RJPW6・26配信試合全対戦カード発表! 女子プロタッグマッチが再び実現! ベルト創設を希望する元UFCファイター朱里が連続参戦、優宇と尾﨑妹加のパワフル対決!
-
ポスト -
シェア - 送る
RJPWが6月19日(金)、都内某所にて記者会見をおこない、6月26日(金)に無観客で開催される『初代タイガーマスク 佐山サトル ストロングスタイルプロレスVol.6』(試合開始18時30分、ニコニコプロレスチャンネルにて実況生中継)の全対戦カードを発表した。日高郁人vs鈴木秀樹、雷神矢口&将軍岡本vsロッキー川村&岩崎孝樹、朱里&尾﨑妹加vs松本都&優宇が追加され、全5試合が正式決定。会見にはRJPW平井丈雅代表、女子プロレススペシャルタッグマッチに出場する4選手(朱里、尾﨑妹加、松本都、優宇)が出席し、意気込みを述べた。
【既報対戦カード】
<メインイベント RJPW軍vs藤田軍 全面対決!8人タッグマッチ60分1本勝負>
スーパー・タイガー(RJPW)&船木誠勝(フリー)&アレクサンダー大塚(AO/DC)&スーパー・ライダー(RJPW)
vs
藤田和之(第14代レジェンド王者/はぐれIGFインターナショナル)&ケンドー・カシン(はぐれIGFインターナショナル)&杉浦貴(プロレスリングNOAH)&NOSAWA論外(東京愚連隊)
<セミファイナルUWAアジアパシフィックヘビー級選手権試合60分1本勝負>
〈王者〉間下隼人(RJPW)vs〈挑戦者〉横山佳和(ブードゥー・マーダーズ)
※第4代王者、初防衛戦。
【追加発表カード】
<シングルマッチ30分1本勝負>
日高郁人(プロレスリングZERO1)vs鈴木秀樹(フリー)
<タッグマッチ30分1本勝負>
雷神矢口(浅草プロレス)&将軍岡本(プロレスリングZERO1/ブードゥー・マーダーズ)
vs
ロッキー川村(パンクラスイズム横浜)&岩崎孝樹(ガンバレ☆プロレス)
<一般社団法人国家資格対策センターPresentsスペシャルタッグマッチ30分1本勝負>
朱里(MAKAI)&尾﨑妹加(フリー)
vs
松本都(崖のふち女子プロレス)&優宇(プロレスリングEVE)
※メイン、セミ以外の試合順は後日決定。出場選手、対戦カードは変更となる場合あり。
平井丈雅「本日は、女子スペシャルタッグマッチにご出場いただきます4人の選手にお越しいただきました。前回3月19日の(後楽園ホール)大会でRJPW平井丈雅代表としては初の女子プロレスの試合を組ませていただきました。出場しました4選手(松本都、朱里、彩羽匠、安納サオリ)の実力、熱意、素晴らしさ、技術力、そのすべてがファンのみなさま、関係者のみなさまから高評価をいただきました。今回6月大会におきましても女子プロレススペシャルマッチを組ませていただきました。一般社団法人国家資格対策センターPresentsスペシャルタッグマッチ30分1本勝負。朱里選手と尾﨑妹加選手が組みまして、松本都選手、優宇選手とのタッグマッチになります。では前回に引きつづきまして女子プロレスのカードをプロデュースされました崖のふち女子プロレス松本都選手よりカードの紹介をさせていただきます」
松本都「崖のふち女子プロレス代表、プロレスラー松本都です。前回、ご縁がありまして3月の後楽園ホール、RJPWさんの15年の歴史で初めての女子プロレスの試合を組ませていただきました。私はちょっと正直、RJPWさんのカラー的に女子の試合っていうのは受け入れられなくてもしょうがないかなっていう、ちょっと自信のない部分があったので、前回あんなに盛り上がるとは思わなかったし、女子プロレスもすごい世界に羽ばたけるなって日本の女子プロの可能性をすごく感じました。今回こうやって2回目の開催を決めていただけたのもそれの表れだと思うので、本当に嬉しいです。新間会長、佐山さん、平井さん、本当にありがとうございます。お礼を言いたいです。前回は女子プロの素晴らしさを伝えられたと思いますので、今回はよりRJPWさんのカラーというか、15周年ということで、試合内容、華とかももちろんですけど、試合内容で魅せられる選手を選ばせていただきました。