ちく☆たむインタビュー、ミニアルバム『ハイパートライ!』が出せるのがハイパー嬉しい
撮影:中田智章
『けものフレンズ』ジャパリパークのペンギンアイドルユニット「PPP」のフンボルトペンギン役の築田行子とジェンツーペンギン役の田村響華の二人によるユニット「ちく☆たむ」。先日世界動物の日である10月4日にミニアルバム『ハイパートライ!』を発売した二人に、約2年の活動からの初のミニアルバムについて、そして、それぞれの「夢」、ちく☆たむとしての「夢」まで語ってもらった。
「きみとぼくのうた」は二人で作った曲、何も言わないでも以心伝心できた
――ちく☆たむ初のミニアルバム『ハイパートライ!』が発売されました。最初にこのミニアルバムが作られるという話になったときにどのように思いましたか!?
築田 本当に嬉しい、ハイパー嬉しいです!
田村 まさかミニアルバム出させてもらえると思ってなかったので、どういう曲が入るのかも全然想像がつきませんでした。でもやっていくうちに、スタッフの皆さんの後押しもあって「これがちく☆たむだな」みたいな完成の過程が見えてきて、できあがった今では本当に愛が強すぎるというか溢れています!
築田 本当に一曲一曲が種類も曲調も全然違っていて、ちく☆たむを作りあげていくというか。今までは二曲しか無かったんですけど、このミニアルバムを作ることによって、改めて私達ちく☆たむの色も作りあげていくような感覚で、一曲一曲がすごく印象的なレコーディングになったと思います。
――「ちく☆たむ」は元々二年前ぐらいのニコニコ生放送の配信のチーム分けから、生まれたユニットですよね?
築田 そうですね。今年で三年目ぐらいですね。
――お二人それぞれの最初の印象はどうだったんですか?
田村 最初に『けものフレンズ』のオーディションで集まった時に、ちょっと意地悪な質問があって、「一番仲良くなれそうな人は誰だと思いますか?」みたいな質問を全員に聞かれたんです。せーので指を指すように言われて、私達だけがお互いを指して。その時から両想いなんです。
築田 そうなんです。
田村 その時は何も思わなかったんですけど、ニコニコ生放送の配信番組でたまたま一緒のチームになって、その時に「ちく☆たむ」ってチームを作って。それまではチーム分けとかしても、名前まで付けることは無かったんですけど、たまたまその番組で「それじゃ、チーム名付けましょう」ってことになって、そこで「ちく☆たむ」って名前が定着しちゃったみたいな。
撮影:中田智章
――ではまさかこんなに続くとは思わなかったと?
築田 全然思わなかったです!
田村 だって言い方悪いですけど『けものフレンズ』の中では一番目立たない二人だなって思っていたし。グイグイいけないタイプっていうか(笑)。
築田 そうそう(笑)。
田村 みんなが喋っているところに、私達が前に出たら話が散らかっちゃうかなって、一歩引いちゃって喋れないんです。『けものフレンズ』がデビュー作だったんで、トークの出方ややり方とか右も左も分からないから、ただお姉さん達について行くみたいな感じだったので、余計に自分が出なかったんです。
築田 私も声優として作品やコンテンツに出させてもらうのが初めてで、ステージ上で歌やダンスといったパフォーマンスはした事あったんですけど、トークバラエティとかに出るのは初めてだったので、もう「空気壊しちゃいけない」みたいな喋ることへの恐怖があって。
築田 今となってはみんなと仲良くなったから喋れるし、役割分担も見えてきたので、「自分はこうだな」みたいなことだったり、「この時にこう言おう」というのはわかるんですけど、最初はもう手探りだったので。
田村 私なんて最初の頃とキャラ全然違いますもん(笑)。観直すと多分ビックリすると思いますよ、「全然普通じゃん」みたいな。
撮影:中田智章
――2年以上ユニットを組んで、番組をやったり曲を出したりして、お互いの印象は変わりました?
