初音ミクと鼓童が2年ぶりの共演 『初音ミク×鼓童 スペシャルライブ2020』開催が決定
<鼓童写真>撮影:岡本隆史
2020 年 6 月 20 日(土)、21 日(日)にNHK ホールで開催する『This is NIPPON プレミアムシアター ~結~ 初音ミク×鼓童 スペシャルライブ 2020』に太鼓芸能集団「鼓童」が出演し、バーチャル・シンガーの「初音ミク」と再共演することが決定した。
2017年、2018年に開催した『初音ミク×鼓童スペシャルライブ』では、日本文化を代表する2つのサウンドが新たな世界を作り出し、衝撃のコラボレーションに再演を望む声が多く寄せられた。歌声合成ソフトの枠組みを超えて世界を魅了し続けるバーチャル・シンガーの初音ミク、日本の芸能文化の先駆けとして世界を駆け巡る太鼓芸能集団鼓童が、満を持して2年ぶりにNHKホールのステージに再集結する。
東京2020に向け、スポーツのみならず文化面においても機運醸成を図るために、日本を代表するコンテンツにさまざまな演出を加え、その魅力を国内外に発信するイベント『This is NIPPON プレミアムシアター』の締めくくりとなるステージに注目したい。
初音ミク
歌詞とメロディーを入力して誰でも歌を歌わせることができる「ソフトウェア」。大勢のクリエイターが「初音ミク」で音楽を作り、インターネット上に投稿したことで一躍ムーブメントとなった。「キャラクター」としても注目を集め、今ではバーチャル・シンガーとしてグッズ展開やライブを行うなど多方面で活躍するようになり、人気は世界に広がっている。2020年は、ヨーロッパとアメリカ&カナダでの海外コンサートツアーの実施、東京と大阪でライブ・企画展を併催した大型イベントの開催が決定しているなど、国内外問わず活躍の幅を広げている。
太鼓芸能集団 鼓童
太鼓芸能集団「鼓童」 撮影:岡本隆史
佐渡島を拠点に、太鼓を中心とした伝統的な音楽芸能に無限の可能性を見いだし、現代への再創造を試みる集団。1981年ベルリン芸術祭でデビュー。以来50以上の国と地域で6,500回を越える公演を行う。劇場公演のほか、小中高校生との交流を目的とした「交流学校公演」や、多様なジャンルのアーティストとの共演、国際芸術祭、映画音楽などへ多数参加している。2012年から2016年まで坂東玉三郎氏を芸術監督に招へい。2017年「幽玄」で坂東玉三郎氏と再共演を果たし、翌18年には歌舞伎座において新作歌舞伎「幽玄」として演奏で参加した。近年は石川さゆり、AI、元ちとせ、ブラフマンなど、さまざまなジャンルのアーティストと共演。2019年には19年ぶりの中国ツアーを成功させたほか、「ラグビーワールドカップ2019日本大会」開会式、「国立競技場オープニングイベント ~HELLO, OUR STADIUM~」に出演した。