されたビジュアルを使用したオリジナルポストカードセット(2枚組)が、数量限定の特典として付属する。
特報、ビジュアルの解禁とともに、新たなキャストも発表。春日の父親役で鶴見辰吾、母親役で坂井真紀が出演。仲村の父親役で高橋和也、母親役で黒沢あすか、祖母役で佐々木すみ江が登場する。また、佐伯の母親役で松本若菜、クラスメイト役で北川美穂、佐久本宝、田中偉登らがキャスティングされている。
『惡の華』は9月27日(金)、TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー。