志尊淳と城田優が信じあう“兄弟の絆”を声で表現 ディズニー/ピクサー映画『2分の1の魔法』日本語吹替版・本編シーンの一部を公開
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3月13日(金)に封切られる映画『2分の1の魔法』日本語吹替版から、本編映像の一部が公開された。
『2分の1の魔法』は、『トイストーリー』シリーズなどのディズニー/ピクサー映画最新作。科学や技術の進歩と共に魔法が忘れられた世界を舞台に、エルフの兄弟が亡くなった父親を魔法の杖で蘇らせたことから始まる物語。下半身のみの不完全な姿となった父親の上半身を取り戻すため、ふたりは冒険に繰り出す。メガホンをとったのは、『モンスターズ・ユニバーシティ』のダン・スキャンロン監督。ボイスキャストとして、トム・ホランド、クリス・プラットが名を連ねている。
日本語吹替版では、志尊淳が主人公のイアンを、城田優がイアンのバーリーをそれぞれ演じている。イアンは生まれる前に亡くなった父親に「一度だけでいいから会いたい」と願う、自分に自信のない少年。また、幼い頃に父親を亡くした兄のバーリーは「もう一度だけお父さんに会って伝えたいことがある」という、陽気な性格のキャラクターだ。
解禁されたのは、冒険の途中でイアンとバーリーの兄弟の“絆”が試されるシーン。2人は大きな底なしの崖を越えて先に進むことに。恐怖のあまり一歩が踏み出せないイアンは、バーリーの「お前ならできる」という言葉を信じ、魔法を使って“見えない橋”を進んでいく。途中で起きるハプニングや、志尊と城田の息のあった兄弟ぶりにも注目だ。
コーリー・レイプロデューサーは、同シーンについて、「イアンは自分の恐怖心に直面して、今までにない勇気を振り絞り、底なしの崖の上を歩いていかなければならないのです。それには兄バーリーを信頼する必要があります。イアンが成長していく中でとても大切なシーンです」と明かしている。
ピクサー史上初めて「魔法」をテーマに描かれた本作は、ダン・スキャンロン監督が1歳の頃に父親を亡くした実体験を元に制作されたという。ダン監督は、ダン監督は「イアンが魔法を使うためには危険を冒さなければならないんだ。自分を心から信じなければいけないし、兄バーリーの言葉を信頼する必要がある。イアンにとってはどんな魔法もつねにチャレンジであり、そのおかげでイアンが一歩ずつ成長することができるんだ。イアンがバーリーとの旅を通じて成長していく姿は誰もが共感できると思うよ」と、イアンとバーリーの関係について語っている。
映画『2分の1の魔法』は、3月13日(金)全国ロードショー。