田村 第一印象や雰囲気とか、最初会った頃とはまったく変わっていないんですけど、掘れば掘るほど芯の強い人間だなとか、根性がメッチャあるなとか。フワフワした天然系とよく思われがちなんですけど、意外と男気があって(笑)「こういうところあるんだー」とビックリしましたね。
築田 キョンちゃん(田村)は、フワっとしていて、前に出るタイプじゃないみたいな印象がありました。同じような話になっちゃうんですけど、キョンちゃんもすごい芯の強いところがあって、意外と気が強いというか地に足が付いているというか(笑)。
――お話を聞いたり、ライブなどを見せてもらっていると、お二人とも実は気が強いところがあって、度胸があるなという印象があります。
二人 おおー、そうなんだ!
――声優としての初めてのコンテンツで、こうやってちゃんとパフォーマンスできているのが、若くてあんまり経験が無くてちゃんとできているのが、本当にすごいなって思います。
築田 お姉さんなんで(笑)。
――改めてミニアルバム『ハイパートライ!』について聴きたいのですが、今回は6曲入りで東武動物公園オフィシャル応援ソング「恋する動物園」をはじめ、非常にバラエティに富んだアイドルっぽさのあるラインナップになっていますが、お二人の中で印象に残っているエピソードや曲はありますか?
田村 今回のミニアルバムの中で最初にレコーディングしたのが、4曲目の「それ、ちょうだい」(松竹お化け屋本舗 東京タワーお化け屋敷第五弾『KICHIRI いしがまやハンバーグ presents ~お顔をちょうだい~老婆の呪面(じゅめん)』公式応援ソング)だったんです。お化け屋敷とのタイアップ曲ということで、リアルな怖さがある強い曲調と歌詞になっていて「こういう曲も歌わせてもらえるんだ」というのと、「アーティストとして上手な歌い方しなきゃ」というのがありました。私は元々ホラーとかが大好きなんで、こういう曲が唄えるのがすごく嬉しくて。「(顔を)ちょうだい、ちょうだい」と囁くところとかも楽しかったです。それに「ちく☆たむ」として、これまで2曲しか持ち歌が無かったのもあって、こういう違うジャンルの曲が唄えるのがメッチャ嬉しかったです。
築田 一曲一曲、全部に思いが強いんですけど、その中でもラストの「きみとぼくのうた」は私が作詞をさせてもらって、キョンちゃん(田村)が作曲をしているんです。最初にキョンちゃんの曲があって、そこに私が歌詞を乗せていったんですけど、キョンちゃんは行進していくようなイメージで曲を作っていたらしく。私はその時まだそのイメージを聞いてなかったんですけど…。
田村 まったく伝えてなかったから。
築田 でも曲を聴いた時に、私も行進していく自分達の姿が想像できたんです。それを歌詞にして、以心伝心ができた不思議な曲だったなと思っているんです。
――二人で曲を作るということから、無意識に「私達が作るなら」という思いが通じ合ったと。
築田 そうかも知れないですね。
田村 最初に曲を作る時に、もちろんお客さんのことを考えるんですけど、やっぱり私達の曲だから自分達の物語を音にしたいなという想いがあって。そこがお互い認識がすごい合っていたんです。いくちゃん(築田)は作詞にけっこう悩んでいたので、作詞にはちょっと付き合ったんですけど、その時に「こんなことあったよね」とか私達の思い出を話したりして、ノートにめっちゃメモしたり。
築田 二人が初めてちゃんと作ったものを楽曲として出させてもらうので、ダサい曲にしたくないって想いがすごくあって。初めてだからできなくて当たり前だろ、みたいな感じで絶対思われてたんだろうけど、ちゃんと聴いてくれる人に伝わる曲を作りたかったんです。歌詞の言葉選びとかも、普段自分が使っているような言葉だとダサくなっちゃうから(笑)、そこはこだわったんです。ちょっとダサくてもカワイイっていうユニットコンセプト的には、ちょうどいいのかも知れないけど、妥協はしたくなかったんです。結局レコーディング前日のギリギリまで粘って歌詞を仕上げたので、思い入れがすごく強い曲になりました。
10月18日池袋・サンシャインシティ噴水広場でのリリースイベント
――そんな思い入れの強いミニアルバムですが、10月18日には池袋のサンシャインシティ噴水広場でリリースイベントも行われました。