すごいいい人に揃っていただけたと思います。まず、朱里選手、MAKAIですね。前回に引き続きです。でも、平井代表直々のご希望もありましたけど、私は、朱里選手はちょっと正直、ちょっとイヤで(苦笑)。なぜかと言うと、前回すごく頑張ったのに朱里さんに負けてしまって、マスコミの方も朱里さんばっかりに行って、ニュースで『RJPWに女子のベルトを作りたい』とか言ってたのが、すごくイヤで私は。それは私が言うセリフだと思ってイヤだったので、それで敢えて対角に彼女を置かせていただきました。彼女に華は持たせません。ハイ。そしてパートナーは、プロレスリングEVEの優宇選手ですね。嬉しいです。一回、前にいらっしゃった団体で試合を見させていただいて、本当に女子の中で貴重な強さを追求できる。身体とかを見ていただければわかると思うんですけど、すごい貴重な素敵な選手で、いつか一緒にやりたいと思っていたので、今回初めて組めることがとても嬉しいです。そして尾崎妹加選手ですね、フリーです。彼女は、女子高生全国ウエイトリフティング三冠王者というとで、結構見た目はアイドルっぽいんですけど、スゴいんですよ。試合内容というかパワーも。これは試合当日まで内緒にしときたいですけど、本当に2人、男子選手とかも担いだりとか、本当にスゴイので、優宇ちゃんとのバチバチも見たいし。ということで、組ませていただきました。ハイ。本当に前回を超えるすごくいい女子プロを見せられると確信しておりますので、ご期待いただきたいです」
朱里「RJPWの15周年記念興行で初めての女子の試合に参戦させていただいて、また組んでいただけたということは女子の試合の面白さが伝わったのかなと思い、すごく嬉しい気持ちです。試合後にも言わせていただいたんですけど、やっぱりリRJPWの(女子の)ベルトをもし作っていただけることができたら、必ず自分が巻きたいなという気持ちでいます。そして今回、無観客試合なんですけど、女子プロレスの華やかで、面白くて、激しい試合を見ていただきたいと思っています。よろしくお願いします」
尾﨑妹加「今回、この素敵な試合に呼んでいただき、ありがとうございます。そうですね、都さんと朱里さんとは試合会場などでお会いしたこともあるんですけども、優宇選手は自分の中ですごい注目していた選手で、こういった機会で対戦できることをすごく嬉しく思います。女子だからといって、なんだろうな、『男子に劣るんじゃないの?』って思われるような試合は絶対にしないので、女子だからこそ見せられる熱い激しいぶつかり合いを、画面越しでも感じてもらえるように、楽しんでいただけるように、精一杯、朱里さんと力を合わせて勝ちにいきます。よろしくお願いします」
優宇「今回RJPWの15周年大会に初参戦させていただきます。すごくありがたいです。ありがとうございます、よろしくお願いします。そうですね、柔道は20年近くやっておりまして、対戦相手に朱里選手と尾﨑妹加選手。尾﨑妹加選手とは今回初対戦となるので、パワーっていう部分では私も負けたくないという気持ちがあるので、今回の対戦をすごく楽しみにしています。この大会でやっぱり、『ふだんは男子のプロレスしか見ないんです』という方が視聴されることも多いかと思うんですけど、『あっ、女子プロレスってこんなに面白いんだ』『女子プロレスの会場にも足を運んでみようかな』って思ってもらえるようなきっかけのひとつになれるように熱い闘いをしていきたいと思いますので、応援よろしくお願いします」
