大森南朋、長澤まさみ、田中哲司ら出演 赤堀雅秋が作・演出を務めた『神の子』のテレビ放送が決定

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2019.12.30
(左から)大森南朋、長澤まさみ

(左から)大森南朋、長澤まさみ


2019年12月15日(日)本多劇場を皮切りに、2020年1月まで名古屋、福岡、広島、大阪、長野、静岡にて上演される『神の子』。WOWOWにて3月に放送されることが発表された。

本公演は、大森南朋が主演、長澤まさみがヒロインを務め、赤堀雅秋が作・演出・出演を務めている。田中哲司、大森、赤堀によって結成された演劇ユニットが、2016年に行なった舞台『同じ夢』の上演以来、約4年ぶりの復活となった。

時にぶざまな、時に滑稽な、ダメでありながらも愛すべき人間たちのリアルな姿を描き出し、独特なユーモアを交えながら観客を不思議な空間へと誘う、そんな独特な切り口で多くの支持を集める赤堀の最新作。キャストには、田中、大森、赤堀の3人と長澤に加え、でんでん、江口のりこ、石橋静河、永岡佑、川畑和雄、飯田あさとという実力派の豪華な面々が集結した。

赤堀いわく、「ヤクザだろうが、子どもだろうが、警察だろうが、老人だろうが、女子高生だろうが、皆等しく“神の子”、という意味からタイトルを付けました」とのこと。にじみ出る暴力性や悲哀が、観ている人たちの心を打つ。そんな“何もない状態”の中で生きる人間のさまを克明に描く赤堀ワールド。その特有の世界観にどっぷりと浸ってみてはいかがだろうか。

<ストーリー>
路上で警備員として働く独身で貧乏な3人の男たち、池田守(大森南朋)、五十嵐健(田中哲司)、土井春彦(でんでん)。3人はいつもそろってなじみのスナックに行き、日曜にはパチンコに通うという毎日を過ごしていた。目的も展望もない生活にウンザリしつつも、抜け出すほどのヤル気はなく、漠然とした不安の中で日々をやり過ごしていた。
そんなある日、池田は田畑美咲(長澤まさみ)、斎藤真理子(石橋静河)という若くてきれいな2人の女性と出会う。彼女たちの誘いを受け、池田は街頭でのゴミ拾いボランティアに参加することになり、あきれるほど単調な日常の中に小さな変化が兆す。田畑との出会いに、池田はほのかな夢を見るのだが……。

 

放送情報

『神の子』
 
放映日:2020年3月放送予定
放送局:WOWOW

収録日:2019年12月23日
収録場所:東京 本多劇場

スタッフ・キャスト/
作・演出:赤堀雅秋
出演:大森南朋 長澤まさみ でんでん 江口のりこ 石橋静河 /
永岡佑 川畑和雄 飯田あさと / 赤堀雅秋・田中哲司
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