『シューベルティアーデたんば』は、1995年に始まり、毎年秋に開催されている国際音楽祭だ。「シューベルティアーデ」とは、シューベルトが仲の良い友だちを呼んで自宅のサロンで開催したコンサートの意味だという。テノール歌手の畑儀文が中心となり、地元住民及び地元出身者主体の実行委員会が企画運営を行い、丹波地域の各地で大小様々なクラシックコンサート行っている。
25周年を迎える今年は、県内外の12回のPRコンサート、丹波地域の全10ヶ所の街角コンサート、3つの会場でのホールコンサートを含む合計25回のコンサートを実施する。2019年9月1日(日)のオープニング・コンサートは、田園交響ホールにて、『待ってました!シューベルトの秀作オクテット(八重奏曲)』と題し、釋伸司(ヴァイオリン)、川端直子(ヴァイオリン)、松田美奈子(ヴィオラ)、雨田一孝(チェロ)、関一平(コントラバス)、稲本渡(クラリネット)、桑原正善(ファゴット)、世古宗優(ホルン)らがシューベルト作曲の八重奏曲を披露する。9月28日(土)のミドル・サロンコンサートは、お菓子の里丹波ミオール館にてケーキ・お茶付きで。釋伸司(ヴァイオリン)、中村翔太郎(ヴィオラ)らが出演し『どちらがヴィオラ?ヴァイオリン?』をテーマに行われる。音楽祭最終日の11月16日(土)はガラ・コンサート。『25年ぶり!レジェンドと共に来丹』として、丹波の森公苑ホールにてユリウス・ベルガー(チェロ)、ノーマン・シェトラー(ピアノ)らが出演する。そのほか、各地のPRコンサート、街角コンサート詳細は公式ホームページにて。
公演情報
丹波の森国際音楽祭『シューベルティアーデたんば2019』
開催日:2019年9月1日(日)~11月16日(土)
開催地:兵庫県丹波市・丹波篠山市など
テーマ:「丹波路に響く秋のヴィオロン」
内容:世界中で活躍する国内外の音楽家が丹波に集結し、3つの会場でのホールコンサートや、丹波地域の全10ヶ所でコンサートなどを行います。
主催:丹波の森国際音楽祭シューベルティアーデたんば実行委員会
一般問合せ:(公財)兵庫丹波の森協会丹波の森公苑文化振興部TEL:0795-72-5170
■オープニング・コンサート
日時:2019年9月1日(日)13:30開演(13:00開場)
会場:田園交響ホール(丹波篠山市北新町41)
テーマ:「待ってました!シューベルトの秀作オクテット(八重奏曲)」
料金:大人2,500円(当日3,000円)高校生以下無料
※全席自由
出演者:釋伸司(ヴァイオリン)、川端直子(ヴァイオリン)、松田美奈子(ヴィオラ)、雨田一孝(チェロ)、関一平(コントラバス)、稲本渡(クラリネット)、桑原正善(ファゴット)、世古宗優(ホルン)、髙橋麻子(ピアノ)、畑儀文(テノール)
曲目:シューベルト作曲八重奏曲D803
■ミドル・サロンコンサート
日時:2019年9月28日(土)
<1回目>13:00開演(12:30開場)
<2回目>15:30開演(15:00開場)
会場:お菓子の里丹波ミオール館(丹波篠山市東吹416)
テーマ:「どちらがヴィオラ?ヴァイオリン?」
料金:3,000円(当日3,500円)
※ケーキ・お茶付き ※全席自由
出演者:釋伸司(ヴァイオリン)、中村翔太郎(ヴィオラ)、深井千聡(ピアノ)、畑儀文(テノール)
曲目:・シューベルト作曲弦楽三重奏曲第1番(ヴィオラとピアノ版)
・モーツァルト作曲ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲第1番
・ウェーバー作曲アンダンテとハンガリー風ロンド
■ガラ・コンサート
日時:2019年11月16日(土)13:30開演(13:00開場)
会場:丹波の森公苑ホール(丹波市柏原町柏原5600)
テーマ:「25年ぶり!レジェンドと共に来丹」
料金:大人3,500円(当日4,000円)高校生以下無料
※全席自由
出演者:釋伸司(ヴァイオリン)、ユリウス・ベルガー(チェロ)、ノーマン・シェトラー(ピアノ)、畑儀文(テノール)
曲目:・シューベルト作曲アルペッジョーネ・ソナタイ短調D821
・シューベルト作曲ピアノ三重奏曲変ロ長調(第1楽章)D898
・シューベルト作曲即興曲
・シューベルト作曲流れの上でD943
・ベートーヴェン作曲歌曲集「遥かなる恋人に寄す」
※その他のコンサートは公式ホームページにて。