田村 池袋の噴水広場でのイベントは二回目だったのでだいぶ落ち着いてはできたんですけど、お客さんの反応がとにかく気になりました。噴水広場は上からも見られているし、普通にお買い物に来たお客さんもいるので、私達を知らない人にも聴いてもらいたかったから、どうやったら足を止めてくれるかな、とか、どうすれば楽しそうに見えるかな、とかすごく考えました。だからMCとかもお客さんを巻き込む形にして、ファンの皆さんが一緒になって喜んでくれていたら、きっと通りすがりの人達も「何か盛り上がってるな」と興味を持ってくれるかなと。なにより私達が楽しめばファンや通りすがりのお客さんも楽しいだろうなというのを、今回はすごく意識しました。
10月18日池袋・サンシャインシティ噴水広場でのリリースイベント
――リリースイベントでまさかのアンコールも起きましたね。
田村 初アンコールでした! これまで二曲しかなかったですし。
築田 一曲やって「ありがとうございました! アンコールして下さい」と言うのもさみしいですし(笑)。
田村 人生初のアンコールだったので最高でした。やっとライブができた感覚を味わえたというか。
――おばけモチーフの衣装とかも可愛かったですね。
田村 ありがとうございます! お化けのケープは初披露だったんですけど、衣装チェンジもあるから、ケープを披露するのはどのタイミングがいいかな? とセットリストにすごい悩みました。
築田 着替えのタイミングもあるし、どこでこの衣装をやるか色々考えて。最初からというのもあったけど、初披露だから絶対最後にしよう!と。そのためにアンコールしてもらおう!とか言って(笑)。
10月18日池袋・サンシャインシティ噴水広場でのリリースイベント
――『けものフレンズ』では動物を演じて、水族館や動物園を応援する歌を唄っているお二人の推し動物は?
築田 私達番組とかで相当動物触っていますからね。
田村 私ずっと好きな動物いるんです!アオジタトカゲ。もともとヘビとか爬虫類が好きなんですけど、番組にアオジタトカゲが実際に来てくれた時に初めて実物を見て、まずフォルムがツチノコっぽくて超可愛いなと。トカゲよりも頸とかもゴツい感じで、触り心地もペタペタというかフィギュアやお人形みたいな感じで。皆さんぜひネットで検索して見てみてください(笑)。
築田 私はカモノハシが好きなんです!カモみたいな口がついていて体はビーバーみたいで本当に不思議だなって。これがキャラクターじゃなくて生きていてこの世界に存在してるってことが感動ポイントなんですよ!しかもオーストラリアから出られないっていう(笑)。
――『けものフレンズ』やちく☆たむで活動する以前から動物は好きだったのですか?
田村 私は元々犬を飼っていたのもあり、メッチャ好きでした。それにおじいちゃんの家が山の近くで、そこで遊んでいたので虫も動物も全然大丈夫でした。
築田 激しい犬とかは怖いんですけど(笑)。
――ドーベルマンとかね(笑)。
築田 何だかんだと生まれた頃から動物と触れ合って暮らしてきた感じなので、動物は身近でした。私自身ウサギを飼っていたり、おじいちゃんが休みになると函館公園に連れて行ってくれて、そこにいたヤギにいつも餌やりをしていましたね。
――世界動物の日に合わせて今回のミニアルバムをリリースしたり、動物関係の曲をリリースすることで伝えたいものはありますか?
築田 動物との共存というとスケールが大きいですけど、改めて動物をちゃんと意識するようになってきたのは『けものフレンズ』に出させていただいてからなんです。今までは近くにいる動物と無意識に触れ合ってきたんですけど、「ちく☆たむ」で番組をやらせてもらっていた時に絶滅危惧種の話を聞いたりとか、元々は人間も海にいたとか、そういうのを勉強していくうちに人間も動物も生命体としては一緒だから、同じ命として共存していく尊い存在というか。人間は強いけど動物達を守っていける立場だから、これからも仲良く一緒にやっていこうって気持ちを、今回の「ハイパートライ!」や『けものフレンズ』を通して色々な人達に伝わっていけばなって思います。
――子供のいる御家族とかは別にして、友達と遊びに行ったりデートで水族館に行くことはあっても、動物園に行くっていう人はあまりいませんでしたが、そういう流れが変わっていくのをちく☆たむの活動などで感じましたか?
築田 ちく☆たむを応援してくれているファンの皆さんは、私達と一緒に番組を通して動物のことを学んだのがきっかけで、動物園や水族館に行くのが趣味になった人が増えて、色々な動物園の年間パスポートも10枚近く持っている、なんて人もいるんですよ!