松本都「先程この試合を組んだ経緯についてお話をさせていただきました。今回も前回以上に熱い試合を見せられなければ意味がないと思っておりますので。佐山先生もいらっしゃる? まだ(決まっていない)、体調次第で(来場)。新間会長は(会場に)いらっしゃる、ということでとても嬉しいです。女子の試合は女子の試合で頑張るのはもちろんなんですけど、私が本当に試合をしたいのは、新間寿会長とやりたいです。これはふざけているのではなく、ふざけているのではないです! 前回の会見で聞いてました、私は。新間会長が『オレはいつでもリングに上がる』って言ってました。新間会長って本当に全レスラーでも太刀打ちできる人がいるのかっていうくらいトレーニングをすごく頑張っていらっしゃるし、すごいなって前回素直に感動したんですね。なので、私がこうやってRJPWさんにご縁をいただいた最終目的は、新間会長と闘うことです。これは虚言とかではなく、DDTプロレスリング、プロレスリングNOAHの社長の高木三四郎社長も『ぜひ見たい』と仰ってくださいました。リアルさんが難しかったらDDTさんのリングでもいいと思いますので、そこはぜひご検討いただきたいです。(平井代表から)電話とかかけてもらっていいですか。本気なので、ハイ! (新間会長が)今日いらっしゃると思ったのにいらっしゃらなかったので」
朱里が爆笑、平井代表は困惑…。
都「でも、アレなんですよ。男子選手とか男子の方を光らせるのはけっこう女子プロレス界でも随一だと自信を持っているので。藤田和之選手とかでもいいです、最初は」
平井代表「(前回)藤田選手と闘いたいとおっしゃっていたので…」
都「でもそれは本気です。本気で思っているので。今後、私がこのリアル女子の試合を組み続けていくっていう交換条件みたいな感じでもいいので、ぜひご検討ください、ハイ。みなさん記事にしてください、本気なので! 本当にやりたいと思ってる。お客さん来ますし、RJPWが15周年を迎えるって、新たなことにどんどんチャレンジしていくべきだと思うんですよ。新しいプロレス、ぜひ。いや、あの、本気なので、ご検討お願いします。高木社長のバックアップもありますので」
平井代表「たっ、高木社長の!? (高木社長の)お名前を出してしまっても大丈夫なのですか?」
都「大丈夫です。おふたりの大学時代の話とかもいろいろ聞いてますので、ぜひ、ハイ。そこは上手く、いろいろこれからの時代、コラボしていければと思います」
平井代表「ちょっと、言葉が出なくなってしまって…。とりあえずは、試合の意気込みはこのような形で大丈夫ですか?」
都「大丈夫です。もちろん今回は熱い試合を見せます」
平井代表「お答えのしようがいまなくて…。ちょっと気を取り直すために、DDTの高木社長のお話を聞かれたということで、高木社長は学生時代とその後の活動につきましては、私の大学の後輩でイベント会社の人間からなんですけども、20年以上前より非常に凄い高木社長伝説というのをよくお聞きしました。高木社長がイベントパーティ業界を引退するときの逸話がありまして、いまはニコファーレになってますベルファーレというハコがありました。そこはバブルの最後のときに、芝浦にジュリアナ東京というハコがありまして、ジュリアナを受け継ぐかのように六本木にできましたのがベルファーレ。ちょうどそのベルファーレで高木社長のパーティイベント業界引退パーティが行われましたところ、一日で2回転、その列が六本木の交差点を越えて東京タワーに向かってロアビルのところまで列が続いてお客さんが入れなくなったという、そういう逸話を持っております。ベルファーレ史上最多人数のお客様を集めたという逸話です。その後、高木社長はSPWF、東京ドームで1995年に東京ドームシティというのができまして、東京ドームさんとしても、これから家族連れ以上に若い人たち、若いカップルの方たちをお客さんとして招きたいということで、夜の東京ドーム(シティ)というのを開催するようになりました。そこで最初に各広告代理店がプレゼンをして勝ち抜いたのが某広告代理店(私の大学時代の後輩)がプレゼンした『闘うビアガーデン』。夜の東京ドームシティにビアガーデンを作って、そこのど真ん中にリングを備え、そこでプロレスをするということで、いろいろなプロレスラーの方たちが試合をして、その中心にいらっしゃいましたのが20代前半の高木三四郎社長です。後輩と一緒にその日の試合終了後にご一緒させていただきましたのが25年前になるのですがつい昨日のようです。私のほうが少し上の代にはなりますね、その後各方面から、高木社長伝説をお聞きしておりました。その高木社長の元で崖のふちプロレスを……」
