石田ゆり子が26年ぶりに動物の声を担当 八嶋智人、霜降り明星ら『ドクター・ドリトル』の日本語吹替版キャストを発表
3月20日(金・祝)に公開される映画『ドクター・ドリトル』の日本語吹替版キャストが発表された。
動物と話せる名医・ドリトル先生が、病に倒れた若き女王のため、オウムやゴリラ、アヒル、シロクマ、ダチョウなど個性豊かな動物たちとともに、治療法を求めて“伝説の島”へと旅する物語。主人公のドリトル先生を、『アイアンマン』シリーズや『シャーロック・ホームズ』シリーズで知られるロバート・ダウニーJr.が演じるほか、動物役のボイスキャストには、エマ・トンプソン、ラミ・マレック、オクタヴィア・スペンサー、マリオン・コティヤール、レイフ・ファインズ、セレーナ・ゴメス、トム・ホランドらが名を連ねている。メガホンをとったのは、スティーヴン・ギャガン監督。
日本語吹替版の声優に決定したのは、石田ゆり子、八嶋智人、お笑い芸人・霜降り明星の4名。石田が演じるのは、ドリトル先生の親友でしっかり者のオウム“ポリネシア”。ドリトル先生の良き相談相手であり、人間の言葉を話すのが上手なキャラクターだ。石田は『コクリコ坂から』(11)以来の声優出演を務める。また、動物の声を担当するのは『平成狸合戦ぽんぽこ』(94)以来26年ぶり。
八嶋が演じるのは、おしゃべりで陽気なダチョウの“プリンプトン”。舞台・映像問わず活躍する八嶋は、俳優としてだけではなく吹替声優経験も豊富。過去には、鹿や恐竜や猫といった動物の声を演じている。
また、声優初挑戦となる霜降り明星は、ドリトル先生の冒険を手助けする“マフィアのアリ”を演じることに。
日本語吹替版声優陣のコメントは以下のとおり。
石田ゆり子(ポリネシア/オウム 役)
吹替え版は特に子供たちが観てくださるんじゃないかなと思っているので、
友達の子供たちも喜んでくれるといいなと楽しみです。
私が演じたポリーはドリトル先生の右腕であり、親友であり、お母さんやお姉さん、恋人のような雰囲気を纏う存在です。
今回は人間では無くオウムとして演じるのが楽しかったです。
今作は動物とのテンポの良い掛け合いが多いので、収録では、皆でやっている気持ちを大事にしました。
とても美しい映像で、動物も可愛く、子供も大人も楽しく観ることができる素晴らしい映画だと思います。ぜひ映画館でご覧になってください。
八嶋智人(プリンプトン/ダチョウ 役)
「ドクター・ドリトル」は子供の頃から身近な作品でしたが、リアルな動物が動いて人間と話す、といった、現代の映像技術だからこそ実現できたこの作品の一員になれたことは、とても嬉しく思います。
これまでは動物役といってもアニメのキャラクターが多かったので、今回のリアルなダチョウに声を当てるのは難しかったです。
表情もアニメのように大げさではなく、リアルな表情なので、自分に慣らすまで時間がかかりましたが、慣れてくるとおしゃべりなキャラクターなのでアドリブを入れてみたりと、楽しく演じることができました。
観ている人に沢山の力を与えてくれて、ユーモアもたっぷりで、一つの世界で皆が生きているということを改めて認識できる映画になっています。
是非劇場でご覧ください!
霜降り明星 粗品&せいや(マフィアのアリ 役)
M-1で優勝してから色々なお仕事させてもらいましたが、芸人さんが売れて、映画の吹替えをやらせてもらうことに憧れていたので、めちゃくちゃ嬉しかったです!
今回が声優初挑戦ですが、僕らの初々しさや、どこのシーンで登場するんかな?
という部分に注目していただきつつ、本編もしっかり面白い作品で、目が離せない展開になっているので、ぜひ劇場のすばらしい音響で僕らの声を聴いていただきたいです!(粗品)
ダウニーJr.さんが『ドクター・ドリトル』やるんや!ってびっくりしてたんですけど、そのオファーが僕にも回ってきたのでもう運命かなって。
大好きな俳優さんの作品に出演できることに、びっくりしました!
ずっと好きやったダウニーJr.さんと初めての共演やったので、これを皮切りにどんどん一緒に仕事していくと思います。宜しくお願い致します!(せいや)
映画『ドクター・ドリトル』は3月20日(金・祝)全国ロードショー。