田村 やっぱり動物って基本的にみんな好きなんですよね。嫌いな人ってほとんどいない。動物は好きだったけど、大人になって触れ合う機会が少なくなったから、ちく☆たむがきっかけになってまた好きになれましたって人がすごく多くて。でも、そういう「改めて好きになれる」って機会はすごく少ないと思うので、役に立ててるのかなーと。ちく☆たむはまだ知名度的には全然なので、これから曲やユニットの活動や別の形でも有名になれば、動物園や水族館さんの何か助けになるんじゃないかってのをすごく考えていますね。
――では、そんな動物園や水族館から、何か手伝ってくれないかという依頼がきたら?
築田 もう全然行きます!
田村 逆に「いいんですか?」って聞きたいぐらいです!
撮影:中田智章
ちく☆たむ、そしてそれぞれの行きたい未来
――そして11月29日に開催される初ライブについてですが、「ちく☆たむランド~戦慄の王女~」というタイトルについてお聞きしたいです。
築田 「ちく☆たむランド」っていうファンクラブがあるんですけど、そこでの私達の立ち位置が王女なんですよ。王女だから、「このちく☆たむランドは私達の言うことが絶対だ!」みたいな感じでやっているんで、それとひっかけました。
――ライブはGothic×Luckに尾崎由香さんが出演しますし、築田さんもソロで唄われますね。
築田 ちく☆たむとはまた違ったパフォーマンスで、ライブにどんなスパイスを与えられるかわからないですけど、そこを意識してがんばりたいなと思います。
――少し不安そうですね(笑)。
築田 やっぱり「ちく☆たむ」は二人だから。
田村 いくちゃんって歌を唄うのがすごい大好きなんですよ。でもステージに上がると急に震え上がっちゃって縮こまるんですよ。
築田 何か「私でいいのかな?」という不安がわき上がってくるんですよね。せっかく来てくれてるお客さんに、何かを持って帰ってもらわなくちゃならないって思うと、突然「私の歌なんかでそんなことができるのか?」っていうプレッシャー感じて、たまにガクブルになることがあります。
田村 やっていくうちにだんだん楽しんでいるけど、楽屋だと「あーヤバイ、自分に負けてる!」っていつも言っていますね。
――田村さんはそういうプレッシャーとかはあまりないんですか?
田村 あんまりないですね。
築田 そうなんです! ないんですよ!
田村 私はいくちゃんの言う「自分に負ける」って感覚がよく分からない部分があって。でも、私も緊張したりすることはありますよ!MCで言おうとしてたことが飛んでいっちゃったりとか。お台場でのリリースイベントで、直前まで言えていた事が、ステージに立って「こんにちは!」って言った瞬間に全部飛んでって、「あーもうわかんなくなっちゃった」って(笑)。でもそこでいくちゃんが助けてくれたから。
――そうなると今度のソロは助けてくれる人のいないステージってことになりますね。
田村 いくちゃんが楽屋でけっこう自信無くすから、自分は自信あるようにしようとか、考えています。私がダメになったらいくちゃんもつられてダメになっちゃうので(笑)。
――ではゲストのお二組についてはいかがですか?
築田 Gothic×Luckは私達直属の後輩&仲間って意識がすごくあります(笑)。お互いユニットとしてはまったく違うんですけど、私達の中のキャラクターとしてはちょっと似てる部分があって、より一層カワイイというか。去年のクリスマスにGothic×Luckの二人と一緒にニコ生の番組をやらせてもらって、そこで「ごちっくたっむ」というユニット名ができあがったりして、そこぐらいからすごく身近な存在になったというか。私達もまだヌケてるところもあるけど、彼女達は「ちく☆たむさん、教えて下さい」みたいな感じで後輩っぽく接してくれるので、私達もがんばって教えてあげなきゃって気持ちになりますね。
田村 後輩達のために私達がしっかりしてステージに立たないと、Gothic×Luckも不安になっちゃうからっていうのがある。あの二人のおかげで私達も成長できてるんです。
――なるほど。そして二人にとっては先輩の尾崎由香さんも出演されますよね。
田村 私達は『けものフレンズ』で3年ぐらいやっているので、その絆というか由香ちゃんが出てくれることでファミリーとしてのワクワク感があるよね。
築田 また新しい形で出てもらうっていうのもなかなかないことなので。きっと楽しいライブになると思います。
――「戦慄の王女」というライブのタイトルを聞いた時には、Queenのカバー(「戦慄の王女」はQueenのデビューアルバムの邦題)とかロックンロールとかにトライするのかなと思ったんですが。
築田 それいいですね(笑)。
田村 ちく☆たむはなんでも「ハイパートライ!」するので!
