「松竹ブロードウェイシネマ」第四弾、『シラノ・ド・ベルジュラック』の予告編が解禁
『シラノ・ド・ベルジュラック』 (C)Carol Rosegg
2020年3月13日(金)東劇(東京)ほか全国にて順次公開される「松竹ブロードウェイシネマ」第四弾、『シラノ・ド・ベルジュラック』の予告編が解禁となった。
『シラノ・ド・ベルジュラック』は、17世紀、フランスに実在した剣豪作家、シラノ・ド・ベルジュラックを主人公にしたエドモン・ロスタン戯曲。17世紀中頃のフランス・パリを舞台に、剣豪作家シラノの生死を賭けたロマンチックかつ悲恋物語だ。1897年に書かれ、この年にフランスで初演。2018年には日本で吉田鋼太郎、黒木瞳らで上演され、2019年には映画『X-MEN』のジェームズ・マカヴォイ主演舞台(『Cyrano de Bergerac』(英国・ウェストエンド)、映画『アベンジャーズ』のピーター・ディンクレイジ主演(ミュージカル『CYRANO』(米国・オフブロードウェイ)、そして2020年6月には、宝塚星組公演、ミュージカル『シラノ・ド・ベルジュラック』(主演:轟 悠(専科)/東京・大阪)が上演されるなど、今日に至るまで、フランスばかりでなく、世界各国で繰り返し上演されており、ストレイトプレイの他にミュージカル化、映像化などもされている。
今回上映されるブロードウェイ再演版『シラノ・ド・ベルジュラック』は、2007年にリチャード・ロジャース劇場で上演されたもの。トニー賞作品『NINE』、『屋根の上のヴァイオリン弾き』等でも有名な奇才デヴィッド・ルヴォーが演出を務め、脚色・脚本翻訳はアントニー・バージェス(『時計じかけのオレンジ』他)。2007年10月12日からプレビュー公演、オープニングは11月1日で翌年1月6日に幕を閉じた。主人公シラノ・ド・ベルジュラックをケヴィン・クラインが演じ、相手役ロクサーヌに、2019年に米ピープル誌の『最も美しい人』にも選ばれた女優ジェニファー・ガーナー、シラノに助けられる若者クリスチャンを『プラダを着た悪魔』のダニエル・サンジャタが演じており、ファンの間でも伝説中の伝説となった演目とされている。
シラノ・ド・ベルジュラック 予告篇(松竹ブロードウェイシネマ)
上映情報
配給:松竹
(C)Carol Rosegg
演出:デヴィッド・ルヴォー
原作:エドモン・ロスタン
翻訳・脚色:アントニー・バージェス
出演:ケヴィン・クライン、ジェニファー・ガーナ―、
ダニエル・サンジャタ 他
米国/2007/ビスタサイズ/141分/5.1ch 日本語字幕スーパー版
公式: