「レインボーシックス プロリーグ シーズン10 ファイナル」歓喜と興奮の模様をレポート!
ユービーアイソフトの人気ゲーム「レインボーシックス シージ」(以下、R6S)のeスポーツ大会「レインボーシックス プロリーグ シーズン10 ファイナル in Japan」が11月9日(土)、10日(日)に、愛知県・AICHI SKY EXPOで開催された。本稿では、決勝戦が行われた10日の模様をお伝えしていきたい。
「レインボーシックス シージ」は、アメリカのFBI SWAT、イギリスのSAS、ロシアのスペツナズ、日本のSATといった世界各国の特殊部隊隊員で結成された対テロ特殊部隊「レインボー」の活躍を描く作品。その最大の特徴は、「シージ」(Siege=包囲)と銘打たれているように、屋内での包囲戦を主体としているところだろう。
プレイヤーは、屋内に立てこもる「防衛」とそこへ突入する「攻撃」の2チームに分かれた後、個性豊かな50種類のオペレーター(プレイキャラクター)のうちいずれかを選んでフィールドへ。広大なステージではなく、限られた空間の中で攻防を繰り広げるため、チームの連携と緻密な作戦立案が勝敗のカギとなる。
ユービーアイソフトのeスポーツディレクター・WEI YUE氏は、同作の魅力を「タクティカル性の高さ」にあると言い、その最たる例として「マップが変わること」を挙げた。「武器やガジェットで壁を破壊することで、ゲームプレイ中にもかかわらずマップがどんどん変化します。それによって、ゲームプレイの幅が増えるところが魅力といえるでしょう」というYUE氏。さらに、「初心者でもマッチに勝てること」もタイトル特色だと続け、「仮に銃を構えて敵が来るのを待つだけでも、キルができるので、AIM(狙いをつけること)の能力がなくても楽しめます」と間口の広さをアピールした。
WEI YUE氏
この度開催された「レインボーシックス シーズン10ファイナル in Japan」は、世界各国で行われているレインボーシックスのeスポーツトーナメントにおいて、もっとも権威ある大会の一つ。北米、ヨーロッパ、南米、APACの4地域から予選を勝ち抜いた2チーム、計8チームが集結し頂点を目指していく。
ちなみに、決勝大会開催の地としてアジア地域が選ばれたのは今回が初。ということで、会場内に設置された物販では日本開催を意識したグッズが多く並べられていた。
WEI YUE氏