松竹が直営劇場での公演中止期間延長を告知(2020.3.8)
松竹株式会社は、新型コロナウイルスとして、演劇分野における直営劇場(歌舞伎座、新橋演舞場、南座、大阪松竹座)での公演を2020年3月10日(火)まで中止としてきたが、さらに3月15日(日)までこの方針を延長して経過を見る旨を公式サイトで発表した。
これにより下記公演が中止となる。
〇歌舞伎座『三月大歌舞伎』 3月2日(月)~ 15日(日)
※歌舞伎座ギャラリー展示 2月28日(金)~ 15日(日)
〇新橋演舞場『有頂天作家』 3月13日(金)~ 15日(日)
〇大阪松竹座『僕らAぇ!groupがbrakeしそうですねん?!』 3月4日(水)~ 15日(日)
〇南座スーパー歌舞伎II(セカンド)『新版 オグリ』 3月4日(水)~ 15日(日)
3月15日(日)までの中止公演分の購入済みは払戻し対応をおこなう。詳細は公式サイトを参照のこと
なお、3月16日(月)以降の各公演については実施する予定(※南座スーパー歌舞伎II(セカンド)『新版 オグリ』は、3月16日(月)は休演日、17日(火)より実施予定)だが、今後、政府や関係省庁、自治体などからの新たな情報発表がなされた場合は、その内容により対策を追加および変更する場合もあるとのこと。
去る2月26日、安倍晋三首相が新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から「この1、2週間が感染拡大防止に極めて重要であることを踏まえ、また、多数の方が集まるような全国的なスポーツ、文化イベント等については、大規模な感染リスクがあることを勘案し、今後2週間は、中止、延期又は規模縮小等の対応を要請することといたします」(「首相官邸」公式サイトより)と呼びかけたことにより、数多くの興行主催者が公演を中止にした。その後、要請対象期間の2週間を経過して、興行主催者が最新の対応についてそれぞれの公式サイト等でアナウンスをおこなっている。