押井守監督、『ザ・レイド』ギャレス・エヴァンス監督、坂口拓らが賞賛! 映画『HYDRA』10秒間のアクション・クリップを公開
(C) 2019 HYDRA Film Partners/Fine-Create Co., Ltd.
11月23日(土)公開の映画『HYDRA』から劇中映像を切り取った10秒のアクション・クリップが公開された。
『HYDRA』は、ジョン・ウー監督『マンハント』などで知られるアクション監督・園村健介氏が初めてメガホンをとった長編映画。『マンハント』やドラマ『CRISIS公安機動捜査隊特捜班』の俳優・三元雅芸を主演に迎えて制作されたアクション・ノワールだ。東京・中目黒のバー“HYDRA”で働く男・佐藤高志(三元雅芸)が、ある事件をきっかけに、謎の組織“東京生活機構”や殺人職人としての自身の過去と向き合う姿が描かれる。
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メガホンをとった園村監督は、これまでに『バイオハザード:ヴェンデッタ』、『THE NEXT GENERATION パトレイバー』シリーズやドラマ『コードネームミラージュ』でアクション監督を担当。コーディネーターとして『ディストラクション・ベイビーズ』『図書館戦争-THE LAST MISSION-』、小島秀夫監督『メタルギアソリッド4 ガンズ・オブ・ザ・パトリオット』を手掛け、ハリウッド映画『決闘の大地で ウォリアーズ・ウェイ』、ドニー・イェン主演の『モンキー・マジック 孫悟空誕生』『アイスマン』などにも参加するなど、アクション映画の第一線で活躍し続ける人物だ。また、主演の三元も日本一のスタントマン・アクション俳優を顕彰する『ジャパンアクションアワード』にて2016年の最優秀アクション男優賞に輝いた俳優。ドラマ『CRISIS公安機動捜査隊特捜班』では小栗旬と一騎打ちを繰り広げ、『マンハント』では福山雅治とチャン・ハンユーのふたりを相手に戦うなど、アクション映画のクライマックスを任されてきた。
公開された映像は、至近距離でのナイフバトルや、密着した状態での一騎打ちなど、同作のアクションシーンを10秒間に凝縮したもの。主演の三元や、敵役を演じた川本直弘(『キングダム』『無限の住人』など)だけでなく、メガホンをとった園村監督もパンツ一枚の姿で登場。それぞれに特徴的なファイトスタイルで戦う様子が収められている。
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また、本作を鑑賞した映画監督、俳優、映画評論家らによる賞賛のコメントも公式サイトにて公開されている。コメントの一部は以下のとおり(※五十音順)。
稲川義貴(トリプルクラウンチームメンバー/映画「RE:BORN」戦術戦技スーパーバイザー・ゼロレンジコンバットシステム創始者/インビジブルユニット/プロテクションシステム所属)
静~動、陰~陽へ
アーバンコンバットアクションが素晴らしい!
三元ちゃん川本さんのスピードバトルは実に繊細に構成されていて園村監督の拘りがスクリーンに表現されていてシビレました‼
押井守(映画監督)
ケレン味溢れるアクション監督・園村健介の初監督作品は全く想定外の「ガチ、ヒカリモノあり」のリアルバトル。
園ちゃん、いったい何があったんだ?!
ギャレス・エヴァンス(映画監督)
オープニング5分にとても引き込まれた。そしてファイトシーンは非常に面白く、興味深いテクニックとエネルギーが詰まっていた。
坂口拓(現代忍者/映画監督/俳優など)
弟分である三元のスピーディなアクションやテクニックに俺はまた三元とやりたくなった。園村監督のドラマには映画愛を感じる。続編も期待する。
下村勇二(映画監督/アクション監督)
園村監督の独特な感性と演出に思わず嬉しくなる。見せ場であるアクションは園村らしいマニアックな動きが多く、派手では無いが身体操作的に難しい動きばかり。まるで牙を剝いた獣同士が戦っているようだ。三元と園村監督だからこそ表現出来た芸術の域に達したアクションは必見!
知野二郎(香港功夫映画評論家)
ナイフバトル!肉弾戦!そして強烈無比のサブミッション!あのドニー・イェンの大傑作『導火線/フラッシュポイント』を彷彿させる三元雅芸vs川本直弘の息詰まる闘いこそ日本アクション映画史に刻まれる死闘である!
辻本貴則(映画監督)
息苦しい程のガチバトルに驚愕必至! 園村監督にしか撮れない入魂の《無呼吸リアルファイト》はどんな台詞よりも感情豊かで雄弁だ!
屋敷紘子(女優・映画ライター)
孤高であることを恐れぬ者だけが魅せてくれる景色(映画)って、必ずある。そして園村健介監督がその一人なんだという紛れもない事実を、我々は「Hydra」で目撃すべき!!
山口雄大(映画監督)
監督デビュー作には作家の全てが現れると言うが、これだけ園村くん本人を感じる作品も珍しい。“「アクション」しか知らなかった男(園村)の哀歌”まさにそのままの作品になった。
横山昌義(ゲーム『龍が如く』シリーズ プロデューサー)
画面からほと走る殺気と圧力。ひたすらに続く緊張感に緩急は無い。疲れさえ覚える中、男達の押し付けがましいまでの情熱を受け入れることができた人にとって、この作品は忘れることのできない0点か100点になるのではないだろうか。私がどちらなのかは明かさない。だが、いずれにせよこの男達の挑戦を忘れることはできないと思う。
『HYDRA』は11月23日(土) 渋谷ユーロスペースにてレイトショー。