ロン=ティボー=クレスパン国際コンクール 2位入賞の務川慧悟よりコメントが到着 デビューコンサート開催も

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クラシック
2019.12.10
ロン=ティボー=クレスパン国際コンクール  (C)Kyohei Sorita

ロン=ティボー=クレスパン国際コンクール  (C)Kyohei Sorita

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11月16日(現地時間)、日本人ピアニストが史上初の1位・2位独占受賞という快挙にて幕を下ろしたロン=ティボー=クレスパン国際コンクール(仏)。2位入賞を果たした務川慧悟より喜びのコメントが到着した。

務川は東京藝術大学1年在学中の2012年、第81回日本音楽コンクールで第1位を受賞(※反田恭平と同時受賞)したことを機に本格的な演奏活動を開始。2014年にはパリ国立高等音楽院に審査員満場一致の首席で合格し渡仏。パリ国立高等音楽院、第2課程ピアノ科、室内楽科を修了し、現在、第3課程ピアノ科(Diplôme d'Artiste Interprète)、同音楽院フォルテピアノ科に在籍中だ。2019年9月にピアニスト反田恭平が代表を務める株式会社NEXUSに所属。来年2020年4月9日(木)には、浜離宮朝日ホールにてデビューコンサートを控えている。

務川慧悟コメント

僕にとって大切な街パリで、ファイナルの舞台で演奏したいという一心で挑んでいましたのでファイナルの舞台は幸せな時間でした。これを機にヨーロッパでの活動を広げたいと思います。

本コンクールは審査委員長をマルタ・アルゲリッチが務めた  (C)Kyohei Sorita

本コンクールは審査委員長をマルタ・アルゲリッチが務めた  (C)Kyohei Sorita

ロン=ティボー=クレスパン国際コンクールは、1943年、ヴァイオリン奏者のジャック・ティボーとピアニストのマルグリット・ロンが共同で創設した由緒あるコンクールで、若手音楽家の登竜門として知られる。

今年はピアノ部門が対象となり2019年11月8日から1次予選が行われ、2019年11月16日(フランス時間)に結果が発表された。審査委員長にマルタ・アルゲリッチを始め、ユリアンナ・アヴデーエワ、マルカンドレ・アムラン、アンヌ・ケフェレックなど現役ピアニストばかりという錚々たる審査員の下、ファイナルはパリにあるラジオ・フランスで行われ、務川は11月15日に出演。サン=サーンス作曲 ピアノ協奏曲 第5番「エジプト風」をフランス国立管弦楽団と共演し審査員や聴衆を魅了した。

ファイナルのリハーサルの様子

ファイナルのリハーサルの様子

結果発表の様子  (C)Kyohei Sorita

結果発表の様子  (C)Kyohei Sorita

なお、優勝は神戸市出身で現在ドイツ在住のピアニスト・三浦謙司。ピアノ部門での1位は2007年以来。

三浦謙司(左)、務川慧悟(右)  (C)Kyohei Sorita

三浦謙司(左)、務川慧悟(右)  (C)Kyohei Sorita

2019年度の結果

Kenji MIURA - 1st Grand Prix Marguerite Long - Académie des Beaux-Arts
Keigo MUKAWA - 2nd Grand Prix
Zhora SARGSYAN - 3rd Grand Prix - City of Nîmes

公演情報

務川 慧悟 ピアノ・リサイタル
 
日時:2020年4月9日(木) 19:00開演 
会場:浜離宮朝日ホール
料金:3,000円(全指定席・税込)
 
座席選択先行:2019年12月12日(木)12:00~12月22日(日)18:00
一般発売:2019年12月25日(水)
 
演奏予定曲目:
ヘンデル:シャコンヌ ト長調 HWV435
ラヴェル:高雅で感傷的なワルツ
デュサパン:エチュード 第6番
ブーレーズ:アンシーズ(2001年版)
ショパン:ボレロ ハ長調 Op.19
ショパン:バラード 第1番 ト短調 Op.23
ショスタコーヴィチ:24の前奏曲とフーガより 第15番 変ニ長調
ラフマニノフ:コレルリの主題による変奏曲 ニ短調 Op.42
※曲目・曲順はやむをえない事情により変更になる場合がございます。予めご了承ください。
   
主催:NEXUS
問合せ:イープラス 03-5449-6829(平日11:00~17:00)
 
【務川 慧悟オフィシャルHP】 http://keigomukawa.com

務川慧悟プロフィール

東京藝術大学1年在学中の2012年、第81回日本音楽コンクール第1位受賞を機に本格的な演奏活動を始める。2014年パリ国立高等音楽院に審査員満場一致の首席で合格し渡仏。パリ国立高等音楽院、第2課程ピアノ科、室内楽科を修了し、第3課程ピアノ科(Diplôme d'Artiste Interprète)、同音楽院フォルテピアノ科に在籍。
2015年エピナル国際ピアノコンクール(フランス)第2位。2016年イル・ドゥ・フランス国際ピアノコンクール(フランス)第2位。コープ・ミュージック・アワード国際コンクール(イタリア)ピアノ部門第1位、各部門優勝者によるファイナルにて第2位、聴衆賞を受賞。2018年秋に開催された第10回浜松国際ピアノコンクールにおいて第5位を受賞。2017年シャネル・ピグマリオン・デイズのアーティストに選出され「ラヴェルピアノ作品全曲演奏」をテーマに6回のリサイタルを開催。これまでに、日本各地、フランス、スイス、上海、ラトビア、イタリアにて演奏会を開催のほか、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、東京交響楽団、練馬交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、藝大フィルハーモニア、セントラル愛知交響楽団、愛知室内オーケストラ、中部フィルハーモニー交響楽団、NHK名古屋青少年交響楽団、トリフォニーホール・ジュニア・オーケストラ、フランスにてロレーヌ国立管弦楽団と共演。室内楽においては、チェロの木越洋氏、長谷川陽子氏、ヴァイオリンの篠崎史紀氏、大谷康子氏、石田泰尚氏、等と共演。テレビ、ラジオでは、NHK-FM“リサイタル・ノヴァ”“ベストオブクラシック” NHK-Eテレさらさらサラダ”“ららら クラシック等に出演。日本、ヨーロッパを拠点に幅広く演奏活動を行うと共に、「ピアノの本」において留学記、ヤマハHPにてコラムを連載するなど、多方面で活動している。
2012.13.14年度ヤマハ音楽振興会音楽支援奨学生。2015.16年度公益財団法人ロームミュージックファンデーション奨学生。2017年度公益財団法人江副記念財団奨学生。
フランク・ブラレイ、上田晴子、ジャン・シュレム、パトリック・コーエン、横山幸雄、青柳晋の各氏に師事。
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