――今回のライブで改めてスタートラインに立ったと思うのですが、ちく☆たむ、そして田村さん・築田さんそれぞれの行きたい未来ってのはどこなんでしょう? お二人でやりたいことを話されることはありますか?
築田 マネージャーさんと三人でご飯行ったりして、真面目な話し合いではないですけど「こういうことしたいなー」みたいなのはちょくちょく話していますね。キョンちゃんは女優になりたいんだよね?
田村 私は女優さんになりたいんですけど、昔も今も漫画やアニメは大好きなので、できるなら声優と女優の両方をやりたいです。原点は「女優になりたい」ってことで小さい頃からレッスンとかを始めたんですけど、アニメが好きになって、声優って職業も凄いなと思って、そうしたら両方やりたいなと。今はニコ生の番組などに出させてもらって顔出ししながらお話するのも楽しいので、できるなら何でもやりたいですね。
築田 私は元々歌が好きでこの業界に入らせてもらったんですけど、最初は歌でやっていく自信があまり無くて。そこで女優さんになれば舞台とかでも唄えるかもと思って、最初は舞台で活動をしていたんです。でもご縁があって『けものフレンズ』のオーディションを受けさせてもらって、今は声優として活動させてもらえるようになって、そこからまさかの歌手デビューをさせてもらうことができた。自分の中ではやっぱり歌が切り離せないものなんですけど、でも色々なことをさせてもらっているから、女優・声優として学んできたものを、歌で表現できるような歌手になりたいです。
――ユニットと個人それぞれにしっかり叶えたい夢や目標があるというのはすごくいいですよね。
田村 いくちゃんがソロとしてすごい成功して有名になってくれたら、きっとちく☆たむも引っ張ってもらえるし、私も女優として有名になれたらいくちゃんのことも引っ張れるし、そしてちく☆たむとして有名になれば、どちらもうまくいくと可能性がたくさん広がると思うんです。
――それでは今のうちに語っておきたいそれぞれの「夢」は?大きくいきましょう!
田村 顔出しで全国ロードショーの映画に出る!
築田 私はNHKの朝ドラに、歌手の役で歌もアリで出るのが夢です!
――二人とも大きいですね!では最後にちく☆たむとしての「夢」は?
築田 そうですね…海外に行きたいです!
田村 いくちゃんは海外推しなんですよ(笑)。
築田 海外好きなんですよね。地球で遊びたいというか。
――それこそカモノハシのこともありますし、オーストラリアに行ってみるとか?
築田 それもいいですね!何か動物ってワールドワイドじゃないですか?
田村 日本にいない動物もいっぱいいるからね。
――それではちく☆たむとしての「夢」は「世界進出」としておきましょうか。
田村 はい!
築田 動物を絡めちゃうと、動物の体に悪影響が在るからライブはできないなとか考えちゃうんで、世界進出ということにしておきます(笑)。
撮影:中田智章
取材・文:加東岳史 撮影:中田智章
ライブ情報
『ちく☆たむランド~戦慄の王女~』
開演:18:30~ (開場 18:00~)
会場:TSUTAYA O-WEST (東京都)
出演:ちく☆たむ / Gothic×Luck / 築田行子/ 尾崎由香
料金:前売り ¥4,500(税込)/当日 ¥5,000(税込)
※※3歳未満入場不可、3歳以上必要
リリース情報
ちく☆たむ/ミニアルバム『ハイパートライ!』
通常盤(CD):VICL-65252 ¥2,500+税
01:恋する動物園
(東武動物公園オフィシャル応援ソング)
02:腹ぺこザウルス~何でもモグモグいただきます~
03:カボチャデッカイノイッパイワッテ
04:それ、ちょうだい
(松竹お化け屋本舗 東京タワーお化け屋敷第五弾『KICHIRI いしがまやハンバーグ presents ~お顔をちょうだい~老婆の呪面(じゅめん)』公式応援ソング)
05:ClapClapClap
06:きみとぼくのうた