穂の国とよはし芸術劇場PLAT、劇団ままごとと共に新プロジェクト『LANDMARK/ランドマーク』を立ち上げ
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穂の国とよはし芸術劇場PLATと劇団ままごとが新プロジェクト『LANDMARK/ランドマーク』を立ち上げ、第一弾として、劇場から届く手紙の演劇『Tからの手紙(仮)』を行うことが決定した。2020年6月27日(土)より受付が開始される。
穂の国とよはし芸術劇場PLAT は、新型コロナウィルス感染拡⼤に伴い、2020 年度主催事業のうち、演劇・ダンスは10 作品が上演中⽌・延期になった。このプロジェクトでは、このような状況下の中でもできる、そのような状況下だからこそ発表できる演劇の形を、ままごと・柴幸男を筆頭に模索し、プロジェクトとして順次発表していくという。プロジェクトにあたりPLATは、「劇場に対する思いや希望、未来を演劇の形にのせて、PLAT が位置する愛知県豊橋市から遠く離れた島々に住む⽅まで届くようなプロジェクトを⽬指します。」としている。
ままごと/柴幸男 コメント
これは劇場をランドマーク=目印にして再会を生み出すプロジェクトです。
劇場と、演劇と、観客が、かつてのように会えない日々がありました。
それぞれが離れ、見えなくなってしまったような、そんな時期がありました。
しかし、これまでもどこかの誰かに、会えない距離が、見失うときが、きっとあったことを想像します。
それは、いつでも 誰にでも、訪れるかもしれないことをわたしたちはすでに知っています。
だから、わたしたちは、今、また別の再会を提案します。
ランドマークは目印です。進んだり、待ち合わせたり、立ち戻るための目印です。
劇場はランドマークでした。地域の、表現の、観客の、訪れたことがない人にとっても、ランドマークとして存在していました。
わたしたちはあらためて劇場をそれぞれの場所からでも見えるランドマーク に します 。
ままごとは、本プロジェクトでいくつかの作品を発表し、様々な角度から劇場を指し示します。
過去や未来の作品、劇場にまつわる人々、劇場そのものがその題材となります。
現在、劇場から届く手紙や未来へ送るタイムカプセルなどを計画中です。
遠く向こう、それぞれが、それぞれの場所で、ランドマークを眺めて、想い、再会する。
そんなプロジェクトにできればと思います。