市川猿之助が『歌舞伎家話』に三度目の登場 新たな対談相手は大河ドラマ「風林火山」でも共演した嘉島典俊
(左から)市川猿之助、嘉島典俊
2020年9月11日(金)20時、イープラス「Streaming+」にて、歌舞伎夜話特別編『歌舞伎家話(かぶきやわ)』第七回を開催することが決定し、市川猿之助と嘉島典俊が出演することも発表された。
5月から松竹演劇本部が開始したオンライン企画、歌舞伎夜話特別編『歌舞伎家話』。第一回に松本幸四郎と尾上松也、第二回に尾上松也と中村七之助と小栗旬、第三回に松本幸四郎と市川猿之助、第四回に市川中車と坂東巳之助と中村米吉と中村児太郎、第五回に片岡仁左衛門と片岡孝太郎と片岡千之助の親子三代が出演。そして、第六回には市川猿之助と市川團子が登場し、二人の時に哲学的な芸談、人生談話も話題となった。
そして、歌舞伎座では8月から歌舞伎興行が再開、リアルでの歌舞伎が盛り上がりを魅せている。『八月花形歌舞伎』では第三部『吉野山』で佐藤忠信実は源九郎狐を、澤瀉屋の魅力溢れる演出で客席の目を釘付けにした猿之助。今月の『九月大歌舞伎』では第二部『色彩間苅豆 かさね』に出演し、幸四郎との競演で、引き続き、歌舞伎座を盛り上げている。
そんな猿之助が、三度目となる『歌舞伎家話』に出演する。今回、対談相手に指名されたのは、俳優・嘉島典俊。6歳で初舞台を踏み、「チビ玉」の愛称で注目を浴び、これまで数多くの舞台や映像作品で“唯一無二の存在感”を発揮してきた嘉島。猿之助とは、2007年のNHK大河ドラマ「風林火山」で当時亀治郎だった猿之助の武田晴信(信玄)の弟・武田信繁役で共演。二人は兄弟役として一年間の大河ドラマを盛り上げた。
NHK大河ドラマ「風林火山」武田信玄(晴信)=市川猿之助(当時 亀治郎)、武田信繁(晴信の弟)=嘉島典俊(2007年)
その後、猿之助がライフワークとする『スーパー歌舞伎Ⅱ(セカンド)』で歌舞伎に出演した嘉島は、2015・16・17年『ワンピース』ではブルックと赤犬サカズキ、18年『ワンピース』ではウソップと赤犬サカズキという重要な役柄を演じ、2018・19年新作歌舞伎『NARUTO』では、はたけカカシ役で敵対するラスボス、うちはマダラ役の猿之助と対峙。2019・20年スーパー歌舞伎Ⅱ『オグリ』にも出演するなど、演出もつとめる猿之助の絶対的な信頼を得ている人物だ。
スーパー歌舞伎Ⅱ『ワンピース』ルフィ=市川猿之助、ウソップ=嘉島典俊(2018年4月大阪松竹座)
これまでの共演舞台の話や芸、お互いのことなど、二人きりで行うトークイベントは今回が初めて。充実したトークが繰り広げられることは間違いないだろう。
市川猿之助 コメント
市川猿之助です。「歌舞伎家話」には、三度目の登場となります。
幸四郎さん、團子に引き続き、今回は、嘉島典俊さんにお願いしました。
大河ドラマ「風林火山」で共演して以来、スーパー歌舞伎Ⅱ『ワンピース』、『オグリ』にも出演していただきました。
私の作品作りにはなくてはならない素敵な俳優さんです。
そして、不思議な俳優さんです。その謎に迫れればと思います。
是非、ご覧ください。
配信は本日9月4日(金)午前10時より開始となり、13日(日)20時まで販売される。なお、13日(日)23:00までアーカイブ視聴も可能だ。
配信情報
■配信日時:2020年9月11日(金)20時開始
※時間は70分程度を予定
■配信場所:イープラス「Streaming+」
■配信内容:市川猿之助、嘉島典俊 によるトーク配信
■:2,000円(税込) 9月4日(金)午前10時より発売開始
※有料配信は、9月13日(日)20:00 まで発売。
※配信開始後、配信終了後に購入の方も、9月13日(日)23:00までアーカイブ視聴ができます。
■購入方法:「イープラス 歌舞伎家話」で検索 ( https://eplus.jp/kabukiyawa-ppv/ )
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