ジャスティン・ビーバー 来日会見に電動スケボで登場!「ハートと魂を込めた音楽が、僕の望んでいた評価を受けて嬉しい」

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音楽
2015.12.5

 全米・全英アルバム・チャートで1位を記録した最新作『パーパス』のプロモーションのために来日を果たしたジャスティン・ビーバーが、12月4日にマスコミ向けに合同質問会を行った。
 
 白い電動スケートボード“IO HAWK”に乗って登場したジャスティンは、司会者と握手をすると、「日本に戻ってこれて嬉しい。ニホンダイスキ。アイシテマス。すごく頑張って作ったアルバムだから気に入ってくれて嬉しい。」と挨拶。まだ日本に到着して数時間ということもあり、あまり日本らしいことは出来ていないが、ショッピングをすることと、出来る限り多くの日本の“ビリーバー”に会えるのを楽しみにしているとのこと。

 ジャスティンにとって2015年の音楽シーンへの復帰第1作となったジャックÜ「Where Are Ü Now」でタッグを組んだ人気EDMプロデューサーのスクリレックスのことは、「スーパーナイスガイさ。彼と一緒にスタジオで過ごした時間は心から楽しめた。ビジネス上ではなく、本物の友情を築くことができたんだ。本当にクールで、彼とはクリエティヴになれた。コラボに対してとてもオープンで、相手の好みもちゃんと察してくれる。そんな人とコラボできるのはすごくクールだね。」と彼の人柄と才能を称えた。

 アルバムの詞がより大人っぽい内容になったことについては「人生において不安定な時期にあったけど、自分をみつけることで、音楽の路線が変っていったんだ。自分が心から世界に発信したいのは何なのか…。だから、アルバムのタイトルを『パーパス』にしたんだ。」と話し、「ハートと魂を込めた音楽が、僕の望んでいた評価を受けて嬉しい。ゴシップではなく、自分が作った音楽でメディアに再び取り上げられるようになったことで、自分が音楽をどれだけ愛しているのかを気づかせてくれた。それが、みんなにもちゃんと伝わっているのは、すごくスペシャルなことだと思う。」と続けた。

 音楽性に最も影響を与えたアーティスト3人を訊かれると、「今作っている音楽に関して言うと、マイケル・ジャクソンには大きな影響を受けている。それとビートルズ。そして自分かな。まだ誰もやってないような新しいことを見つけて、常にクリエイティヴにありたいんだ。」と語った。また、「女性からの質問でなくてごめんなさい。」という男性の記者からの問いに、「君が女の子だったらなおいいけど、全然大丈夫だよ。」と答え、会場を笑いの渦に巻き込んだ。

 所属レーベルからのアルバム・タイトル『パーパス』にちなんで“目的”と書かれたスケートボードのプレゼントには「This is awesome!アリガトウゴザイマス!」と大喜びし、ヒールフリップを何度か試みるものの、失敗。照れた表情で、報道陣を沸かせた。そして最後に「またツアーのために日本に戻ってくるよ。」という嬉しい言葉とともに会場を後にした。

 なお、ジャスティンは今夜『ミュージックステーション』へ初出演し、ニューアルバム『パーパス』からのシングル「ホワット・ドゥ・ユー・ミーン?」を日本初披露する予定だ。

◎リリース情報
『パーパス』
ジャスティン・ビーバー
デラックス盤:3,000円(plus tax)
通常盤:2,200円(plus tax)

 

Billboard Japan
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