都「崖のふち女子プロレスです!」
平井「すみません。崖のふち女子プロレスを主宰する松本都選手がプロデュースするこのスペシャルタッグマッチ、ぜひご注目いただければと思います。よろしくお願いします」
――優宇は20年ほど柔道をやっているそうだが。
優宇「ちょっとだけ余談なんですけども、実は自分がプロレスラーになったきっかけが、闘うビアガーデンなんです」
平井代表「えっ。それは本当ですか!?」
優宇「船橋であった闘うビアガーデンを親と一緒に見に行きまして、そこでプロレスラーになりたくて、高木社長に『プロレスラーになりたい』って言ったのが9歳のときです。そこで自分は、親の反対を押し切って入団しようと思ったんですけど、入団するには親の承諾が必要で親がOKしてくれなかったので高木社長に相談したところ、周りにいたほかの選手たち、そのときのDDTのコーチだった木村浩一郎さんに『柔道始めたらいいよ』と言われて、プロレスラーになるために柔道を始めたんですけれども。そこから9歳のときから、約20年ですね、いま、やってまして。柔道だとインターハイと国体に出場、あと、ジュニアオリンピックの関東大会までは出場しております。一番上の経歴は、関東大会3位ですね」
都「すごいつながってますね」
――(都へ)新間会長と試合がしたいというお話がありましたが、どのような試合形式で闘いたい?
都「ノー・エスケープ、ノー・リング、ノー・ロープ、エニウェアルールでやりたいです。RJPWさんで実際に新間会長がこういったことをされたことはないですか?」
平井代表「もちろん試合はありませんが、前々回の大会のときにリング上でご挨拶をされましたときに、新間会長はローラーを1日1500回やるのですが、リング上で披露しまして、その背中にお孫さんを乗せてローラーをやったという逸話はございます。新間会長のすごさの逸話で、1991年、当時、雲仙普賢岳の噴火がございまして、その噴火で被災して新日本プロレスさんが慰問にいらして、その日に、私が懇意にしていた神戸の会社からお話をいただいて猪木会長のトークショーを、学生1万人の集まりをやるので、そこで講演会をやってほしいという話がありました。場所は神戸ワールド記念ホールだったんですけど、そこで新間会長と私とで東京から行きまして、そこで猪木会長が震災の関係で飛行機が飛ばないということで、伊丹空港に着かず、名古屋空港から新神戸に向かうと。イベントが始まってしまって1時間経っても猪木会長がなかなか来ないということで我々もちょっと心配していたんですが、そのときに新間会長が控え室で、ヒンズースクワットを1000回やられまして。当時60代手前というところなんですけども、そのときにその時点で150キロのベンチプレスを上げていたということで、『新間会長すごいですね』というお話をしたときに、『オレの身体を見てなさい』ということでスーツとYシャツを脱いで胸筋が出ていて、その胸筋の上にコップが乗ってしまった。そういう逸話があるくらい、それが自分にとっては衝撃的だったのですが、約30年近く前になりますね。そういうすごい力を持っている新間会長です」
都「私はそんなスゴい方とは奇をてらわずに、ふつうにオンリーギブアップルールでやりたいです。私がもし勝たせていただけたら“過激な仕掛け人”というキャッチフレーズを譲っていただきたいです。使いたいです。それをかけてやりたいです。本気です、ハイ」
――もし勝利した場合、WWE殿堂者にシングルマッチで勝利したということになるが、その場合、世界に羽ばたこうとか?
都「ハイ、いまのところはお話が来たらちょっと考えます。私は日本が好きなので、もうちょっと日本で頑張りたいです、ハイ」
イベント情報
『初代タイガーマスク 佐山サトル ストロングスタイルプロレスVol.6』
日時:6月26日(金) 18:30開始
会場:ストロングスタイルプロレス特設ホール(無観客試合)
放送:「ニコニコプロレスチャンネル」にて18:30より実況生中継。