斉藤和義、テレビ朝日『じゅん散歩』に新テーマ曲に「純風」を書き下ろし 高田純次描き下ろしのイラストジャケ写も公開
斉藤和義
斉藤和義がテレビ朝日の番組『じゅん散歩』の新テーマ曲として新曲「純風」を書き下ろし、デジタルシングルとして7月1日にリリースすることがわかった。
『じゅん散歩』は、「一歩一会(いっぽいちえ)」をテーマに、高田純次が毎回さまざまな場所を散歩する番組。放送開始から間もなく6年目を迎える。これまで番組は、高田が描いたイラストとともに、週ごとに自ら選曲した曲で幕を開けていた。
「純風」は、斉藤が番組で散歩している高田をイメージして作られた楽曲で、7月1日(水)の放送回から新テーマ曲として流れることに。なお、オンエアがスタートする前日6月30日(火)の放送内で、楽曲が初披露されるとのこと。
「純風」ジャケット写真
7月からの番組オープニングの一新とともに、高田によるイラストも新しくなる予定。そのうち一枚の猫のイラストが、「純風」のジャケット写真にも起用されることも決まっている。
斉藤、高田のコメントは以下のとおり。
斉藤和義
今回のお話をいただいたとき、高田さん大好きですし、すごく嬉しいなと思いました。高田さんのあの「適当」な感じ、本当に尊敬しております。
この「純風」という曲は、『じゅん散歩』の高田さんが散歩をしている雰囲気がフーテンの寅さんのようなイメージがあったので、その感じに合う軽快で、ちょっと跳ねたようなロックンロールで、お気楽な感じがいいなと思い作りました
もし番組で高田さんと一緒に散歩するなら、下町的なところも楽しいでしょうけど、麻布十番などで高田さんが知っていそうな、割と高級そうなおしゃれなお店に連れていっていただきたいです。
高田純次
斉藤和義さんに新テーマソングを引き受けていただき、非常にうれしいですね。僕は斉藤さんをすごく尊敬しています。僕、音楽関係ぜんぜんダメでね、ミュージシャンすべての方を尊敬しているみたいな感じなんですけど、その中で斉藤さんは1つか2つ頭は飛びぬけている、そんな感じがします。
「純風」は軽やかな曲で、いつもだと1万歩歩いたらヒーヒーいうけど、5万歩、10万歩歩けそう。この曲を聴いていると、ガンガン歩いて、なんだったらバスやタクシーに乗っちゃってもいいんじゃないかって。そこまでノッちゃうような、ダイナミックで背中を押される感じですね。斉藤さんにこんなにダイナミックに攻められたら、僕もガンガン歩かなきゃいけないな。僕が歩く前のオープニングでこの曲を聴いて、それをエネルギーに変えてね。始まる前のビタミン剤の点滴みたいなものですよ。視聴者にとっても、この曲が流れたら「『じゅん散歩』始まったぞ」って思ってもらえる。そういう意味でもこのテーマ曲ができたのはうれしいですね。
僕も新テーマ曲とともに、新しいオープニングのイラストを描かせていただいたんですが、そのうちの1枚は斉藤さんが猫がお好きということで猫を描かせていただきました。力を込めて楽曲を作ってくださったと聞いて、「その分お前も心を込めて絵を描け」という上層部からの指示がありまして(笑)、この猫の絵に一番力を入れました。新しいテーマソング、オープニングに変わるから、僕も新しく変わんなくちゃいけないかな……とか、そんなことは考えてないんだけど(笑)。そんなに引き出し持ってないから。でもそういう心構えはあります。
歌詞に「まだこの世は楽しい」とあるんですけど、今の時代を見越して斉藤さんが書いてくださったんだと思います。鬱屈することもありますが、それを打破するような感じで、『純風』の曲にのって軽やかに歩いていきたいと思いますね。
そのほか、斉藤がデザイン監修したオリジナルカーディガンの受注販売が、レーベル公式の無料会員サイト・スピードスタークラブ内のGOODSサイトにて期間限定でスタート。7月31日まで、期間限定で受注可能だ。詳細はスピードスタークラブのホームページを確認しよう。